石川・珠洲の護岸、25日に本格復旧着手 能登地震で被災
国土交通省能登復興事務所は22日、能登半島地震で被災した石川県珠洲市の海岸にある護岸の本格復旧工事を25日から始めると発表した。地震で倒壊した護岸を撤去し、新たに護岸を造る。同海岸は自治体に代わって国が工事を担う「権限代行」で応急復旧が進められてきた。2026年3月末までの本格復旧完了を目指す。
工事に着手するのは上戸地区にある約2160メートルの海岸沿いにある護岸。土のうを配置するといった応急復旧は6月に完了していた。珠洲市内には他にも地震で被災した護岸はあるが、工事業者への発注や契約を進めながら順次工事に着手する。
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。気象庁は約4時間にわたり大津波警報を発令し、日本海側の広い範囲に津波が到達しました。各地の被害状況など最新ニュースをお届けします。
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