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2020年03月27日 イイね!

アバルト・595、試乗。

アバルト・595、試乗。皆さまこんばんわ。

コロナがブレイクスルーしていますが、お元気でしょうか?



私はまたしても禁酒の誓いを破り、またしても右目が物貰いになり、またしても夜中に柱にぶつかって眉毛部分を1.5センチほど切ってしまいました(^^;)
情けないぐらいの愚かさ、学習能力はあるのでしょうか(苦)。

世界は常に、破壊の後に創造される。
だからこそ、嫌な事こそ良い事の前兆だと、強く確信しております♪♪






今回も、車に関しての記事になります(笑)。

最近になってようやく、ホイールベースが短めでキビキビ曲がり、エンジンが元気よく回る車を、「楽しい」と感じていると自覚してきました。
それならば、コンパクトで元気のイイ車なら楽しそうと考え、娘を連れて、フィアット・アバルトさんのディーラー様にお邪魔してきました。





白いイタリアの世界、フィアットとアバルトがいっぱい並んでいます♪

どのアバルトがイイか?全く解りませんでしたので、お話を伺いました。



124スパイダー(NDロードスターがベース車)は、アバルトの中ではゆったりした車とのこと。

聞けば広島工場での組み立て(服も車もメイドインイタリーの方が好き・・)、幅広い層を狙ったNDロードスターの素材を活かした味付けなのでしょうね・・。



走りが過激なのは595(フィアット500がベース車)とのお話で、これは3種類あり・・。

レベル1:595(145馬力)
レベル2:595トゥーリズモ(165馬力)
レベル3:595コンペツィオーネ(180馬力)

とりあえず、レベルⅡに決定いたしました、バランスを考える男(笑)。





試乗車とご対面、アバルト595トゥーリズモです。

エンジンはフィアット産、独特の排気音は、ただのコンパクトカーじゃない事を主張し、力強さを予感させます。



室内は、のどかなフィアット500から、見事な変身ぶり。

セミバケシート、センターが解るステアリング、ブースト計まで付いている走り仕様。

ちなみに、リアシートは大人が一応座れるぐらい、背もたれが立っていて、天井が低く感じました。
そこはAセグメント、4人乗れる車と言うには、少し無理があるかもです(^^;)
家族車となると、B・C・Dセグメントぐらいの広さが必要かな?と感じました。





オートマモードで出発。

街乗り、乗りやすいです。
これは、ベース車となったフィアット500(イタリアの国民車)の素性の良さが、大きいのでしょうね・・。



乗り心地は・・硬いです!
角だけはいくらか丸さが感じられるものの、あとはとことん芯が強い感触。
スプリングはコシがあるののの、オランダのKONI社製のかなり硬いダンパーとスタビライザーが効いていて、路面の凹凸がダイレクトに伝わって来ます。
普通のご家族様なら、高い確率で不満が出る硬さと思います(^^;)



違和感を覚えたのが、変速ショック。
グーーー、ガクン、グーーー、ガクン・・。
アクセル一定では、ギアチェンジのたびに頭が前後に動きます。
アルファのセレスピードと同じ、滑りが少ないです(^^)g
これは走りの車、マニュアルモードでアクセルコントロール&パドルシフトで変速する運転に決定。





くねくね道に入ったので、スポーツモードに入れて、軽くですが走りをチェックしてみます。

加速は一瞬のターボラグのあと、ポーンと前に出てくれます。

減速、旋回、加速、減速、旋回、加速・・軽快で速いです!
予想以上のフットワークの良さと安定性・・。
おそらくワインディングやミニサーキットで、ヘタなスポーツカーでは、このアバルトには付いていけない程の水準に感じました。

小さく可愛い容姿だけに、おっとりした走りのフィアット500が背伸びしたぐらいを想定していましたが、中身は別人、まるで鍛え上げられたボクサーのようです・・。
イタリアでは小さな車が多いだけに、元気良く走るコンパクトカーを造るのが得意なのでしょうね。



ハンドリングに関しては、クイックに曲がるアルファとは異なり、切れば切った分だけ律儀に曲がる性格。

どちらかと言えば、スポーツカー造りが得意なロータスやポルシェと通ずる、熟成された味付けを感じます。
駆動方式は違えど、後ろが安定しているのが印象的。
言うならば、サーキットでタイムを狙う時の弱アンダーセットアップ、「向きさえ変えられたなら、あとは躊躇せずガンガン加速だ」、的・・。
こればかりはサーキットに持ち込んでみないと正確に申せませんが、公道ではいまいち入力不足の感じで、サーキットのGでちょうどいい入力になり元気に走れそうと感じさせてくれます。

ジュリア・クアドリフォリオ以来久しぶりに、イタリア特有の、「加減を知らない熱さ」、を感じました!





