「オルカン」の純資産残高5兆円突破!よいツールで投資を継続しよう

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私も投資している全世界株式インデックスファンドの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称「オルカン」の純資産残高が5兆円を突破しました。


国内の公募投信で5兆円台に達したのは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(グロソブ)、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に続き、歴代3本目です。日本経済新聞は「新NISA(少額投資非課税制度)を機に個人マネーの流入が加速した」と分析しています。たしかに、2024年から角度が急に上昇していますね。



オルカンは全世界の株式市場にこれ1本で投資ができます。昔は、日本株、先進国株、新興国株のそれぞれのインデックスファンドを時価総額加重平均の比率で組み合わせて(だいたい1:8:1くらい)、全世界の株式に投資していましたが、いまではオルカン1本で事足りるうえに、株式クラス内でのリバランス不要、さらには信託報酬が年0.05775%以下と低コストで、たいていのファンドを3本組み合わせるよりも低コストです。

投資の基本である「長期・分散・低コスト」を実現するのにとてもよいツールだと思います。新NISAはまだ1年目ですし、今後もオルカンの純資産残高はさらに伸びていくと思われます。

運用会社の三菱UFJアセットマネジメントさんには、いままでと同様にこれからも、低コストで高品質な運用を続けていただきたいです。あとは投資家が短期的な騰落で売却せずに、がんばって投資を継続することが重要だと思います。
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