金沢ふらっとバス、新デザイン決定 水引で絆を表現
金沢市は18日、市内を走行する循環バス「金沢ふらっとバス」の一部ルートの新デザインを発表した。デザイン案は金沢美術工芸大学の学生が考案し、インターネットなどからの投票で決定した。2025年4月上旬の運行を目指す。
全4ルートの内の一つである「此花ルート」を走る車両のデザインが発表された。タイトルは「水引が結ぶ絆」で、金沢が持つ和のテイストをイメージし、乗客と運転手との絆を水引を用いて表現した。
村山卓市長はデザインについて「斬新かつ分かりやすく、金沢の景観にもマッチしている」とコメントした。残る3ルートを走るバスも車両更新に合わせデザインを変更する方針で、24年度末には案を固める予定だ。