<

![endif]-->

fc2ブログ
2009-06-30

朝顔コーデ、2009。その1





先日の川越の骨董市に着て行ったコーデでごわす。

天気が曇りのち雨、と云う予報だったのと、前日の浦和の骨董市で汗だくになったのとで濡れても平気な綿絽の浴衣を着物としてコーデ。

浴衣は2年前にヤフオクで落札。4600円で落札…朝顔柄はシーズン前に落札しましょう(笑)

帯は先日完成させた銘仙端切れの朝顔帯。この浴衣に合わせるつもりで作ったが、合わせたら、大柄でも大人の朝顔コーデになりましてございます。

で、ここで終わらせないのがワタクシなのさ。

半衿も帯留めも足袋靴下も朝顔柄。

半衿にしたハンカチと足袋靴下は100均『Can Do』出身。

帯留めはozawamiさんから頂いた朝顔柄マグネット改造もの。

ちなみに髪飾りも朝顔で、羽衣牡丹さんからの頂き物♪

地味でも全身朝顔なのさ(笑)


さて、派手系の朝顔コーデ、その2は来週の朝顔市ツアーへ着て行くつもりだったのだが、何やら平日と云うこともあり、参加者が少なくツアーそのものが催行できるか怪しげに…

…6日の入谷の朝顔市、皆さんご参加下さりませよ~(涙)

2009-06-29

2日連続骨董市参戦!!川越編。

さて、昨日。起きてみたらどんよりとした曇りで、動いても汗が出ない。

浦和骨董市での疲れも、夕飯も喰わずに寝続けたおかげですっきり。

と云う訳で、いきなり思い立ち、前々から覗いてみたかった『川越成田不動蚤の市』へ♪

ここは毎月28日の開催です。…平日開催だろうが何だろうが混みあってるらしいぞよ。

川越へはヘタすりゃ片道2時間、平均して1時間半くらいかかるのだが、今回はたまたま行きはすいてて50分くらいで現地到着。

喜多院の駐車場もちょうど1台スペースが空いてて、スムーズに駐車でき、まずまずのスタート♪



喜多院の隣に位置する成田不動。市も何もない日にしか見たことなかった私は、ガラ~ンとした境内しか知らなかったのだが、骨董市の日はここまで人がいっぱいなのか!!

川越と云う土地柄、観光客が多く、浦和に比べて客層も若い人が多いです。

そして着物屋さんも、着物姿も多かった。

…着物姿…アンティーク着物で全身コーデの方が4名もいたのですよ!!2名同士が2組も。

なぜか骨董市に着物で着ている人たちって、お互いを避ける傾向があるので、写真撮らせて欲しかったがそのタイミングがなく、私も買い物に没頭している間にその方々は帰ってしまっていた…

うう、隠し撮りでも撮りたかったな~

しかしだ、なぜかそのうちの2名、『青地に大柄のカラフル百合柄の絽+百合の刺繍帯』というコーデでして、同じもんが2つとしてないアンティークにもかかわらず、まるでお揃いかのような佇まい…

…きっと瞬時にお互いの存在を把握し、そして「ンゲ!?かぶってやがる!!」と嫌な気分になったに違いない(笑)

ええ、もう、滅多にお目にかからないような派手さだったんですのよ。まずかぶることがないような。

…アンティーク着物が闊歩する町、川越は危険地帯だ(笑)

そして私までもが百合コーデでなくて、心底ほっとしたワタクシであった。





詳しくはトルソーちゃんでのコーデアップの時に記しますが、一応全身朝顔コーデ。

…これも着物は地味なので、華やかアンティークさんが買い物に来る川越の骨董市では、またしても目立たず…

またしても端切れ好きのおばちゃんに帯のみ褒められる、と云う事態に…

あ、でも今回初めて「己の姿を客観的に見る」ような機会に恵まれ、安くていいものを発掘するべき骨董市に、華やかなお嬢さん着物コーデは完璧に浮く、と云う事がよくわかったっす(笑)

