コマツ純利益8%増に下方修正 14年3月期、鉱山需要が低迷
コマツは28日、2014年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比8%増の1360億円になりそうだと発表した。従来予想の46%増の1840億円を480億円下回る。資源価格の低迷で、中南米やオセアニア、インドネシアなどアジアの鉱山機械の需要が低調なため。
売上高は1%減の1兆8600億円(従来予想は9%増の2兆500億円)、営業利益は1%減の2100億円(同44%増の3050億円)へそれぞれ引き下げた。円安効果だけでは鉱山機械の低迷を補いきれず、一転減収の見込みとなる。
13年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比19%増の788億円だった。修正後の通期予想に対する進捗率は58%だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