2017-11-29
紅葉コーデ・2017。
――――――――…来週、『骨董アンティークフェア』なんですが、U-カリンさんが参戦するので雨予報です!!(爆)…いや~見事だ。
さて、今年の紅葉コーデ。
紅葉ものも手持ちが増えているようでも結局『あ~これは似合わないわ』と手放したりして、残ってる着物や帯、羽織でコーデするので数年前にも着たようなコーデに陥りがちなのですが。
…この着物も羽織も前からあるのに、なぜか今まで組み合わせたことがなかった…
あっしの紅葉コーデの定番、浦和の骨董市で2000円だったもうボロボロな紅葉柄の銘仙。
同じく浦和の骨董市で2000円だったかね、の紅葉柄の銘仙の羽織。
銘仙&銘仙でバランスがいいはずなのに、なぜに今までこの組み合わせをやらなんだ。
なんだか今年は寒いので、羽織投入コーデが例年よりもかなり早いです。
んで、羽織有りのコーデですとお太鼓が見えないので、『前帯だけ紅葉』な帯もガンガン使える。
この帯は『ちゃくちゃくちゃく南中野』店で150円でゲットの菊に紅葉の染め帯。
お太鼓は菊がメインで、前帯も菊が出るように設計されてますが、そこはぶった切って作り帯にしたので(笑)、好きな柄を好きな場所に出せるのでございます。
上生菓子のようなひめ吉さんちの紅葉帯留めが、帯と同化しているようで赤い葉っぱ1枚、ってな風味でおされなつもり(笑)
半衿もひめ吉さんちのゴージャス紅葉柄。
なので毎回『骨董アンティークフェア』で探すものの、『これは!』と思って買った紅葉柄だと思った着物はよく見りゃ南天柄だったり(笑)、紅葉を探していたはずなのにいつの間にか既にいっぱい所持している梅柄を掴んでいたり。
ちゅーわけで、今回も懲りずに探すよ、紅葉柄。…←でも梅柄買ってそうな気もする…
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2017-11-28
菊コーデ、その1で今年も北本の『クラシックカーフェスティバル』@菊まつりへ。
―――――――11月は、実に3週連続でクラシックカーなイベントに行っておりましたのよ。…まあ、車イベントとはいえクラシックカーなのでアンティークな着物とは何となく馴染みますがね。ええ、何となくですが。
まず第1弾は去年も行った、北本市の菊まつりと同時開催のクラシックカーフェスティバルですわ。…えーっと大雑把な説明ですが北本市ってのはうちのブログでよく出てくる上尾市のちょっと先の方です。
この羽織って着てしまうと、本当に普通(笑)
…かように横溝は、期待した通りには出てこず、思いがけない形で突如発生する…
足元は臙脂色に菊柄の足袋靴下&菊柄鼻緒に畳表の下駄。この畳表の下駄は10年ほど前にヤフオクで5500円で新品を落札したものですが、畳表のつま先部分が傷み始めたので新しいもん欲しいかな、と思って色々チェックしてみたら、畳表の下駄って今はすっごくお高いのねーっ
カレンブロッソ買えるわよ、奥さん。
髪飾りは自作の菊のつまみ細工。
さて、小僧が指折り楽しみにしていたクラシックカーフェスティバルは、このようにひっそりと開催中。
――――――ただもう、これらの古い車の持ち主が、わざわざ自腹で参加費を払ってやって来て、日がな一日自分の車を見てもらうためだけにこのように自分の車付近でボーっと過ごしている…
世の中にはいろんな趣味の世界がございます。
そして小僧は去年のクラシックカーフェスティバルのパンフレットを崩壊するまで読み込んでいて、参加車両のオーナーの名前とかまで覚えており、無駄に脳のメモリーを浪費している。なので計算カードを全然覚えておりません。
今年はすっごく珍しい車が少なかったようです。見ごたえとしては去年の方がありました。
そして必ずこのようなイベントには数台鎮座している、羽衣牡丹さんのお気に入りのミゼット。
しかしこのイベントはあくまでも『菊まつり』の中のイベントの1つ。
――――――――菊まつり、ではあるんですが各地の菊まつりとは少々趣が異なっていて、実にアットホームな感じで…
