2022-06-01
国立科学博物館『宝石展』!!
―――――――さて、先日行って参りました、国立科学博物館で開催中の『特別展 宝石』でございます。
チケットは時間予約制で、当日販売分もありますが、まあ、事前にちゃんとチケット買っておいた方が、会期終了間際は安心です。
そして時間予約制にしている割には混んでる印象です(笑)…予約制でなけりゃどんだけ混んでるのさ
世界各国の歴史ある王室の財産的な宝飾品コーナーだけは撮影禁止ですが、それ以外は撮影OK。
なのでなかなか列が進まないのよ(笑)
しかし別に順路に従って進め、という指示はないので空いてるところからどうそー、と係員さんもずっと案内しています。
なんだかよくわからんが、アメジストドームとワタクシ。
入り口付近にある撮影スポット、2・5mあるアメジスト。
ダイヤモンドの原石。
原石コーナー。
このパイライトが、綺麗な正四角形の結晶に育っていくのが本当に不思議。
煙水晶の原石のデカさ、えげつない(笑)
で、それらをカットして研磨した巨大宝石コーナーがこれまた笑っちゃうくらいのデカさ。
まあ、水晶系なのでお値段的にはそれほどでもないですが、でも濁りのない綺麗な石で大きいのでそれなりにはなるのではないかと。
アンティークの帯留め集めてますとね、よく目にする翡翠と瑪瑙、同じくグリーンなので判別つかないんですよ。
瑪瑙と翡翠の判別の仕方、とかネットで探してもいまいちよくわからんし…
なので現物を並べて見比べられる機会があって嬉しい。
翡翠の方が明るい緑で若干透明感があるかな。瑪瑙の方はちょっと濁った緑。
まあ、翡翠もピンキリでございましょうから質の悪いものは瑪瑙っぽいものもあるかと思いますが。
…ネットで『翡翠』と紹介されてて安いものは、まあ、瑪瑙かと疑ってかかった方がいいでしょうな(笑)
ブラックライトで発光する石類。
オパール。
故・さくらももこ氏によって有名になったと言っても過言ではないパライバ・トルマリン。…私も彼女の本で初めてこの石の存在を知った。
綺麗な透明なターコイズからピーコックグリーン系の色で、硫酸銅の結晶とか好きな方はたまらないかと(笑)←綺麗なのよ、硫酸銅の結晶。宝石並みに。
そしてお待たせ!!こちらがSNSで話題の『長ネギ宝石』、トルマリンの原石です。
思ったよりかは小さい印象ですが、見事に長ネギ(笑)
根っこから葉っぱまで素晴らしい長ネギ表現でございます。
アンモナイトの化石が宝石化して「アンモライト」。…紛らわしい…
現代ものの宝飾品も展示されており、こちらは撮影OK。
画像がぼやけ気味なのが申し訳ない。
で、暗がりで光を当てて展示してあるダイヤのパワーって凄くって、虹色のギラギラ輝いてるって感じですわ(笑)
水晶もガラスも、この虹色ギラギラがないので一目瞭然ですね。
シルバーラメとホログラムラメぐらい違う。←表現が貧しい。
で、これらを抜けると、撮影禁止ゾーン、世界の王室とお貴族様収蔵の宝石コレクションが!!
…感想としては『帝政ロシア、パねえ』でございます。
それくらい帝政ロシア時代、特にエカテリーナ2世時代ですが、やたらと帝政ロシアのものばっかりある。
『グリゴリー・オルローフ公爵にエカテリーナ2世から贈られたもの』とかあって、池田理代子作品読んでれば『ああ、あの愛人ね』ってのがわかるんですが、その愛人にとんでもねえ宝飾品貢いでるエカテリーナ2世…
それができる帝政ロシア。…まあ、それが祟って最終的には財政難で革命ですが。
そんなのが、特に仰々しい説明もなく普通にゴロゴロ展示されてるゾーン。
あまりに凄すぎて、ほとんど記憶に残ってない(笑)
なので図録を買ってこなかったことを激しく後悔。
図録、通販もしてるのですが、発送まで1ヶ月かかるんですのよ、奥さん。注文殺到過ぎて。
なので図録目当てで再び行こうと思ってる次第。
そして王室のきらびやか宝飾品コーナーで魂が抜けた、最後のコーナーが、補足説明的なコーナー。
そしてここでも翡翠と瑪瑙の違いをチェック(笑)
500円ですが鉱物ガチャもありました。
そして館外。
シロナガスクジラ模型と修学旅行生とワタクシ。
国立科学博物館外観と逆光のワタクシ。
そしてここで日傘をベンチに引っ掛けて忘れてきたことに気が付いて、再入場(笑)
上野駅公園口付近の国立西洋美術館にて考える人と疲労で顔が険しいワタクシ。
…余談だが『考える人』って小学校の教科書にも載ってたものだから、まさかそれが日本の上野にあるなんて、しかもレプリカでなくて本物!!ってことに小学生の頃のワタクシはびっくりし、そしてそのままずーっとこの年まで生きてきたのですが、帰宅後、何気なく考える人について調べてみたらば、何と世界各国に20数体存在してるって話じゃございませんか!!
しかもどれもが『本物』。
…鋳造だから、まあ、いくらでも作れるっちゃ作れるものだったのね…
あたしゃ1点ものだとずっと信じていたよ。
まあ、自由の女神だって世界各国に無数に存在してるしな(笑)←それは意味合いが違う。
『宝石展』、会期は6月19日まで。
お次は名古屋に巡回します。
終了間際は特に混雑するのでお早めに~!!
