あらためて考える地方移住のメリット・デメリット

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毎年ゴールデンウィークは生き方や人生について考えてしまいます。今年もこういうWEBサイトをたくさん見て、リタイア後、移住するならどこがいいかななどと考えていました。

いいかも地方暮らし|はじめての移住応援サイト

「いいかも地方暮らし」は、これから地方移住を考える人、はじめる人を応援するWebサイトです。東京圏から地方へ移住した方々のインタビューや移住関連コラムなど、地方移住に役立つ情報が満載です。


実際に地方移住した方々の体験談がたくさん掲載されていてとても魅力的です。

ただ、このサイトではないのですが、地方移住について魅力やメリットばかり書いてあるメディアが多いと感じます。地方移住には、公共交通機関や医療機関が少なかったり、地域との密接な付き合いが求められるなどで注意事項もあるはずです。

コロナ禍以降、都市部の密集した暮らしから人口の少ない地方へ移住する、いわゆる「コロナ移住」でやらかした人たちのことが、現代ビジネスに取り上げられていました。

大迷惑…!ブームに乗って地方に移住した「ワガママすぎる都会の移住者たち」の実態(泉谷 勝敏) @gendai_biz

コロナ禍以降、テレビや雑誌、ネットなど各メディアで、都市部の密集した暮らしから、人口の少ない地方へ移住する、いわゆる「コロナ移住」という言葉をよく目にする。

地方移住先で「上から目線」を炸裂させ、地域で嫌われる「都会からの移住者」の残念な実態(泉谷 勝敏) @gendai_biz

コロナ禍で生まれた地方移住ブーム。しかし、ブームに乗って準備も十分にしないまま、移住に失敗する人もいる。なかには、地方に対してどこか「上から目線」の態度をとる人もいるという。


お客様意識が強かったり、おすそわけをいただくことをを当然と考えていたり、上から目線で地域の人たちと接するなど、うまくいくわけない人もいるようです。(話は脱線しますが、ネットのSNS界隈でも同じ構図がよく見られます)

私も地元が郊外の町だったり、仕事でも転勤族だったので全国数か所で暮らした経験がありますが、こういう意識の人は少なからずいて、やはり地元の人たちとうまくいっていないようでした。

テレビ番組や雑誌など、魅力的な部分だけを「切り取り」した情報で移住を判断してしまうと、後で苦労することになりかねません。

「田舎は楽しいこと、自分のやりたいことが実現できるとはいえ、移住者のために用意されたテーマパークではない。そこで昔から長く暮らしている人が、生きていくために作り上げてきた土地なのだ」という言葉が胸に響きました。

とはいえ、上記のような注意事項は、地方移住や田舎暮らし関連の本を一冊読めば、だいたいどこにも書いてあるふつうのことだと思います。移住に限らず、仕事でも投資でも何でもそうですが、物事にはメリット・デメリットの両面があります。

地方移住のメリット・デメリットを両面から検討して、なおかつ一般論の部分とその地域ならではの特性の部分についても検討したうえで、メリットが大きいと考えれば移住を考えてもよいのではないかと考えています。一度しかない自分の人生ですから。

最後に、北海道壮瞥町の移住情報サイトから、地方移住のメリット・デメリットを抜粋させていただきます。ご参考まで。

移住のメリット①生活コストが抑えられる
移住のメリット②満員電車や渋滞に解放される
移住のメリット③自然に囲まれた生活ができる
移住のメリット④のびのびとした環境で子育てができる
移住のメリット⑤移住者支援を受けられる

移住のデメリット①交通機関が不便
移住のデメリット②飲食店や商店が少ない
移住のデメリット③医療機関が少ない
移住のデメリット④子どもへの教育の選択肢が少ない
移住のデメリット⑤地域での付き合いに馴染むまで時間がかかる

(地方移住のメリット・デメリットとは?|北海道壮瞥町移住ブログ!|美しい田舎そうべつ移住サイトより)


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