ロシアや中国が「エネルギー経済圏」 揺らぐドルの価値
編集委員 志田富雄
米国から経済制裁を受けるロシアやイランが、中国・インドなどの消費国とエネルギー貿易で結びつきを強め、「エネルギー経済圏」を形成している。そこを中心に取引決済で人民元などの利用が増え、ドルの価値を揺さぶる。中国などの金準備増強と相まって金相場を支える構図も見える。
国際エネルギー機関(IEA)の統計で、ロシアは昨年から原油と石油製品を合わせ日量800万バレル前後を安定して輸出している。欧米による制...
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