横浜港の10月輸出額7.2%減 アジアからの輸入は最高
横浜税関が発表した10月の貿易速報によると、横浜港の輸出額は前年同月比7.2%減の7288億円で、3カ月連続で前年を下回った。主要品目の自動車や自動車の部分品などが減少した。輸入額は4.2%減の5530億円だった。アジアからの輸入は10.3%増の3492億円で過去最高となった。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は15.5%減の1758億円だった。
輸出を品目別にみると、自動車は3.3%減の1431億円、自動車の部分品は21%減の361億円だった。半導体等製造装置は好調だった前年同月の反動から47.6%減の118億円となった。
輸入の品目別では主要品目の非鉄金属が23.1%増の395億円だった。韓国からの銀が増加した。有機化合物は54.2%増の298億円だった。インドからの農薬などが約8倍の136億円と大幅に増加した。
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