朝日新聞カメラマンが負傷、キーウで攻撃続く
ウクライナの首都キーウ(キエフ)で31日に爆発があり、朝日新聞社広報部は日本時間同日夜、映像報道部所属の関田航カメラマンが負傷したと明らかにした。キーウではロシアによるとみられる攻撃が同日も続いた。
朝日新聞社の広報部担当者は負傷した経緯やけがの程度などについては「情報収集をしており確認中」としている。キーウのクリチコ市長はSNS(交流サイト)のテレグラムで日本人ジャーナリスト1人が負傷し、病院に搬送されたと明らかにしていた。
クリチコ氏によると、ロシア軍によるとみられる攻撃で、少なくとも1人が死亡し、20人が負傷した。14人がキーウの医療施設に入院した。ロイター通信によると、空襲警報が発令され、ホテルでも爆発が起きた。
ロシアはウクライナへの攻撃を強めている。2022年2月に始まったウクライナ侵攻が長期化するなか、大みそかにもキーウを含む全土で攻撃を続けることで同国国民の士気をそぐ狙いがあるとみられる。
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