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「85万人不足」予測見直し 日赤の献血需要

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日赤は「2027年には献血者が約85万人不足する」とした4年前の需要推計を見直し「献血率が微増すれば、ほぼ賄える」とする新たな試算をまとめ、6日に開かれた厚生労働省の血液事業部会で報告した。出血を控える手術など医療技術の進歩で、予測に反して輸血用血液製剤の供給が減少に転じた。

日赤は14年、輸血の使用割合が高い高齢者の増加を見越し、ピークとなる27年には延べ約545万人の献血者が必要となる一方、献血する人は約459万人にとどまるとする推計をまとめた。

しかし、増加が続くと見込まれた血液製剤の供給量が11年から減少に転じたため、医療機関への聞き取りや供給実績を基に計算し直すと、27年度に必要な献血者は477万人となった。

16年度の献血者数は約482万9千人。人口減少を考慮しても、献血率を現在の5.7%から0.5ポイント上げれば、需要を賄えるとしている。

日赤血液事業本部の千葉広一経営企画部長は「あくまでもシミュレーション。血液製剤は有効期限があり、日々必要。将来を見据え、献血率が落ち込む20代を中心に啓発活動に力を入れる」と話している。〔共同〕

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