「岡山芸術交流2025」に中田英寿氏ら 参加者発表
現代アートの国際イベント「岡山芸術交流2025」の実行委員会は12日、作家ら参加ゲストを含めた開催概要を発表した。サッカー元日本代表の中田英寿氏のほか音楽家や建築家、科学者など、芸術家に限らず幅広い分野から11カ国30組が参加する。屋外での展示に重きを置くことが特徴で、街の雰囲気を変えるような展覧会を目指す。
岡山芸術交流実行委員会は同日、タイトルを「青豆の公園」にすることも発表した。作家・村上春樹氏の小説「1Q84」の登場人物に由来する。アーティスティック・ディレクターのフィリップ・パレーノ氏は狙いについて「岡山を『現実と想像が融合する街』へと変革していく」とのメッセージを出した。
岡山芸術交流2025は25年9月26日から11月24日の会期で開催される。岡山市や岡山県、岡山商工会議所などが実行委員会となって3年に1度開催し、4回目となる。25年の瀬戸内国際芸術祭や国際博覧会(大阪・関西万博)との相乗効果で誘客を目指す。
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開催されます。公式キャラクターは「ミャクミャク」。パビリオンの解説やアクセス方法のほか、イベントや参加国・地元の動きなど最新ニュースを豊富な写真や動画でお伝えします。