結局のところ、目立たなくても骨董市には動きやすい、チャキチャキな着物姿に半幅が妥当なところなのかもな~


骨董市でも買い物しまくったが、川越だ。他にもまわる店がある。

その後栄屋さん、はいからやさんとまわり、帰途についた途端に雨が降り出す。

帰りは選択ルートを間違え、帰宅に2時間半かかりましたさ、あはは…

でもいっぱいお安く買い物も出来たし、川越の盛り上がりは浦和にはないものなのでまた来たいと思ったっす。

今度川越ツアー組むとしたら、骨董市の日合わせだな(笑)

あ、そうだ。私も買い物で2日連続骨董市であったが、雑貨で出店なすっている里莉さんも浦和、川越と2日連続で出店だったのでした。

…出店者は深夜から現地に来ている…ご苦労なことです~

そういえば、今月は3回骨董市に行ったが、全部に参加している出店者さんも結構いたなあ。

参加する方は売る方も買う方も体力いるわ…
2009-06-28

…真夏日の骨董市で着物…死ぬ…

朝岡雪路の飼ってる黒猫(でもボンベイって高級猫)が『おじょう』と云う名前で、なんだか安心しているあすかです。

さて、昨日、昨日は暑かった…ええ、あれから着物着て骨董市に行きましたです…

既に着る前から暑かったんだが、あのコーデは庭のカサブランカと一緒に撮りたかったので、朝っぱらから若大将がギター持って爽やかに登場しそうな燦々と降り注ぐ陽光の下、とりあえずお出かけ前に庭にて撮影。



…いつになく厳しい眼差しが、その後の厳しさを物語っているようです。

なぜか両隣の家も一斉にお出かけの様子でワラワラと人が出て来たので、この草っぽい着物でこの藪の中で地蔵のように動かずやり過ごすワタクシ。

……できることなら挨拶もしたくない、という感じの悪い新入りの住人(笑)…だって普段の落ち武者風味の恰好とは明らかに違う人になってるんだもん、ワタクシ…



ちなみにこうやって立つと、道路に立ってる工事の交通整理のおっちゃんと目が合います…何で昨日はやたらと人が玄関付近にいたんだ…本日は人っ子一人いません…



全身画像。…うーん、婆くさい、いや、地味だのう…

で、この地味さってのが骨董市でより威力を発揮するのだ…



さて、骨董市。今回はいつも使ってる小道沿いが使えなくなっており、普段はその場所に出店する人たちが公園内に詰め込まれていたので、いつもよりもかなりギュウギュウ。

でも今回初めて見る着物屋さんもいて、着物関係の出店は増えてました。

超安い店もあったので安いもんばかりを買ってきましたぞよ。アップは後日ね♪



…このグレーのデカくて不気味な招き猫。貯金箱らしいが1000円…

この鶴瓶顔の猫、一見笑ってはいるが酒の入った鶴瓶、通称「悪瓶」みたいな感じで気になって気になって仕方がない(笑)

買おうかな~でも貯金箱か~つかデカいしどこに置くのさ~と悩み、結局買わなかったんだが、今考えてみたら、デカいので開閉式の小判の中に蚊取り線香入れて、煙を金投入口から出せば、立派な蚊取り線香容器になるではないか。

…次回までまだ売れ残っていたら買おう…


骨董市、毎回着物で買い物に来る人ってのはどうやら定着しているようで「あ、先月もあの人着物で来てたな」と云う人が数名。

なぜか着物姿の人同士は不自然なくらい交流しないんだが、当然、お店のおばちゃん達は着物と見れば色めき立つ。

かれこれ4回、着物で登場してきている私。おばちゃん達の「あら~着物、若い子が着てるといいわねえ、私も若かったら着たいわ~」という称賛の声は毎回聞き続けていたのであった。

