東電、企業向け値上げを発表
東京電力は17日、4月に実施を予定している企業向けなど「自由化部門」の電気料金引き上げを発表した。東電が示したモデルケースによると、百貨店、大規模オフィスビルなど契約電力が4000キロワットの「特別高圧」顧客では18.1%引き上げる例もある。中小規模のスーパーや事務所など契約電力150キロワットの「高圧」顧客では13.4%上げる例もあるという。
「特別高圧」顧客に対しては、既存契約の単価にに1キロワット時あたり2.58円、「高圧」顧客は1キロワット時あたり2.61円を一律に上乗せする。
同社は「上乗せする単価は現行料金の前提に対する燃料費等の負担増分のうち、当社の徹底した合理化を織り込んだ上でまかないきれない部分に相当する」とする。〔日経QUICKニュース〕
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