大変、ご無沙汰しておりました(^^;)
ご訪問くださいまして、誠にありがとうございます<(_ _)>
今回は、リハビリ的に、最近のカーライフ記事、書かせて頂きます☆彡
先日、アルファ・147が車検で、預けてきました◇
お店の方「メロン・パンダちゃんに乗っててください」。
そう言われ、フィアット・パンダとの生活が始まりました⌛
気になっていたフィアット・・。
しかも可愛い500ではなく、実用的なパンダ。
こんな形で一緒に暮らすことが出来て、嬉しかったです(^-^)
まずはエンジンスタート♪
グロロ・ヴォーーーン♪♪
コンパクトな大衆車なのに、威勢のいい音が。
やっぱ、イタリア車なのですよね🍷🍕✨✨
ミッションは、デュアルロジック、セミATです。
マセラティ・クアトロポルテの時と違い、アンダーパワーで軽量なフィアットはこのミッションと相性が良い感じで、好印象👌
娘も楽しそう・・家族車としても、ファニーな雰囲気のマッキナ(車)です。
このパンダは、フィアット500と、走りがかなり似ています。
目隠ししたら、解らないかもしれません・・。
直進安定性が高く、脚が柔らかく、乗り心地もイイです。
大きな凹凸でポコンと跳ねるのは、ご愛敬(笑)。
娘はルパンの気分、煙草に手を出したので、しまいました(笑)
最小回転半径も小さく、狭い路地でもクルクル曲がってくれます☆彡
さすがに峠では・・。
アルファ・147の7割ぐらいの力でターンインした際、パンダは鬼のようにロールしタイヤがキュルルと鳴き、コンセプトの違いを感じました。
ステアリングがダル目、前後はノーズが外に逃げる弱アンダーな感じです。
とはいえ、街乗りを軽快に走るうえでは、癖の無い扱いやすいハンドリングです。
エンジンは、1,2リッターのNA、馬力は60。
車重が約1000㌔。
加速面は、絶対的な速さとは無縁ですが、60馬力よりはパワーありそうぐらいには感じます🔥
ある程度回すと、音の粒がそろって来て、パワーが出て来てやる気になるような、イイ音を奏でてくれます🎶
まさにファイヤーエンジン、ハートが燃えてきます(笑)
決して速くないのに、走りが楽しい、これは新しい発見でした。
もっと申せば、走り以外の部分が本領発揮。
日常の脚として使ってこそ、この車の味わいがにじみ出てくるのでしょうね🚙
家族のように毎日接し、沢山の時間を共にし・・。
買い物、通勤、レジャー、たまのバカンス、オールマイティ。
アミーゴとファミリーは、悪いところを探さず、良いところをホメる。
もし病気になったら、無慈悲に売り飛ばさず、優しく病院へ連れて行く。
ボロくなっても、ガンガン使い倒して、年を重ねていく・・。
朽ちた姿も、イタリアの街並みに、憎いほどマッチする・・。
実はフィアットこそ、玄人好みのイアリア車かもしませんね🎶
アルファが、トマトの旨味がギュッと詰まった辛口アラビアータなら・・。
↑フィアットはイタリア庶民に愛されるこのパスタ(知ってる方はかなりの玄人様です)。
フィアットの等身大の雰囲気も良いな~と思った後、鏡に映った私と車を見て、現実に戻されました・・。
私の容姿とこのパンダ、似合っていないのです・・失礼しました(^^;)
楽しい一週間はあっという間⌛
息子もこのパンダを気に入ってしまい、離れるのが惜しそうにしていました(^^;)
愛おしさ、数値に出ない魅力、フィアット・パンダに、宿っていました・・。
そして、アルファ・147との再会・・。
腕がイイお店、絶対的な安心感👌
各部リファインされ、さらに絶妙なさじ加減で調律され、走りがゴキゲンになっています(笑)
このアルファ(1,6リッターNA)は、峠なら、私のSLK(2,3リッター+過給機)より速くなってしまってる・・。
それはそれで、わき役が主役を喰ってしまった的に、ちょっとまずい💦💦
いやぁ・・ありえないぐらいキビキビ曲がる、エンジンがレッドゾーンに吸い込まれる感じ❢❢
胡散臭いファミリーカーが、ここに1台、出来上がってしまってる(;・∀・)
さらに惚れました、そして悟りました、私はアルファの走りが大好きと☩🐍💕
最後に、愛車のメルセデス・SLK🛫
夏に車検を取り、この車もかなりのレストアを行いました。
短期目線では観察せず、各部の部品がなじむよう、距離を乗っていたら・・。
もうすぐ12万キロです(^^;)
大きかったのは、ハブベアリング。
直進安定性が増し、ステアリングを切った際のダイレクト感が回復しました。
そして先日、タイヤに釘が刺さっていたので・・。
4本とも、新品を入れました。
安易なサイズアップは、メルセデスに対し、野暮と言う物・・。
昔メルセデスとポルシェが500Eを共同開発した際・・。
タイヤを太くしたいというポルシェ側の主張に対し、メルセデスは普通のサイズに拘り、却下したそうです。
車重が重い車ゆえ、ポルシェの主張通り、タイヤを太くすれば確実に絶対的なグリップ力は上がります。
メルセデスのやり方、タイヤは太くせず脚の動きでメカニカルグリップを上げるやり方は、膨大なテストとノウハウを要し、結局は太いタイヤには敵いません。
ですが2021年を生きる私は、当時のメルセデスの回り道に、ロマンを感じます。
舞台はストリートゆえ、普通の街乗りタイヤをチョイス。
ミシュランも考えましたが、1年で2回釘が刺さったため(修理せず4本とも交換します)、臆病風に吹かれファルケンに(^^;)
ただ、ショルダーの形状と、ケース剛性に、ちょっぴりこだわっております👌
用事に恵まれ、皮むきを兼ねて、千葉から東京を往復5回行いました(^^;)
同じサイズでも、このタイヤは実質的な接地幅が広いのが特徴。
そのためか、高速域でも、スタビリティーが上がっています、ハッキリと。
そして、ゴムが新鮮なせいか、脚が前より伸び縮みしている印象。
メルセデスの設計通りに、動いてくれる状態まで回復しました。
タイヤのバネ定数、足回りの柔軟性、ボディ剛性、見事にマッチして、車が生き返りました。
気が付いたら、これだけ長く乗っている車は、初めてでした(^^;)
きっとヨーロッパの、良いものを手入れしながら長く乗る文化、私も好きだからかもしれません🎻🎹
それに加え、メリット、性能、関係ないと感じる瞬間があります。
車でなく人だったなら、私は幸せな家庭を維持できたでしょうね!(^^)!
この車のステアリングを握っていると、車の声が聞こえて来ます。
「最善か無か」は、メルセデスベンツの格言。
最善のものを造れないのならば、いっそのこと車を世に送り出さない、そういった覚悟が現れております。
勿論、芸術性と官能性ではフェラーリ、品質と剛性と加速と減速はポルシェ、ハンドリングではロータスやアルファ、色んな素晴らしい車が世界にはある。
メルセデスは総合点が高く、自動車としての高いバランスを有しています。
この車を買ってから、色んな事がありました。
別れの連続でもありました。
だけど、この車とは一緒です。
それは、進むべき道を教えてくれるパートナーだからかもしれません🚩
駄文、最後までお読みくださいまして、心よりありがとうございます<(_ _)>