そもそも菊なんて、この遊具のある広場の外周の半分以下にしか置いてない(笑)…しかも菊を見ている人なんかろくに居ません。皆、ステージの演目を見ている。
んが、この菊まつりにはクオリティの低い菊人形があり、それがまたあっしのツボだったので今年もチェック。
一応時事ものを取り入れてはあるんですよ。…親子パンダが置かれているだけですが、まあ、シャンシャンネタでございましょうな。
赤富士…のつもりなのでしょうがまばらに咲いてて、しかも赤富士がどう時事ネタなのかもわからない(笑)
―――――――この方々に至ってはもう存在意義すらわからない(爆)
…どうです?来年また、どんなネタで攻めてくるか楽しみになって来るトホホな菊人形でございましょう。
強風吹き荒れてて髪が乱れ飛んでおりますが、それでも横溝感はないのです。
そして、菊の周りにはほとんど人がいないが、賑わっているのがお祭りならではの屋台ゾーン。
この前日、与野の大正時代まつりですくって来たものがようやくしぼんだので捨てたのに、また新たに3個ゲットしてきたヨーヨー。…もちろんすくうだけ。別に家で使わない。ただただぶら下がってる。
警察車両に乗せてもらえるってのに、明らかにクラシックカー見てる時とはテンションが違う小僧。 この人、基本働く車に興味ございません。好きなものは国産の一般家庭用乗用車。
―――――――で、今年はこの日を皮切りに、3週連続で古い車なイベントに向かうことになったのだったが、回を追うごとにどんどんおハイソなお宝車ばっかりになって行き、結局小僧好みの車が集まるのはこの北本のイベントだったと知る。
てな訳でまた来年も行くことになるでしょう、北本の菊まつり…
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2017-11-27
七五三用作り帯、一工夫しないと崩れまくる可能性有ります…
―――――――『よそ七』の詳細画像の前にまず、この記事で申し訳ない…だってまだまだ遅めの七五三を、これから行う家庭もおられよう。
その方々が当日七五三用作り帯を何の疑いもなく締めてみて、『…うーん、なんだかきちんと決まらない』と思いつつ見切り発車で出発し、お参りの時点で帯周りがガタガタ、なんつー悲劇に見舞われぬとも限らない。
そして結構な割合で各家庭からの着付けのとこへの持ち込み、家庭での着付けでは未だに昭和の七五三作り帯が幅を利かせている。
なので『作り帯、締めて羽根部分を乗っけるだけだから楽だけど、でも構造上の欠陥がありますよーっ!ちょっと手直しした方がいいですよーっ!!』とここで必死にアピール。
当日使った作り帯はまだ返って来てないので、同じサイズだった別の作り帯で解説致しましょう。
七五三用作り帯は前帯部分と羽根部分に分かれているものですが、問題はこの前帯部分。
幅が19㎝と広く、そして長さが87㎝。子供用なのだからこんなもんでOKなのかと思っていたが、いざ締めてみるとこうなる。
前は1周しかしない。背中側には羽根が乗っかるので2重。固定は紐だけ。
そう、予想外に前帯が短いのです。そして体に巻きこんでしっかり締められるだけの長さがないので背中側でご覧のように両端が浮いて遊ぶ…
そしてその浮くのを直そうと、紐を締めれば締めるほど、上がこのように円錐状になり、入れ込んだ帯揚げは飛び出す、帯締めもずり落ちてくるの大惨事。
―――――――昭和の昔の七五三のお参り後の写真とか見てると、とにかく帯揚げの崩れっぷり、帯締めの下がりっぷりが凄くて『お子様はじっとしてないから…』とか思っていたが、よくよく見るとその崩れっぷりが激しいのってみな作り帯なんですね
昭和の時代は家やご近所の知り合いに着付けてもらって、作り帯で楽をしていた家庭がほとんどだと思うのでこの崩れっぷりは定番だったのでございましょう。
今はスタジオでレンタル、着付けがほとんどだと思うのでしっかり手結びして貰ってる子も多く、すさまじい崩れっぷりはなかなか見ないかと思いますが、それでも一定数は『親子代々受け継がれる昭和の七五三セット持ち込み』もいる。