…しかし今回は誰も、誰も称賛せず…

唯一声をかけてきたおばあちゃんは「あら~その帯、どこで買ったの?とっても素敵ねえいい帯だわ!!」と帯のみをほめちぎって去って行った…

つまりおばちゃん世代にとっては、ほめちぎるポイントってのは「自分らでも着れるような着物コーデ」ではなく「自分らが若かりし頃に着たかったコーデ」なのだな。

…この着物は婆さんでも着れるが、この帯は若い人でないと締められないもんな…

悔しいので次回は派手に装って出動してやろうと思うなり(笑)


買い物は安くて可愛いのを入手したのでハズレがなかったが、暑くて暑くて汗が滝のように出るわ、おばちゃんにはほめられないわ(笑)、光化学スモッグが出たせいで帰ってきてみたら呼吸が苦しいわ、で割と厳しい1日であった。

午前中ですっかり体力使い果たし、夕飯も喰わずに寝続け、今朝起きたらこのどんより涼しい天気…

洗車で動いても汗かかない…これは着物でお出かけしても大丈夫か!?

てな訳で、昨日は浦和の骨董市だが、本日は川越の骨董市があるので出かけてみようと思うなり。

…何気に体力あるよな、あっし…
2009-06-27

『我が家の百合が咲きましたぞよ』コーデ(笑)





我が箱庭の咲き遅れていた百合、カサブランカがやっと開花したのでお祝いのコーデ。

あくまで庭のカサブランカ開花のお祝いなので、百合はあくまで帯のみ。

…ターコイズ地に大輪の山百合の帯もあるけど、それコーデしたら庭のカサブランカに喧嘩売ってるようなもんだ(笑)

斬新なデザインで、ところどころに刺繍が入ってる百合の絽帯、川越の栄屋さんで1000円。

…これ、かなりシミも汚れも激しくて、私ですら「うーん…」と着用するのにかなり躊躇するんだが、目立つシミには上から金糸で水玉の刺繍をし、合わせる着物をどんよりとした色調にして、帯の汚れを少しでも目立たせない作戦に出ました。

着物は、激安着物店で500円だったレース着物。「お高いレース着物が500円!!」と速攻で買ったが、この色調が私の趣味ではなく、なかなか出番が回って来ず…

こーゆー汚れまくり帯と合わせるには、実はかなり重宝する着物なんですねえ。

汚れのある物に綺麗な色調の物を合わせると、より汚れが強調されるので、くすみ系はくすみ系に合わせると結構マシになります。おためしあれ。

半衿は相変わらず美容衿に付けっ放しのビーズ半衿。

選んだ帯揚げの朱色の絞りに合いそうだったので、帯留めは、赤唐辛子さんから頂いて、まだ1度も使ってないガラスおはじきを。


…さーて、今日は浦和の骨董市なのさ。

気温が真夏日になる予定なのさ…これ着てさっさと行ってさっさと帰って来よう…

2009-06-25

玄関も箱庭もいよいよ夏仕様に。

近所の中学校が『すすめ!稲中卓球部』のモデルだと知り、大変驚愕しているあすかでございます。…だって街中に稲中の香りすら漂ってないんだもん…

さて、6月も終わりに近づき、玄関周りも夏仕様になりました。



金魚鉢に100均のぷかぷか金魚浮かせたり、睡蓮の造花を浮かせたり。

実姉から貰った『荒波に所在無げに漂う招き猫』手ぬぐいもタペストリーにして飾ってみた。

…飾ってみると一段と、激しいくらいの波の爽やかさと途方に暮れた顔の招き猫の対比がすごい(笑)…一匹なんて片手放り出してるしさあ。

壁には『トホホ招き猫』だが、上がり框には『猜疑心黒猫』マットが。



しまむらで発見したい草マット。…この猜疑心満ち溢れた目つきの黒猫が素晴らしい!!

