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2020年07月21日 イイね!

320i(E90)で、地元の峠へ・・。

320i(E90)で、地元の峠へ・・。皆様こんばんわ。

いつもいらしてくださいまして、誠にありがとうございます!





普段、ニュースはあまり気にならないのですが、珍しく、えーー?と感じた政策がありました。

緊急事態宣言の後なのに、旅行へ行こうキャンペーン!
人の命と経済、どっちも大事、それは解ります、でもブレブレな気が・・。
・左に行こう、やっぱやめた、よし今度は右に行ってみよう。
戦地で上官がこんな指揮官だったら、部隊は混乱すると感じたの、私だけでしょうか(^^;)

でも、旅行したい方には有難いキャンペーン♪
(私は海外も対象だったなら、ぜひ行きたいです)。





本題に入りまして。
この1週間、320i(E90)を知るために、この車ばかり乗っていました。
ドイツ車らしく完成度が高く、まず感心し、誉める場所ばかり見つかり、本質を感じるまで、時間を要していました。



そして、地元の峠にも、行かないと始まりません。
興味を持ったことは解らないと気が済まない、この面倒くさい性格、なかなか治りません・・。

先ずは空気圧、前後基準値にきっちり調節。

シートポジションも、念入りに調整します。



今度はステアリングの握り方。

親指をへこんでいる部分に合わせ、そして全体を握ったら、ぴったり9時15分になっております。

BMWで推奨されているのは9時15分、思い出しました♪

センター付近も遊びが無くて、これ、凄く好みです!





そして地元の山道へ・・。

結局この道が、一番のリトマス紙になってくれます。
路面が荒れ、うねっており、車にやさしくない道は貴重です。

E90は、脚が引き締まっていて硬さをダイレクトに伝えますが、ランダムな路面の凹凸から来る入力も収束が早く、いち早く次の操作を行う事が出来ます。



感心するは剛性。

動かない部分、動く部分、きっちり役割分担されています・・。
だからこそ、次を予測しやすいです♪

剛性が低い車でも巧みにバランシングされた車もありますが・・。
この車は高い剛性が土台になっており、スタビリティーに貢献しています。



こだわりを感じたのが、微妙で繊細な操作に対する正確な反応。

アクセルオフやブレーキを使って曲げたい時、きっちりヨーモーメントが付いてくれます♪
ドライビング操作を楽しむ人の期待を裏切らない車造り、感心です。

威勢のいいNAエンジンの音も、これだけでも心が躍って来ます♪
2リッター前後で考えたら、4気筒にしたこと、理に適っているのかもしれませんね・・。



車を止めて、一服、ちょっと考えます・・。

というのも、自信をもってお勧めできる、非常に優秀なスポーツセダンですが、2つだけ、疑問点がありました(^^;)

①BMWのステアリングギア比は、アルファほど超クイックじゃなく、適度にクイックなセットアップ。
②リアの過渡特性的(グリップ→ドリフト)に、グラフの頂上を高くするセットアップではなく(限界まで踏ん張る脚)、非線形特性の天井部のカーブを緩やかにしているセットアップ(自然に流れる脚)。

当然、BMWが開発&テストしての結果だけに、「こうだからこうしたのだ」という理由、絶対あるはずです。
勿論、ステアリングギア比はクイックならば正義とは限らず、リアも遠心力に対して出来る限り踏ん張り続けるだけが正義とは限らない、FFとFRではセットアップが異なる、等が頭によぎりましたが、その心が、「これだ」と、ハッキリ言えませんでした・・。

頭が良くてスマートなエリートさんほど、どっからどう見ても突っ込みどころが無くて、心の中も見えずらい・・そんな感じです(笑)。



その心、有難いことに、走り続けていたら、感じてきました!

「ステアリングは曲がるきっかけに過ぎません、アクセルをガンガン踏んでください、少しテールスライドしながら前に進む、これが私の走りです」、車の声が聞こえて来ました。

扱いやすさ、トータルバランスなんでしょうね!
葉っぱばかり細かく観察せず、全体の木を見るべきでした(^-^;

BMWが造るFR・・。
アクセルで曲げる、アクセルで加速させる、理屈が吹っ飛ぶような楽しさです♪





家族みんなで乗れるのに、生粋のFRスポーツの走りを楽しめる♪

この車、こんなに気に入るとは思いませんでした。





私のつたない文章、最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2020/07/21 21:00:32 | コメント(9) | トラックバック(0) | BMW320i | 日記
2020年07月12日 イイね!

家にやってきた320i(E90)と、笠森観音へ・・。

家にやってきた320i(E90)と、笠森観音へ・・。皆様こんばんわ。

雨が多く、風が強い日が続きますが、お元気でしょうか?