…うちの姪っ子の場合はスタジオ●リスに義妹も着た昭和の七五三セットを持ち込んだんですがね。
スタジオで着付けてもらっていてもやっぱり後日見たお参り後の写真は帯周りの崩れっぷりが凄かった。もちろん作り帯。
かように昭和の七五三の作り帯は『崩れないわけがない構造』だったのですが、それもこれもただただ『短い』、これが原因。帯が厚紙で出来てるのかってくらいに凄く固いのも原因ですが、とにかく短いのがいけない。
てな訳で、大人用の作り帯(笑)の手先部分を縫い付け、前帯の長さを延長。これで50㎝は長くなります。
前も2重になり体をぐるっと巻くのでしっかり締まります。
帯って2巻きじゃないと、1巻き目でしっかり締められない。1巻き目でしっかり締めて、2巻き目は1巻き目を押さえることで安定するのではないでしょうか。
延長したことで、端の片方は体にしっかり巻かれ、体から浮く部分がごっそり減りました。
帯の素材が板のように固く、体に沿わない上に化繊で出来てて滑りやすいのが作り帯なので、まあ、それでも崩れることは多いでしょうが、帯の長さを足すだけでもかなりの安定感が出ます。
最近の市販の作り帯だと見た目安っぽくはなっているものの、生地がペラペラで柔らかそうな分、被害は少ないのかな、と云う気もしますが、基本、作り帯って箱入りで、前帯部分の長さを明記してくれない(帯の幅、羽根の大きさだけ明記)ので実際買って箱開けてみないと、前帯がどれくらいの長さあるのかわかりません。
―――――――あっしの予想だと、こーゆーとこは旧態依然としてるから、昭和のままの長さではないかと思います。
これから七五三の予定で、作り帯使うご予定だった方、今一度帯の長さを確認してください。
そして締めてみて、2巻きできないようだったらとりあえず帯の長さを足してください。
今回の悲劇は『よそ七』ゆえでありましょう。…『うち七』でしたら、直前まで細部の調整が出来ましたが、いかんせんよそんちですので、1回の『大雑把なサイズ確認』くらいしかできず、帯だけでなく着物着せる段階でも結構支障がありました。
それでも1回は事前にサイズ確認が出来るだけマシ。…ほとんどの着付けへの持ち込みの場合は、ぶっつけ本番で着付け士さんも持ち物を当日初めて見る場合が多く『…えええええ!?これを今からこの子に着せるっての!?』と云う惨事が結構聞かれます。
このような記事にしますと『えーっ、じゃ、作り帯はダメなの?帯結べないんだけどなあ…』とお困りになる向きもありましょうが、私個人としましては、七五三用の袋帯、もしくは大人用の派手な踊り用半幅を購入しましてですね。
しっかり2巻きできる長さの前帯部分と、背中に背負う羽根部分を分断しまして、羽根部分は羽根がいっぱいの文庫の形に作っておきますわ。
要は浴衣用の作り帯のお子様バージョンみたいなのを作っておきます。
でも作り帯が既にある方は、やっぱり長さをを足して安定化を図る、これが一番楽な方法ではないかと。
―――――――ああ、『よそ七』はいろんな勉強をさせてくれるいいイベントだったなあ…
7歳女児の代わりに使ったのは2列配置のトイレットペーパーの袋にりらっくまタオル巻いたものでございます(笑)
サイズ的に近かった。
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2017-11-26
クリスマス前の静けさ、11月の飾り付け。
――――――――11月は毎週末、車イベントに足を運んでやりましたぜ。…なんで11月はどっかで必ず土日に車イベントがあるのよ
さて、そんな11月。ハロウィンも終わり、クリスマス前の1ヶ月。――――まあ、シックに陥りますわな。
色合いが紅葉の赤系なのでかろうじて『…暗い…』と云う事態にはなっておりませんが。
うーん、そろそろ11月のこの紅葉柄小風呂敷も少し飽きて参りました。別の柄を探すか~
紅葉にリスの柄。リスが白抜きなので存在感がありません。
100均の紅葉ものの枝飾りをプラス。