6月になったのでブログ村バナー画像を替えてみました
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チケットは時間予約制で、当日販売分もありますが、まあ、事前にちゃんとチケット買っておいた方が、会期終了間際は安心です。
そして時間予約制にしている割には混んでる印象です(笑)…予約制でなけりゃどんだけ混んでるのさ
世界各国の歴史ある王室の財産的な宝飾品コーナーだけは撮影禁止ですが、それ以外は撮影OK。
なのでなかなか列が進まないのよ(笑)
しかし別に順路に従って進め、という指示はないので空いてるところからどうそー、と係員さんもずっと案内しています。
なんだかよくわからんが、アメジストドームとワタクシ。
入り口付近にある撮影スポット、2・5mあるアメジスト。
ダイヤモンドの原石。
原石コーナー。
このパイライトが、綺麗な正四角形の結晶に育っていくのが本当に不思議。
煙水晶の原石のデカさ、えげつない(笑)
で、それらをカットして研磨した巨大宝石コーナーがこれまた笑っちゃうくらいのデカさ。
まあ、水晶系なのでお値段的にはそれほどでもないですが、でも濁りのない綺麗な石で大きいのでそれなりにはなるのではないかと。
アンティークの帯留め集めてますとね、よく目にする翡翠と瑪瑙、同じくグリーンなので判別つかないんですよ。
瑪瑙と翡翠の判別の仕方、とかネットで探してもいまいちよくわからんし…
なので現物を並べて見比べられる機会があって嬉しい。
翡翠の方が明るい緑で若干透明感があるかな。瑪瑙の方はちょっと濁った緑。
まあ、翡翠もピンキリでございましょうから質の悪いものは瑪瑙っぽいものもあるかと思いますが。
…ネットで『翡翠』と紹介されてて安いものは、まあ、瑪瑙かと疑ってかかった方がいいでしょうな(笑)
ブラックライトで発光する石類。
オパール。
故・さくらももこ氏によって有名になったと言っても過言ではないパライバ・トルマリン。…私も彼女の本で初めてこの石の存在を知った。
綺麗な透明なターコイズからピーコックグリーン系の色で、硫酸銅の結晶とか好きな方はたまらないかと(笑)←綺麗なのよ、硫酸銅の結晶。宝石並みに。
そしてお待たせ!!こちらがSNSで話題の『長ネギ宝石』、トルマリンの原石です。
思ったよりかは小さい印象ですが、見事に長ネギ(笑)
根っこから葉っぱまで素晴らしい長ネギ表現でございます。
アンモナイトの化石が宝石化して「アンモライト」。…紛らわしい…
現代ものの宝飾品も展示されており、こちらは撮影OK。
画像がぼやけ気味なのが申し訳ない。
で、暗がりで光を当てて展示してあるダイヤのパワーって凄くって、虹色のギラギラ輝いてるって感じですわ(笑)
水晶もガラスも、この虹色ギラギラがないので一目瞭然ですね。
シルバーラメとホログラムラメぐらい違う。←表現が貧しい。
で、これらを抜けると、撮影禁止ゾーン、世界の王室とお貴族様収蔵の宝石コレクションが!!
…感想としては『帝政ロシア、パねえ』でございます。
それくらい帝政ロシア時代、特にエカテリーナ2世時代ですが、やたらと帝政ロシアのものばっかりある。
『グリゴリー・オルローフ公爵にエカテリーナ2世から贈られたもの』とかあって、池田理代子作品読んでれば『ああ、あの愛人ね』ってのがわかるんですが、その愛人にとんでもねえ宝飾品貢いでるエカテリーナ2世…
それができる帝政ロシア。…まあ、それが祟って最終的には財政難で革命ですが。
そんなのが、特に仰々しい説明もなく普通にゴロゴロ展示されてるゾーン。
あまりに凄すぎて、ほとんど記憶に残ってない(笑)
なので図録を買ってこなかったことを激しく後悔。
図録、通販もしてるのですが、発送まで1ヶ月かかるんですのよ、奥さん。注文殺到過ぎて。
なので図録目当てで再び行こうと思ってる次第。
そして王室のきらびやか宝飾品コーナーで魂が抜けた、最後のコーナーが、補足説明的なコーナー。
そしてここでも翡翠と瑪瑙の違いをチェック(笑)
500円ですが鉱物ガチャもありました。
そして館外。
シロナガスクジラ模型と修学旅行生とワタクシ。
国立科学博物館外観と逆光のワタクシ。
そしてここで日傘をベンチに引っ掛けて忘れてきたことに気が付いて、再入場(笑)
上野駅公園口付近の国立西洋美術館にて考える人と疲労で顔が険しいワタクシ。
…余談だが『考える人』って小学校の教科書にも載ってたものだから、まさかそれが日本の上野にあるなんて、しかもレプリカでなくて本物!!ってことに小学生の頃のワタクシはびっくりし、そしてそのままずーっとこの年まで生きてきたのですが、帰宅後、何気なく考える人について調べてみたらば、何と世界各国に20数体存在してるって話じゃございませんか!!
しかもどれもが『本物』。
…鋳造だから、まあ、いくらでも作れるっちゃ作れるものだったのね…
あたしゃ1点ものだとずっと信じていたよ。
まあ、自由の女神だって世界各国に無数に存在してるしな(笑)←それは意味合いが違う。
『宝石展』、会期は6月19日まで。
お次は名古屋に巡回します。
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