米副大統領、イラクでのトルコ外交官拉致を非難
【ワシントン=川合智之】バイデン米副大統領は11日、緊迫するイラク情勢についてトルコのエルドアン首相と電話で協議し、イラク北部モスルのトルコ総領事館職員らがイスラム過激派の武装勢力に拉致されたことを強く非難した。武装勢力に対し、職員らをただちに解放するよう呼びかけた。米ホワイトハウスが発表した。
ケリー米国務長官もイラクのマリキ首相らと電話で協議。国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」主体の攻撃に対抗し、トルコ、イラク政府を支援すると表明した。