娘は試乗を終えてから、「う・う・う・・・えーん!」(´;ω;`)と泣き出してしまいました。

「ごめんね、過激な車だったかな、パパは楽しかったけれど・・」(苦)。
ジュリア・クアドリフォリオ(510馬力)でも、笑っていた息子が異常だったことを再確認(^^;)
今度過激な車を試す時は、息子と来よう、そう企む計算高い父親でした(笑)。



カルロ氏の「尽きることのない走りへの情熱」、今でも生きています!

イタリアでは「イカれた小さなクルマ」と呼ばれたそうですが、これこそが、最高の誉め言葉だと思います!





帰り道、アルファ・147で「Cセグメントが大きく感じる、錯覚って凄い♪」と、呑気にゆっくり国道を走っていると、後ろに真っ赤なアルファ・ジュリエッタさんが・・。

「心の兄弟よ、こんにちわ」(笑)

イタリア車は日々を楽しくしてくれる、それだけは、自信をもって言えそうです♪





最後までお付き合いくださいまて、誠にありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2020/03/27 17:12:50 | コメント(14) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年03月24日 イイね!

ファミリーカーが必要かも?車屋さん巡りしております。

ファミリーカーが必要かも?車屋さん巡りしております。皆さんこんばんわ。

いつもご訪問くださいまして、誠にありがとうございます。

頼んでもいないのに強すぎな風、春という方は自己主張が好きみたいです。





申し訳ありませんが・・。
今回は、単なる、車屋さん巡りの記事になります(^^;)



私の愛車である初代SLK。

未だに相性最高、一番大事、手放せません!

家族と兼用で乗るサブカーとして迎え入れたアルファ147。

ハンドリングが良すぎるため、ファミリーカー?というよりかは走りが楽しい車です。

ここで一つ問題が・・。
アルファが家に無い時、私はSLKで2人の子供を乗せられないという状況がたまにあります(^^;)
冷静になって考えました、もう1台、ファミリーカーが必要かも?と(笑)。





どんな車がいいのでしょうか?
どなたか、無知な私に教えてください(^-^;
スポーツカー以外のジャンル、本当に苦手です・・。





とりあえずヨーロッパの街並みから、地元の方に愛される車を探してみました。

いかがですか?この現地感(笑)。

サイドミラーがプラスチック、がらんと空いたホイールスペース、劣化したバンパー、もろベースグレード、玄人すぎです(笑)。



最近は、意識的にメルセデスを避けておりました。
W210を手放したのは、妥協できない性格ゆえ、愛する2台に納得できる水準で愛情を注げず疲れてしまい、自分らしいSLK1台に専念できる余裕感に酔いしれております。
SLKが気に入りすぎているだけに、他のメルセデスを家に迎え入れてしまうと、どうしてもそちらに愛情を注ぐ自信が無く、だからこそ他メーカー様のドイツ車ならばある意味リラックスして上手くやっていけそうな気もします。



こんな車も好印象。

南ドイツ、バイエルン・・皮を残して食べる白ソーセージ、泡立ちの強い白ビール、そしてエンジン屋さんのBMW♪♪
このぐらいの世代ならば、エンジンの音も盛大に室内に入って来そうな気がします。
小ぶりな車体もキビキビ曲がりそう、ついつい期待してしまいそうです。

というのも、最近の車は性能的には素晴らしいのですが・・。
大きく重くなりすぎ、静かになりすぎ、インチアップしすぎ、燃費気にしすぎ、八方美人で優等生になりすぎ(毒舌失礼致しました)、と感じております。
あくまでも、個人的に感じたことです(^^)





思いつきました♪
欧州の方に支持されてそうな、こなれ感のある車。
ガンガン使えて、程よいサイズ程よい性能、噛めば噛むほど味が出る、そんな車を求めています。

条件は・・。
・ドイツもしくはイタリア。
・味わいが残る年代。
・右ハンドル。
・いい音で元気に回るNAエンジン(パワフルな車は除外)。
・大きすぎないサイズ(Dセグメントまで)。
・走りも楽しめる(きびきび曲がり、ドライバーが頑張って加速させていく感じ)。
・愛する息子に室内を汚されても笑って許せるぐらいの気軽さ。

