運送、リーマン・ショック以来の倒産件数 24年問題重荷
運送、リーマン・ショック以来の倒産件数 24年問題重荷
運送会社で燃料高・コスト増が重荷になっている。「物流の2024年問題」が関心を集め運賃引き上げに応じた荷主企業も多い中、多重下請け構造の下方にある運送会社には恩恵が薄く、収益が悪化。人手不足も響き、24年度の倒産件数は、リーマン・ショックのあった08年度に次ぐ高水準だった。
帝国データバンクによると、24年度の道路貨物運送業の倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年度に比べ34件多い351件だ…