夏場は屋外で偽しのぶさんとして活躍して貰ったダバリアさんには、ここで苔玉として鎮座して頂く。
透かしほおずきとか、学校で持参命令が出た団栗の余り(笑)とかにも活躍して貰う。
敷き布は100均の竹に紅葉柄&団栗にリス柄。
出窓側は100均の紅葉を貼り付けております。
この週末は暖かかったので、きっと紅葉を見に行く人が多かったでしょうね~
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2017-11-24
よそ七は、まだまだ終わらない(笑)
―――――――――ええ、晴れて昨日、よそんちの娘っ子の七五三、略して『よそ七』の本番は終了したのでございます。
昨日の着付けの反省点とかは着物が返って来てから改めて検証するとしますが、実はママの方が白い付け下げに未練があったのでございます(笑)
そう、昨日の紫のアンティークの色留袖は、袖の長さを差っ引けば割と年齢重ねてもイケる柄ですが、ママの義母さんからの白付け下げ、あちらは結構柄のピンク色が可愛すぎるタイプなので年齢重ねれば重ねるほど微妙感が増す。
昭和の赤系着物バージョンの姉妹&白付け下げで別日に撮影したいそうですわ(笑)
てな訳で、まだしばらくはよそ七記事が楽しめましてよ、奥さん。
んで、そうなると『着せてみたら可愛いには可愛いけど昭和感がかなり出た赤系着物』のコーデの手直しとかをしたくなるわけで。
もうお参り関係ない、撮影だけなので画像的にちゃんとしてればそれでいい。しかも撮影はおそらくあっしですわ(笑)…あっしが本格的に撮影するとなると、もれなく撮影御用達の寺に連行しますわよ(笑) 全然使ってない撮影用小道具の和傘とかも持ち込んでやる(爆)
昨日の反省点により、色々小物とか変えてコーデしてみた赤系着物がこちら。
…7歳女児ってば、昨日本番になって急に『帯揚げとかの小物類は黄色がいい~』と言いだされ…
うちで着付けたならばすぐに変更できますが、こちらから出向いているので変更するわけにもいかず、じゃあ、こっちのコーデでは黄色に変えてみましょう、ってなわけです。
手持ちに黄色のしごきがないので、とりあえずからし色の帯揚げを合わせてみた(笑) もっと色の薄い黄色の帯揚げがあるはずなので、このコーデが採用の場合はそれを引っ張り出そう。
撮影だけなので前から見てしごきになってりゃいいのです。
昨日のコーデでは、帯締めを赤地に刺繍のものに変えたので、こちらでは紅白のものに。
こちらはピンクよりのママのコーデに合わせるべく、小物類もピンク系で。
帯揚げも絞りのピンク、しごきがわりの抱え帯もピンク。ちなみにママの付け下げコーデで使ったピンクの伊達衿は、もともとは大人の花嫁用のピンク色の抱え帯でした。それを半分にぶった切った。…だって伊達衿3枚セット、とか云うのをヤフオクで落札してみたら、ピンクのものはこの抱え帯だったんだもの(笑)
と上の2コーデは昭和からは脱却できてませんわね。
んじゃあ、この着物を今風コーデにするには~と考えてみたのがこちら。
帯は自作の半幅。夏用な素材なので、七五三本番に向きません。あくまでも撮影用。
半衿を黒い生地に白レース重ねたものに変更。しごきは赤水玉。
半衿は黒水玉、しごきは上のコーデで半衿にしていたもの。
半衿は半幅と同じ生地、しごきは赤水玉。
―――――――今風コーデにすると、何やらどんどん『スタジオ●リス』的になってくるのでございます…(笑)
2017-11-23
よそ七、速報。
きっと全国のよそ七が楽しみで仕方がないおばちゃんの祈りが届いたのでしょう。
このアンティークな3名様は現在お参りまっ最中でございます。
……結局3名分のお支度に3時間くらいかかりましたわ(笑) お子様はじっとしてくれないぜ。
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2017-11-22
さて、今年のクリスマス柄ニトリものの買い物(笑)
―――――――明日、よそ七本番だっちゅーのに雨予報ですわ、奥さん
さて、今年の二トリのクリスマスものの買い物のご紹介。
