三重交通、路線バス運賃引き上げ 全線で12月から
三重交通は13日、路線バス全線で運賃を12月16日から引き上げると発表した。運賃値上げは2023年3月以来。現行190円の初乗り運賃を200円とする。値上げ幅に相当する平均改定率(実施運賃)は12.3%となる。
通学定期の平均改定率は7.2%、通勤定期は4.7%とする。人口減少などによる乗客減のほか、エネルギーなど輸送原価の高騰が続いており収支改善を図る。運転士の処遇改善も目指す。
予約制高速バスおよび市町村コミュニティバスなどの一部路線は値上げの対象外。同社は8月に国土交通省に運賃改定を申請し、11月13日付で認可を受けた。
原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
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