私なりの少ない知識で、思い当たるのは・・。
メルセデス W202
BMW E36
アルファ 145 155 75
フィアット 500 パンダ グランデプント

バラバラ、支離滅裂ですね(^^;)





数日にわたり、娘と関東を徘徊してみました。
千葉県北西部や埼玉エリアは中古車屋さんの聖地、宝の山。
お店巡り、楽しすぎなんですね♪♪



1日目は、フェラーリ・モンディアル(笑)。

完全に、罪深き自己満足。
「どう考えても、このような芸術品を家族車にするのは無理がある」と思いつつ・・。
実際に見ると、「もったいなくて公道では使えない」と確信したため、撤退(笑)。



移動が長すぎて、コンビニで休憩。

「アルファさん、君が1番だよ」なんて思いながら写真を撮っていたら、なんか黒い塊が飛び出しています。

頑固で気の強い娘が、風を感じておりました。

危ない危ない・・。





2日目は、メルセデス・CLK。

完全に、個人的趣向。
微妙な年式と車格、2ドアクーペ、4人乗り、とても欲張りなお車です。
これならば気楽にともくろみましたが、あまりのお値打ち価格に不安を覚えて、撤退(^^;)
撤退してから、なんだか罪を感じる不思議な感情。
とにかく寂しそう、あの子だって、天下のメルセデスの工場で製造されて、ワクワクしながら船に乗って来たと思うんです・・。
どうして身勝手な人間の人気投票で評価されて、寂し気な場所で野ざらしで放置されて、新しいオーナー様を待たなければいけないのか、エンジンだって調子が良くて、リアバンパーに2か所小傷があるぐらいなんですよね・・。
あ、余談ですが、私は寂しそうでちょっときれいな容姿の人が、ほっとけないたちなんです(^^;)



とりあえず前を見て、ただでさえ関東は広いんだから、あまり休まないで効率的に移動したい・・。

娘がマックの看板に反応。
私とは違い、沢山食べてくれる娘、2時間費やしました(笑)





今日はいい天気。
アルファ・147も絶好調♪♪

エンジンをギュンギュンと上まで回していく感じ、たまりません!
弱いボディをきしませながら高いスピードで曲がる感じ、ミラノの奇跡です!
「アルファがあれば、それでいいじゃないか!何が足りないのか、すでに持っているじゃん」とさえ思えて来るから困ります(^^;)



クレーン達。

こんなにたくさん建築機械が立ち並ぶと、現代文明の凄さ、感じます・・。



3日目は、190E。

W202になるとかなり遠くまで行く必要があり、だったら「最善か無か」時代のCクラスをと考えご訪問。

さすがメルセデス、これはしっくりきます!

味わいがあって、頑固で真面目なドイツらしさ満点、素晴らしい一品です!
ステアリングの大きさと細さ、アクセルの重さ、いちいち主張してくださいます、「あなたはタイヤを労わる必要と責任があるために、急ハンドルをすべきではありません」「あなたは安全のためにも、急加速をしてはなりません」と。
こんな濃い味の車を、時間とお金とジャバジャバ使い、抜群の状態にして味わったら、本当にドイツの良家気分が味わえそうです!

ただ、年式を考えたら普段使いに対する不安もあります・・。
内装は木目が割れていて、エンジンルームは細かい部分が錆びています、大丈夫なのでしょうか(笑)。
真面目な検討だから可能ならば乗せて頂き感触を確かめたい・・と思いましたが、車検、切れておりました(^^;)



燃費が良くない娘、いつもお腹を空かせています・・。

お寿司とケーキ、幸せそう、ホントによく食べる元気な子、食べる人は馬力があります。





なかなか、メルセデス・W210やアルファ・147を即決したときのような出会いはありません。
それだけ、あの時は色んな好条件が重なったからなのですよね・・。

結果的に、3日では、何も変わっておりません(苦)。
私は気分屋、浮気性、そして愚か、ということが再確認出来て良かったです♪

無意味な気もしてきておりますが・・楽しくなってきたので、これからも、ありえない車、意外な車、見に行ってみようと思います。





中身が無い文章、最後まで読んでくださいまして、心より感謝いたします<(_ _)>
Posted at 2020/03/24 22:01:19 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2020年03月12日 イイね!

マセラティ・クアトロポルテⅤ、試乗。

マセラティ・クアトロポルテⅤ、試乗。皆様こんばんわ。

元気に過ごされていますか?

