この記事は会員限定記事です中国・ロシア主導のBRICS「反西側」化、サウスは拒否
BRICS拡大の矛盾㊤ 客員編集委員 脇祐三
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多様な観点からニュースを考える中国、ロシアと、インド、ブラジルなど有力新興国9カ国で構成するBRICSは10月、ロシアで首脳会議を開いた。BRICSとの協力を希望する国々を含めて36カ国が参加し、将来のメンバー候補とみなされる「パートナー国」制度を設けた。中ロを核としたグループが世界で勢力を増しているようにも見えるが、西側諸国に対抗する意図を込めた中ロによるBRICS拡大路線に対しては、ブラジルやインドの抵抗も強い。経済力の...
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