まずはランチョンマット。…これは縫い合わせてバッグ作ったり『折り畳んで腹部分だけ見える半幅(爆)』にするつもりで買った。
案外ランチョンマットの方にいい柄って多いんですもの~
…100均手ぬぐいならいざ知らず、二トリものではこのような事態はないと思っていたのになー
縫い合わせる予定の方は(あまりいないと思うが)、ちゃんと店舗でサイズがぴったり合っているか確認致しましょう。
ちなみにお値段とかのシールは買って速攻引っぺがします。でないとすぐに裏のシールの接着剤がベタベタになる…
テーブルランナーと云う名の半幅。今年はこの2本。
最初から狙っていた市松柄、そして『あれ~?こんな柄うちの方の二トリにはなかったよ??』と思われる方も多かろう、白地に雪の結晶とツリー柄。
…このツリー柄はニトリの小型版『デコホーム』という、ニトリは二トリなんだけどショッピングセンター内に入ってたりして生活雑貨に重きを置いている、大型家具の扱いがない店舗の限定商品なんざますよ。
最初、うちの最寄りの二トリのチラシにもこのツリー柄が掲載されて、『あれ?こんなの出てるんだ。新柄か?』と思って出向いたものの売っておらず、後日『デコホーム』のチラシが入ってた時にも掲載されてて、そこには『デコホーム限定商品』との記載があったのだった…
――――――今年は結構いい柄が揃っていた割には、それら全部がきっちり入ってる店舗が近場になかったため大量買いをせずに済みました(笑)
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2017-11-21
さて、今年のクリスマスプレゼントにはこれを貰おうか…(笑)
―――――――クリスマス約1ヶ月前。…そろそろワタクシが自分用のクリスマスプレゼントの物色を始めるシーズンなり。
んで、着物も帯も羽織ものも特にこれと云って今欲しい物がない、となると残りは履き物。
着物や帯や羽織は何年かに一度着用に及ぶものもあり、10年寝かせていた着物が自分の経年変化により似合うようになったりして、いきなり冬眠から覚めた途端にヘビロテになる場合もあったりして油断なりませんが、履き物ってば『あ、これ可愛いけど履きにくい』ってなもんだと、結局その後履かないまま無駄に隠匿され続けることってありませんか、奥さん。
…あっしのように『これはもう、撮影用』と割り切って、着姿撮影の時だけ履くって人ならいいんですが、まあ、普通の人はそんな奇行はなさらぬので可愛くてそこそこのお値段したからこそ履かないけど捨てられない、って方は多いのではないかと推測。
んで、上の画像は、結局そのような理由でどんどん履かない履き物が増えていき、『どんな着物、どんな足袋にも合う、履いてて疲れない履き物』として残ったもの。
黒の台に生成り色鼻緒、レンガ色の前ツボのウレタン草履です。
―――――ホントにこれ履いてりゃとりあえずは間違いないので、もう数年ヘビロテです。ネットで確か1500円以下だった(笑)
正しい草履でならたまにある。でも欲しいのはウレタン草履。ウレタン草履の歩きやすさに慣れてしまうと普通の草履はどうにも疲れるのです。
んで、これだけヘビロテするこの『黒い台に白系鼻緒、赤系前ツボ』のウレタン草履なんだったら、お高いものを買ってもしっかり元は取れるのではないか。
――――――――てな訳で、最近『菱屋』さんのかの有名な『カレンブロッソ カフェ草履』をモニターで眺める日々(笑)
あたしゃ、こんな高級履き物には縁がないと思ってろくに知りもしなかったのだが、既製品の即納品だけでなくオーダーも受け付けてるんですね。
そしてオーダーすれば、あっしのヘビロテタイプの草履もそのまま作れるんざます。
…台の色が白木の木目調から真っ白、真っ黒とか選べるんですねえ。 安価ウレタン草履のネック『いつだってゴム丸出しな黒い台』が馴染むからこそ黒い天生地のウレタン草履を探すワタクシでしたが、さすがは高級品ざます。
…しかし、この台高めを選んだら、この組み合わせだと何となくフォーマル感が出ちまったか?