お揃いのフロアマットも買っちゃったもんね(笑)

ちなみに黒猫ズは、い草の香りがお気に召さぬようでこのマットには乗らない…



門扉の横の塀の上のランタナも満開。そうそう、いつぞやセリアで買った『園芸用猫飾りピック』は猫部分を黒く塗り、ちゃんと寄せ植えにぶっ刺しております♪

そして箱庭にひしめく植物群…



日蔭でどんより湿ったとこが好きなカラー、球根から植えたものがやっとここまで成長。

それからちっとも成長せず、このまま死に絶えるのではないかと危惧された鉄線はようやく活動を開始した模様。

超安売りの蓮根買ったら、何やら芽が出そうな感じだったので、切れっぱしを水耕栽培。

そしたらこんなひょろひょろ葉っぱが出てきましたよん。

まあ、食用なので花が咲くとは思えんが…というかこのまま成長するのかも謎。



何やらほぼ藪と化している箱庭。

鉢の大きさに対し、異様にデカくなってる萩とか、地植えにしたらメキメキと大きくなって、また花がバカバカ咲きそうな時計草とか。

あ、カサブランカがようやく開花しました!!



今後の天候によっては、またこの花も切り花となって部屋に飾られるであろう。


さっきゴミ捨てに行ったら、『ご近所の出入り自由猫揃い踏み』と云った感じで立て続けに3匹と出会う。…猫集会があった模様。



ちなみに白サバトラちゃんは、我が家を散歩コースにしており、よくデブ子に吠えられている…

残りの三毛ちゃんには逃げられて撮影できず。



外に出したら回収が大変なのと、他の猫と出くわすと喧嘩売るのとで、外出禁止の身に成り果てたデブ子。
2009-06-24

猫もバテる暑さなり。

…昨日、暑かったっすね…何より湿気がすごくて。

今夏初めてクーラーを使いましたです。原因はお嬢。



いつもこのように、常に何かに驚きつつ生きているような顔のお嬢。

しかし昨日は違った。



……白目を剥いていらっしゃる……

白目を剥くほど暑いなら、そんなモコモコ布団で寝ないで、もっと涼しい床で寝ればいいじゃないのさ…

家の中で快適なところを探して歩いては、さっさとそこで行き倒れるデブ子と違って、お嬢はどんなに暑くても寝馴れた場所で寝続ける、求道的な一面あり。



一方のデブ子。飼い主の喰ってるアイスを可愛くない顔でべちべちと舐め腐っていた。


クーラーも効き、居心地の良い部屋になった頃、ふと気が付くと居なくなってる黒猫ズ…

人工的な涼しさは苦手らしい。…エコな猫のエゴ…
2009-06-19

紫陽花コーデで花盛りの紫陽花見物♪…ただしローカル…

各地で紫陽花の見ごろを迎え、紫陽花の名所には人がわんさか押し寄せているようであるが、タダでお手軽をこよなく愛するワタクシ。

またしても市営の公園の紫陽花で済ましたのさ。先日の菖蒲田の隣の。

さいたま市内には他にも紫陽花が道なりに沿って咲いてる場所もいくつかあるんだが、車が安心して停められてタダ(笑)なのは、恐らくここだけであろうと思われるので迷わずこの大宮第二公園へ。

…菖蒲コーデの時はアマカメラマンにつかまったので、今度は平日に赴いた。



木陰になる薄暗い一角に、どわわわわっと背の高さの紫陽花の群れ。

何種類かの紫陽花が植わっております♪

で、見ごろだけに平日でも絵画教室と思しき絵描き集団やら、アマカメラマンはいた…

でも菖蒲田の帰りにロケハンしたおかげで「人目につかず、花も綺麗な場所」は知っている。





心置きなく撮影に勤しむワタクシ。…ああ、でも紫陽花の青が綺麗じゃないなあ…

やっぱり『明月院ブルー』って独特の色なのね。観光客が押し寄せるだけはある。

で、今まで知らなかったんだが、紫陽花の花にも香りがある!!…紫陽花、香りのない花の代表かと思っていたぜ。

…ここまで大量の花に囲まれて初めてわかるくらいなので、一株だけだったらほとんど香りはしないと思うが…

どんな香りか、と云われても表現できぬが、少なくとも異臭ではないです(笑)