世間を見たら、原油は売られすぎ、マスクは買われすぎと見えています(笑)。

時間を割いてくださり訪問頂きまして、誠にありがとうございます!







今回は、マセラティ・クアトロポルテⅤの試乗記事を書かせて頂きます。

今更ですが(笑)。
私は、文章力が無く、書くことへの苦手意識が強いです。
今回はマセラティに対する思い入れが強かったため、少し辛口パスタになってしまいました。
これは愛ゆえの本音です、悪気は1ミリたりともございません、どうかご容赦ください(^-^;





マセラティクーペが気になっていた私ですが、運転したことがあるのはギブリⅢとグラントゥーリスモのみ・・。
五代目のクアトロポルテもクーペと同世代、参考になると感じたため見に行ってきました。

ピニンファリーナデザインが、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
「ある程度の男ならば、私の事を意識しますよ?大統領に指名されたこともあるんです、私は選ばれるにふさわしい価値あって当然の車なんですよ」
「かのエンツォなんて、私の事を10メートル離れてにらんでいたの、意識しまくり、だったら近くに来ればよかったのに」
あぁ、失礼な言葉が浮かんでしまいます、今回はいつものいい部分にフォーカスするスタンスで記事を書く自信がありません、困りました(^^;)



状態の良い個体、前のオーナー様はガレージに入れて大切にされていたそうです。
「ちょっと気になっているだけです」と言ったのにも関わらず、「乗ってみますか?」と有難いお言葉。
またとない機会でしたので、運転させて頂くことに。
着慣れないタキシードをまとい、いつものスーパーに出かける気分です(^^;)

今回は数時間にわたり、住宅街、山道、高速道路、思う存分自由に堪能させて頂きました。





走り出してすぐ車から、「私は町中を人に合わせて歩くのは嫌いなの」「だって庶民の道なんて歩く気にもなれない」、という声が聞こえてきました(^^;)

私と車がかみ合えません・・。
シフトショック&タイムラグがあり、ギア比も高めの印象、常用する低回転でパワーよりも重さが勝っていて、実力発揮できていない感が・・。
あくまでもラテンエンジン、「もっと回さなきゃ運動不足だよ」って車が訴えてきます。



内装はサスがです、豪華です☆

高級セダンというよりかは、良くも悪くも極めたマセラティです♪♪
「そうね、私にファッションで張り合えるのは、30年前のランチアテーマさんぐらいかしら、今は事業が上手くいっていないみたいね」←社交界特有のエスプリ女♪
「私はつるし物は着ないの、オートクチュールしか着ないの、だっていい素材をデザイナーに造らせるのが、私の産まれつきなんだから」と、豪華さを正当化する声まで聞こえてきました(~_~;)



乗り心地も、やっぱり期待を裏切ってくれます。
硬めのバネと弱いダンパー、路面の凹凸を拾い、頭が上下にシェイクされる感覚が印象的。
(マセラティを所有されるみん友様のお話を伺い、距離が少なくても劣化が多いとのお言葉、それを踏まえたらリアのダンパーが抜けていた可能性が高いです)

理屈で分析する私に、クアトロポルテさんが訴えてきました。
「ケルンさんは現実的です、酒を飲んで踊ってみたことありますか?無いでしょ?」
「私は静かで快適な車ではありません、揺れたりしてもいいじゃやないですか」と。



山道に差し掛かり、左右に振ってみました。

ハンドリングは、アルファ147よりもおっとりしており、高級セダンとしてみたらクイックという微妙さ・・。
アルファ147のようにステアリングを切った瞬間ズバット曲がるというよりかは、クアトロポルテⅤは切って一瞬間を空けてからグワっとノーズの向きが変わるのが印象的でした。

自動車評論家の方は、大きさを感じないと表現されている方がいらっしゃいますが・・物理的には大きいですし・・。
長いホイールベース、重たい車重、ブッシュやサスのしなりによる間を感じました。

すかさず、クアトロポルテさんが声を大にして叫んできました(^^;)
「私はせっかちで素早いアルファではなく、期待を裏切らないメルセデスでもありません、私はクアトロポルテ、唯一無二の才女です、美食家だから食費もかかるし無理なダイエットもしないんです、好きなように生きるしか知りません」
「ケルンさん、あなたは車を性能や魅力という物差しで克明に測りたがりますね、そんな方はメルセデスやフェラーリさんでいいじゃないですか。私には、人の評価やライバルとの成績比べなんて関係ありませんのよ、私は存在しているだけで価値があるんですから」と(笑)