ご訪問くださいまして、誠にありがとうございます<(_ _)>





私は最近、娘の束縛に悩まされております(^^;)
いつも一緒に居て、優しくし続けないと、怒り出します。
「パパ、パパ、こっちこっち」・・リアルで少しノイローゼになりました(*_*;

昨夜、パソコンを開こうとしたら、娘に手を噛まれました。

見事な歯型(笑)。
束縛が激しい女性は苦手ですが、まさか娘がそうなるなんて・・。

ご経験豊富な皆様、どうか、お知恵をお貸しください<(_ _)>





今回は、家にやってきた320i(E90)について、書かせて頂きます。

10日に、家に来ました。

息子は、朝パジャマのまま、青い車の所へ行って「これ、うちの車?一回だけ乗せて」と。
娘は車のドアノブをガチャガチャやって、「青い車、きれ~い☆開かないよ~開けてよ」と。
私も車を把握したかったので、さっそくですが笠森観音へ行ってきました♪





プッシュボタンでエンジンをかけ、少しブリッピングして音を聞いてみました。

ブァン♪ブァン♪プォォォ~ンッ・・♪
ジェントルなのに、軽快で小気味いい音です、まさに正統派。

車に乗った息子は、白いアルファの方を見ています・・。
察した私が「アルファも置いておくよ」と言ったら安心したようで、「青い車で行こう」と、納得した様子。
娘は、「早く~GOGO~」と、指揮官ぶりを発揮しております。





走り出して感じたのは・・。

全体的に高品質、車としての完成度が、ドイツ車は圧倒的という事。

E46→E90への変化として、全体的に大人っぽくなったと感じます。



ブレーキは、パッドがローターをガシガシ噛みたがる感じで・・減りそうです(笑)。
硬いタッチで、短いストロークです。
安全な場所で、フル制動を試しましたが、良~く止まります!
ABSの効きが細かく、ブレーキバランスもリアがしっかり効いており、4輪使って制動し、ビックリするほど短い距離で止まってくれます。



曲がるときの姿勢、うっとりします・・。

ステアリングを切って、ノースがイン側に吸い寄せられ、同時にリアが居てほしい位置に居てくれて・・。
ドライバーを中心に旋回、泳いでいるみたいです。
前後重量配分50対50、素材は味付けに勝る、再確認しました。



BMWが拘る、太く小さ目のステアリングとギア比。
重くてしっとりした感触、セダンという事を忘れそうです。
320iのステアリングギア比は適度にクイック、アルファ147のように超クイックではなくて・・。
反応も、舵角小だけ超クイックで舵角中・舵角大は適度にクイックのアルファ147に対し、BMW320iは舵角小・舵角中・舵角大、どの舵角でも適度にクイックに曲がってくれます!
フロントのトーアウトも、この普遍性に協力しているのかもしれません。



脚ですが、Mスポーツだけに、体が引き締まった格闘家のようです。

ストロークが短く硬く、短いストロークを唯意義に使っていて、減衰がしっかり効いていて、あらゆる跳ねを抑えてくれています。
段差は一発で「バンっ」と収束、車体を絶対に暴れさせず、何があっても動じない動き・・。

ボディー剛性も感心するほど高く、脚も堅いため、ロープロファイルなのにタイヤが一番たわんでいるのでは?と錯覚するような感覚があります。



エンジンはNA直列4気筒です。

搭載位置・・超フロントミッドです。
4気筒とは思えないぐらい振動が少なく、ヒューンと、軽々と回ってくれます。

エンジン屋、どれを作っても、よく出来る♪





高速で、前のポルシェ911も気持ちよさそうに走られていました。

320i、ドイツ車あるあるで、直進安定性が非常に高いです。

車線変更で反復横跳びを試しましたが、この車は高い速度域でも適度にクイック、安定さを失わずに曲がってくれます。
風が強い日でしたが、影響をあまり受けず、空力も良さそうです♪

高速道路の速度域からの加速は、少しパワー不足を感じるぐらいかなと予測しておりましたが、トルク特性が良いのか、6段ギアが良いのか、必要な加速はしてくれることが、嬉しい発見でした(^^




高速を降りて、山道へ・・。

「ロールが少なくなってる!」
過去形なのは、E46Mスポーツの動きが頭に入っているため、このE90がどのように変わったかが事細かに解るためです。
ロールを抑制しいい意味で横曲げ応力の弊害を減らし、むしろ内側のタイヤの荷重を抜かない事による合計CFのアップという恩恵、「ストラットを活かす味付けに進化した」と感じました。



きついコーナーが連続する道でも、パワーに頼らず、高いアベレージスピードで走ってくれます。

思ったよりも進入→旋回スピードが高く、速度や車重も感じさせない不思議さ・・。
Mスポーツでサイズアップされたタイヤ(F225 45 17,R255 40 17)も効いているとは思いますが、4気筒になったことによるノーズの軽さ、そしてサスの進化によるトラクションのかかりの良さも効いていると思います。



予想した以上に、E90の良さ、体感しておりました♪
私がメルセデスに絶対の信頼を置いているだけに、メルセデス党の方にこそ、お勧め出来るBMWのモデルとも感じました。





目的の笠森観音へ到着・・。

木の生え方、そびえたつ階段・・。
何も考えず来てしまったこと、少し後悔しました(^^;)

急な山道を登ると、沢山の大きな木がお出迎え。

この木の穴、中を通ると、子供を授かれるそうです!