香りに誘われてなのか、雀ちゃんも紫陽花見物。…それともかたつむりでもいるのか!?(笑)

…そういえば子供の頃は、紫陽花にはかたつむりが結構へばりついてたものだが、これだけの紫陽花でありながら今回は見なかったなあ、かたつむり。

撮影が終わったら、この公園にはもう用はないのでさっさと帰宅。…ぐずぐずしてるとアマカメラマンにつかまるし(笑)



帰宅してみたら、鉄格子の奥から覗く黒い影…

道に面してて、ちょうど視界を遮るものがないリビングの掃き出し窓、黒猫ズのお気に入りなので、よく通りを歩むものから「あ、黒猫!!」とか叫ばれている…

今回はお嬢だったが、デブ子の場合、その存在感たるやすげえぞ(笑)

目の据わったデブ黒猫がぬお~んと…



デブ子は明らかにブ室で寝ていた模様。取ってつけたようにお出迎え…
2009-06-18

紫陽花コーデ、2009。





花菖蒲コーデに同じく、昨年と小物だけを替えたコーデでござります。

でもどうせ紫陽花シーズンにしか着ないので、このコーデがまた来年も繰り返されるであろう。

あ、そうか、「毎年同じパターンなのさ、へっ…」と云うよりも「毎年このコーデを着るのが楽しみで♪」と言い張ればいいのだな。そうすりゃワンパターンも堂々と着られるというものだ(笑)

さて、このシーズンのお約束、着物は浴衣でございます。

このおっさんのパジャマ風味なストライプが否が応でも爽やかで、ガラガラどんのワタクシとしては甚だ不本意な季節の到来を告げております。

…ああ、またここ数カ月は「こんな爽やかなコーデはあすかではない」と言われ続けるのだわ…

帯は、限りなくライラックじみた紫陽花なんだかよくわからない生地で作った作り帯。

小物はまたしてもビーズ半衿。初めて買った美容衿に付けっ放しなんだが、案外美容衿がお手軽で使いやすいもんで、今後もちょくちょく登場するであろう。

半衿がビーズなので、帯締めも自作第1作目のビーズ帯締めに。…編み直したので編み目はとても綺麗さ(笑)

その帯締めにかたつむりのブローチをぶっ刺し、帯留めに。

根付けは小梅さんから結婚祝いで頂いた、お花いっぱいのとんぼ玉♪

あ、帯揚げは100均のカフェカーテンです(笑)


さて、紫陽花も色がくっきりしてきましたな。先日の菖蒲田の隣にあった、あじさいロードまで出かけてまた着姿を撮ってくるとするか。

…今度はアマカメラマンにつかまらぬよう、平日に(笑)

2009-06-17

平成版『賢者の贈り物』なビーズ半衿、くろりんさんから届く♪

くろりんさんは地道にコツコツと編まれていましたが、私はとっとと挫折したビーズ半衿編み。

そもそもビーズ半衿は、安いネットショップなりヤフオクなりで手に入れた方が材料費と手間の分を考慮したら断然お安いのだな。

しかし市販品のビーズ半衿、『編み糸はさまざな色があるが、使われているビーズは全部透明虹色ビーズ』というものなのだ。

…ええ、もうカルテルでもあるんじゃないかってくらいに皆同じビーズ…

で、白地にパールホワイトのビーズの帯締めを編んだ私は、お揃いで白地にパールホワイトの半衿も欲しくて編もうと画策していたのだが、挫折…

結局、市販品の生成り地に透明虹色ビーズの物を手に入れた私だ…

しかし、それらの顛末を記事文中に載せていたところ、しっかり見逃さず何とくろりんさんが白地にパールホワイトのビーズ半衿を編んで送ってくれました!!



