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テック競争、日本の再挑戦  厚い「産業資産」武器に

2025年を読む 変革の行方④

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人工知能(AI)の米国、電気自動車(EV)の中国。テック競争で両国に大きく水をあけられる日本は2025年、反撃できるだろうか。日本が蓄えた「産業資産」がカギを握る。

一つは車だ。トヨタ自動車は25年から新型車に制御全般を担う基本ソフト(OS)を搭載する。新しい運転機能ができれば全面改良を待たずにインターネットからソフトウエアで改善部分をアップデート(更新)。娯楽やデータサービスも有料で提供する。...

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中山 淳史

自動車、電機など産業動向、経営トレンドに精通。編集委員、論説委員などを経て2017年2月より現職。「GEと東芝」「移動の未来」などで講演多数。2001年の米同時テロをニューヨーク駐在時に取材。アルゼンチン留学も。

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