KYな私が、この場に及んで不安に感じたのがブレーキ(^^;)
突っ込めないです、信頼できなくて。
外から見ると、しっかりしたブレーキが付いているように見えつつも・・。
いざ高速道路で安全を確認して強い制動を試した時、不安を覚え、重さに対して最大制動力が足りていないと感じました。
またしても、「ケルンさん、あなたは本当に細かい嫌な方ですね?またしても文句がおありなんですか?私はアウトバーンで育ったた訳じゃないんですよ?止まる力の強さよりも止まらない過程を楽しんでくれませんか?人生の無常さを味わうように、波乱万丈の物語を鑑賞するように」という声が聞こえてきました。



一番感じたかったのは、何を隠そうエンジンです!

エンジンを感じるため、右足に力を込めます。
色んな回転で、色んな踏み方も試してみました。
一番おいしいのは、高回転域、ツキはよくその回転でならパワーも出てきます。
ただ、フェラーリのように人生捨ててもいいと思わせる音でレッドゾーンに吸い込まれる感じとは言い切れません・・。

「ケルンさん、私はF355ではありません、クアトロポルテです、背伸びも無理もしません」。
「工場は同じマラネロでも、高い声で歌うつもりありませんし、力を出すつもりもありません、私は私なりの特徴的な声で囁くだけです、力はありますが最高は目指しません、それだけでいいじゃないですか、私は私が好きですから」。
「そんなにフェラーリさんがいいのならどうぞご勝手に、私の時間を奪うのはやめてくださいね。あなたのような男が要なくても、沢山のご紳士が私に惚れてしまうんですから」

ザ、お嬢様♪♪





最後に、天国のエンツォ氏に対し、手紙を書かせて頂きます。

「世間では、マセラティにフェラーリエンジンが乗ったと言われています。
たしかにマラネロ工場製ですが、レース魂は宿していないと感じ取りました。
エンツォさん、あなたはテーマフェラーリにフェラーリの文字を入れることは許さんとおっしゃったほどの信念の方。
誰にも媚びず、純粋に、レースでの勝利に拘ったあなたは素晴らしいです、聞こえていらっしゃいますか?
あなた様の心意気、フェラーリエンジンは本物のフェラーリだけにしか搭載しない、フェラーリ以外には乗せることを許さない、それは今でも守られているのですね!
改めて、私はエンツォ氏に対し、敬意を示します」



解りずらいと思いますので補足致します(苦)。
フェラーリエンジンがストレートの酒、マセラティに搭載されるフェラーリエンジンはオンザロックやダブルの水割り、どちらも魅力を感じます。
誤解されないよう申しますが、私はデチューンという響きが好きな、変わった男です。

歴史から言えばマセラティの方が格式があるのに、若いフェラーリが王者の風格フィレンツェステーキで、マセラティがゴージャスな衣を身にまとったミラノ風カツレツ、皮肉な話です(^^;)

むしろ比較されない分、フェラーリ傘下になる前のマセラティの車種に拘る方の気持ち、少しだけ解った気がします。

結局、購入&維持に際しては、覚悟と愛情が必要になってしまうと思われますが(笑)。





支離滅裂な文章になってしまったご無礼、ご容赦ください。
最後までお読みくださって、誠にありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2020/03/12 23:10:10 | コメント(13) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年03月09日 イイね!

「アルファは生もの」、気のせいではありませんでした。

「アルファは生もの」、気のせいではありませんでした。皆様こんばんわ。

おいでくださいまして、誠にありがとうございます!



時が時だけに、体調は大丈夫でしょうか?

ご無事を願います☆





まず初めに。

コロナの影響で、世界的に株価が下がっております。

私は先月、保有している株を全て売却、現金にしてありました。
というのは、ある米国企業様に、一点集中で投資すると決めたためです。

こんなタイミングでコロナショック&ドル安、天の導きとしか思えません☆
現状はある程度のバーゲンセール、もっと安くなる可能性も感じるため少しだけ買っておき、デッドキャットバウンドは無視、安くなるたびに数十回に分けて投資させて頂きます♪

やっと、「私の銘柄は一つだけです」と、言えそうです(笑)

そういえば日本政府様、リーマンショック級が来たら増税は延期というお話がありましたが、「今からでも遅くないです」「減税等々、消費を活性化、今です」と、つぶやきたいです(^^;)