台を低くすればいいだけの話ですが、かかと高めの方が歩きやすいんですもの。それに値段だって大して変わらない(笑)
ご覧の通り大人っぽいですがね。色合い的にアンティーク着物全般にすんなり馴染む色なんですよ。
着用イメージがこちら。
うーん、こっちの方がアンティークにはばっちりで、出番が多そうな気がする…
それにこげ茶系の台に白系鼻緒の履き物ってあっしは持ってないんですわ。
黒い台に白系鼻緒のウレタン草履は多少傷んで来たものの、まだまだ現役なので今しばらく頑張って頂いて、今回はこっちを注文しようかなあ、と思っております。
●画像はネットショップからお借りしました●
2017-11-20
菊コーデ・2017。その2
―――――――――さぶい。…さ、寒過ぎますわ、奥さん
…でも11月にもかかわらず、真冬の寒さであろうとも関東人は『…いや、まだ秋なはずだ。晩秋だ』とやせ我慢して、本気の冬仕様の寒さ対策をしない。…故に風邪をひくのです。
…でも11月にもかかわらず、真冬の寒さであろうとも関東人は『…いや、まだ秋なはずだ。晩秋だ』とやせ我慢して、本気の冬仕様の寒さ対策をしない。…故に風邪をひくのです。
さて、先日アップの今年の菊コーデ。着物だけ同じなんですが、ガラっと雰囲気が変わるのがこちらのその2コーデ。
常々『羽織ものの季節は人の目は羽織ものしか見ていない』と公言しておりますが、これもいい例でございましょう。
その1コーデの病人感漂う羽織から、アンティークのものに変えた途端に全体で一気にアンティークコーデになりました。
羽織は『メガトンマーケット上尾』にて540円。
画像ですとすんごくガラガラなコーデに見えますが、実際着てしまうと、羽織の糸菊の部分がほぼ目立たなくなり黄色とオレンジの菊ぐらしか遠目には見えません。
着物の柄と羽織の柄の大きさが同じくらいなので、非常にうるさい感じになるかと危惧しましたが、糸菊が見えなくなることで羽織は割とすっきりの柄に見えて心配は要りませんでした。
帯は頂き物の作り帯。お太鼓はなし(笑)
帯揚げ、帯締めはその1コーデと同じ物。帯締めはその1コーデでは臙脂ベース側を使いましたが、今回はからし色ベースを使用。
半衿は菊の柄とかで雪の結晶とかを表現してある刺繍もの。
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2017-11-18
菊コーデ・2017。その1
―――――――…なんだか今年は季節が秋からこっち一気に進む感じですわあ。…1週間くらい天気が悪くてろくに外出しないと、一気に紅葉が進んでてびっくりしたりする。
てな訳で気が付きゃ菊のシーズンも終盤。
今年の菊コーデでございます。今年は珍しく2パターン。
若干まだ風邪が残ってた頃のコーデですので、そんな感じです(笑)
『ちゃくちゃくちゃく南中野』店の100円の羽織コーナーで見つけた大きな菊のお召しの羽織。生意気にも後とか、後衿とか柄合わせがしてありますね。
水木しげるがしつこく描いた点描画のような菊がいい味なのです(笑)
で、この羽織が使いたかったのでこの羽織に合いそうな菊柄着物を探した。
この羽織は柄が大きい割には地味な印象なので、羽織を殺さない着物…ってことで、これまたちゃくちゃくちゃく南中野店で150円で買ったモスリンの菊柄着物を投入。
このような彩度が低めの暗い柄の着物は、安価なポリによくあるパターンです(笑)
この彩度の低さがこの羽織にはちょうどいい感じで、いい羽織の引き立て役となっております。
帯はよそ七用に用意した帯。娘っ子は結局使わないことになったので私が使う。
半幅ですが、アクセントで帯締め、帯揚げをプラス。
半衿は菊の柄の入った吹き寄せ柄の刺繍もの。
んで、この着物なんですがね。
まあ、こんな感じで暗めですし、あちこち小穴もありますし、羽織なしでは着られないし『買ったはいいけど、着ないかも…』と思ってたんですな。
手持ちの秋色な羽織の大半と合う着物でありましたが、羽織によって全然印象が変わる着物だったので、とりあえず菊コーデその2でアンティーク!な感じのコーデにしてみました。
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