私、知恵の輪状態で体を通して、その後に知りました(^^;)
「大丈夫です、2人居ますので、他の方に子を授けてあげてください」と、言っておりました・・。



昇り切ったら、やっと見えてきました。

まだ、上に行くんです(笑)。

この建物、昇っているとき、夢の中のような不思議な世界を感じました。



天守閣からの風景。

こんな場所に住んでいたら、一つ高い視点から自分を客観的に見ることが出来そうです。



熱かったので、娘はイチゴのかき氷を。

息子は「緑じゃなきゃ嫌だ」と言い、宇治金時を待っています(笑)。





帰りは、ここのお店へ・・。

目的は、アンコがたっぷり詰まったモナカです♪





その後も走り続け、やがて「無の感覚」、覚えていました・・。

車が吸い寄せられるように走っていた、ドライバーはただそこに乗っていたって感じです(^^;)

究極のバランス、その世界は「無」なのですね・・。





BMWの駆け抜ける喜びという言葉・・。

メーカー様は運転する人に、人馬一体になった快感、ワクワク感、これを味わってほしかったのかな?と思いました。

少しだけ、バイエルンの空と雲、異国の日本で感じた気がします。





最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございます!
Posted at 2020/07/12 20:48:45 | コメント(10) | トラックバック(0) | BMW320i | 日記
2020年07月04日 イイね!

青いキミ。

青いキミ。皆様こんにちわ。

いつもご訪問くださいまして、さらに沢山のイイねまで・・。
誠に、ありがとうございます<(_ _)>

混乱した世の中が続いておりますが、お元気に過ごされていますか?





唐突ですがここからは、「探していた気軽なファミリーカー」、について書かせて頂きます(笑)。
皆様から、様々なおすすめの車を紹介して頂きましたが・・。
いやぁ~、ずっと考えていました(^^;)

SLKは勿論アルファ147も残し、1台増車の方向に。
唯一気になるマセラティは気軽な家族車とは違うと感じたため、その他のメーカー様で、素材を味わえる素の料理(素のモデル)にと思いました。
とはいえ、試乗やレンタルするだけの気軽さ、実際に家に置いて毎日向き合う事の重さ、違うんですよね・・。

原点に返り、3つの大事なキーワードを思い出しました。
FR、NAエンジン、ドライビングプレジャー。





先日、海の幸が食べたいと思い、出かけました。

飲食店の有難さをかみしめて、店を出て・・。



通りに、2個前の320i、置いてありました。

愛情がかけられていた、綺麗な個体でした。

BMW、しかも青(赤か白派です)、頭に浮かばなかった選択肢・・。

ドイツ車なら、メルセデス党の私。

3年前、E46を手放した過去もあります。

BMWならばもっと前の、E30やE36に興味を持っていたものの、部品供給や経年劣化を考えてしまう程度。

でもこのE90、澄んだ空のように見えたのが、妙に、気になったんです。
バイエルンの青い空、体現している感じで・・。

FR、NAエンジン、ドライビングプレジャー。
この3つ、そういえばこの車って・・「駆け抜ける喜びの代名詞」と思い出すまで時間がかかる鈍~い私(^^;)

そしたらお店の方が、「どうぞ、自由に乗ってきてください」と言ってくださいまして、軽い気持ちで試乗してきました♪



走り出して、不思議な感覚に襲われました・・。

初めて乗るモデルなのに、3分後には、体になっています。

前に乗っていたE46の後釜という事もあるのでしょうが・・。
それに加え、E46→E90への変化、角が取れて洗練されたと言いますか、軟派な私好みに変わっています。
勿論、硬派なE46が最高・・という方の思いも解ります。
とはいえ、E90もBMWらしさ満点で、BMW以外の何物でもない車になっていて・・。



気が付いたら、結構乗っていました。

避けていた硬そうな人と一緒に居たら、実は楽しく過ごせる事を発見したパターンです(笑)。

これは灯台下暗し。
世界的に見ても、スポーツFRの代表的メーカー様。

そうなったらコロッコロ、「どこ行こうかな?」って考えているんです(苦)。

「E46が家に有ったころはサーキットバカだった視野の狭い私、今ならば、もう少し広い視野で味わう事が出来るかもしれない」
「新たな世界、見えてくるかもしれない」
そう感じていました。



開発者さんの名言、思い出しました。

「なぜBMWはBMWなのですか?」の問いに対し、「ステアリングホイールの直径と形状、それにステアリングのギア比は重要だ」、さらに冗談ではなく真顔で「バイエルンの青い空と白い雲の下で作っているからさ」と。

少年のような無邪気な心、バイエルンの空が、そうさせるのかもしれませんね♪♪




最後に車を見て・・。

「青いキミ、お家に来てみるかい?」と(笑)。

来週には、納車予定となりました♪





思ったことをそのまま書いた文章、最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2020/07/04 20:55:28 | コメント(14) | トラックバック(0) | BMW320i | 日記

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「イタリア旅行記。 http://cvw.jp/b/2635224/48149083/
何シテル?   12/27 20:25
☆自己紹介☆ ケルンです。 以前はマツダRX-7でサーキットで速さを追求していました。 現在はマセラティギブリで町乗り~ワインディングを味わってい...
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