ご注意→フォーカス投資はキチガイ的な行為です。

教科書的には、一つのかごに全ての卵を入れず、投資先と時間軸の分散が良いと言われております。





今回はアルファネタです。

フェラーリ教で有名な清水草一氏、アルファ・147を所有されていたとのことで・・。
「カーマニア人間国宝の道」を拝見していたら、イタ車に対する愛を感じて嬉しくなりました(^^♪

「イタ車はポンコツほど尊敬される」
「イタ車は故障が自然治癒する(こともある。特に電気系)」
「オイル漏れは治そうと思うな、つぎ足せ」
「とにかく細かいことは気にすんな!」
「147GTAならともかく、フツーの147ツインスパークはあくまで薄味のアルファ・ロメオ」

人を楽しませても余りある文章、面白すぎです♪




本題に入りまして・・。

先日、我が家のアルファ147のワイパーがダメになったため、お任せしているアルファ専門のショップさんに、お邪魔してきました。
せっかくなので、オイル交換も。

他の車には反応しないのに、アルファを見ると叫びだす息子(笑)。
やっぱり、156とGTが好きみたいです☆



以前のブログで、タイミングベルトとウォーターポンプをやって頂いたあと、「エンジンが喜んでいる」「前より速くなっている」と書いた記憶がありました・・。

そのため、私が正確に感じたのか、気のせいだったのか、伺っててきました。
やり方で変わるという事と、部品の交換だけじゃなくエンジンのブロックを外して調整してくださった事が解りました。
そこまでやって頂いたことに感銘を受けましたし、私の感じ方が間違っていなくて安心しました(^^;)

買ったばかりの頃は、パワーが無いけど楽しいと言ったかもしれませんが・・。
調子の悪いツインスパークエンジンって事を解らず記事にしてしまって、「アルファさんごめんなさい」って感じです(笑)。
機嫌がよくなって、調子がいい時のツインスパークのパワーが、本当の実力なんですね。




帰り道。

アルファの楽しさ&気持ちよさを堪能。



良く曲がる、よく走る♪

過敏でセッカチで気が強いオキャン、自重せずやりたい放題、つい心配になってしまう、男がほっとけない感じ(笑)。



荒れた路面で。

ボディが柔らかい・・ボディがスプリングみたいにしなる。
ドイツ車乗りとしてボディは硬いのが理想と思っていても、イタリア車のこのいい加減さも、荒れた路面を緩和してくれて何だかイイ頃合い♪
硬いのもいい、しなりがあるのもいい。



頭で考えると、フロントサスのアームも短くリアサスのアームは折れそうなほどに細い。
硬めのバネと頼りないダンパー。
前が重い前輪駆動。
なんでこんな適当な車なのに、良く曲がるのか・・。
ステアリングを切った時、タイヤの中心点を見る。

ほぼセロスクラブ。
すこしだけ中心点が内側によっている分、操舵したとき外回りにタイヤが回り込む動き。
理屈でなら考えられますが、演算された値以上の走り、想定を超えてくるのがアルファ。



加速していくとき、低回転だと「ボヘーっ」と苦しそうなこもった音(ガソリンに対し空気が足りない)、こんな時はアクセルを踏んでも反応してくれず・・。

回転を上げていい音になった時(混合比率&燃焼効率がたぶん最適になった時)、アクセルを踏み足すと車が「クゥォーーーッ」と前に進んでくれて、この感じ、キタキター的な感じ!

薄味ラテンセットアップ、快感(笑)。





帰りはレストランへ。

雨に群れたアルファも美しい。

ハンバーグドリア。

高カロリーメニュー、懐かしい味わい。

レトロな店で・・。

やりたいこと、忘れていたことを思い出しました。
行きたいとこ、沢山あります。
時間を伸縮させたり、預けたり引き落としたり、なんでいまだに具現化されていないのかな?、そんな事を考えていました(笑)。





最後まで読んでくださいまして、誠にありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2020/03/09 21:02:39 | コメント(7) | トラックバック(0) | アルファロメオ147 | 日記

プロフィール

「イタリア旅行記。 http://cvw.jp/b/2635224/48149083/
何シテル?   12/27 20:25
☆自己紹介☆ ケルンです。 以前はマツダRX-7でサーキットで速さを追求していました。 現在はマセラティギブリで町乗り~ワインディングを味わってい...
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マセラティギブリの、美しさと音(トンネル内のスーパーカー音あり)。 
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アルファロメオ147、風のようにこんにちわ。 
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2024/06/18 23:18:51
フェラーリF355をレンタルし、芦ノ湖スカイラインへ・・。 
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2024/06/18 23:15:52

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