ブラボー!!くっきりと白さ輝くビーズ半衿でございます♪あ、ラブリーなメモも頂きました♪

…で、隣のどんよりした生成り色の帯締めは、私が編んだ『かつて白地にパールホワイトだった帯締め』

……あはは、半衿編みを挫折した私は、購入した市販品と色を合わせるためにくっきり白かった帯締めを紅茶にぶち込んだのさ……

ええ、紅茶の威力は抜群で、このような色に染め上がりましてございます。

市販品半衿とは色が合うようになったのだが、くっきり白い帯締めに合わせられるように、との思いで編んでくださったくろりんさんの立場って一体…

この白き半衿を目にした時に、頭をよぎったのはO・ヘンリーの傑作『賢者の贈り物』

貧しい夫婦がお互いにプレゼントを買うため、大事なものを売ってしまうやつね。

で、夫が売ったのは懐中時計。しかし妻は懐中時計に下げるチェーン?だったかをプレゼント。

一方夫は妻の長い髪に似合う櫛をプレゼント。しかし妻は長い髪をバッサリ切ってかつら屋に売っていた。

とまあ、とことんタイミングの悪い夫婦の行動を、格調高い感動作に仕上げている作品なのだが、タイミングの悪さと云う点で賢者の贈り物的なパターンだと思ったのだな。

私は「わーい、白いビーズ半衿も増えた~♪」と喜んでいられるのだが、苦闘の末に編みあげたくろりんさんは「…私の努力って一体…」てなもんだろう。

ええ、だって本当に苦闘の跡が垣間見える作品!!



お分かりいただけるかしら?何と矢羽根模様にビーズを配置して編んでるんですのよ!!

白地に色のビーズなら、矢羽根もくっきり浮かび上がり作り甲斐もあるであろうに、わざわざパールホワイトを私のためにお選びになり、編む時も見にくくて苦労したことと思われる。

…しかしその頃、既に私はくっきり白い帯締めを、どんより生成りに染めていた…

皆さん、この哀れなくろりんさんのために涙を!!

そしてくろりんさん、本当に、本当にありがとうございます~!!


…でも生成りに染めたら雰囲気が変わったのと、まだパールホワイトのビーズと編み糸が残ってるので、もう1本編んじゃおうかな。くっきり白い、この半衿に合う帯締め…
2009-06-16

骨董市出身の端切れで朝顔&アザミの作り帯♪



ああ、7月までに間に合ったー!!

紛うかたなき夏の柄、朝顔とアザミの端切れの作り帯でございます。

両面とも、浦和の骨董市で手に入れた端切れ。

朝顔の方は解いた銘仙、片身分が300円。

地色が地味だが、この大きな朝顔柄はお太鼓柄の帯にぴったり!!と予想して買ってきました。

案の定お太鼓柄にぴったりになりました♪

黒地のシックな綿絽の朝顔浴衣があるので、それにコーデするつもりさ。

アザミの方は、寝んねこ半纏?のような羽織ものになっていて、それは何と100円!!

半纏状の時は「うーん、地味かも。柄が少なくて」と思っていたが、解いて、帯状に柄を配置してみるとまるですっきりお上品な染め帯のようではありませんか。

派手すぎる着物は、解いて帯にするといい感じになるのは周知の事実だが、柄が飛び飛びで、地味めな印象が強い着物も帯にしてみると、案外すっきりした上品帯になるものだなあ。

アザミの帯は、同じく浦和骨董市で買ったアザミ柄の夏着物に合わせるつもりさ。

プロフィール

あすか

Author:あすか
…むっちりみたらし女王陛下。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