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欧州、外国人労働者の流入警戒 社会の形変化に不安
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【ベルリン=赤川省吾】欧州主要国で外国人労働者の流入に警戒感が広がってきた。スイスはクロアチアへの労働市場の開放を凍結、英国やドイツでも失業保険などの給付条件を厳しくすべきだとの声が高まる。手厚い社会保障制度目当ての移住を防ぎ、雇用を守るというのが大義名分だが、底流には外国移民の大量流入で社会の形が変わることへの不安がある。
スイスは9日の国民投票で、移民受け入れに上限を設けると決めた。当初、政...
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