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ETF争奪戦 東証は出遅れ、低流動性に投資家敬遠
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世界の取引所で急成長する上場投資信託(ETF)を巡る陣取り合戦が過熱している。低コストを武器に、世界のETFの売買代金は過去10年で5倍に膨らんだ。米国勢がシェアの過半を握るが、機関投資家の活用が進むETFは将来の成長に不可欠だ。出遅れていた東京証券取引所も証券会社などの関与を促す新制度で巻き返しを狙う。
「世界でETFが人気なのは疑いようがない」。3月、初のETFが登場したカタール証券取引所の...