北陸電力送配電、労働災害を疑似体験 VRで安全意識向上
北陸電力送配電(富山市)は19日、現場の社員に向け業務時の災害を疑似体験する研修会を実施した。仮想現実(VR)も活用しながら作業時の様々な危険を体感し、安全意識の向上につなげる。
研修会は2012年から実施しており、今年は27人の社員が参加した。電信柱からの転落や落下物による頭部への衝撃を疑似体験した。VRを用いて作業時の階段からの転落や、電線を取り扱う際の負傷事例なども体感した。
参加した社員は「事故の感覚を肌身に感じ怖かった。現場では常に事故が起きないように意識しているが、作業時の危険を体感できる良い機会になった」と語った。
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