アルファロメオ147、風のようにこんにちわ。

皆様こんにちわ。

いつもご訪問くださって、誠にありがとうございます。





今回の記事は、急に我が家にやって来ることになったサブカー、アルファロメオ・１４７についてです。





息子から、散々言われていた事がありました、「アルファ買って～」と。

結果、サブカーを入れ替える結果になりました(^_^;)

マセラティは「いつか絶対に欲しい」と感じましたが、アルファに関しては何となく気になっていて忘れたころまた乗りたくなる感じで、アルファのどの部分に魅力を感じているか自分でも解らず、気持ちが悪かったんです・・。



現在のサブカーのＥ３２０、決断してから３時間で業者さんがやってきて、まずまずの価格で手放せることが判明。

きれいに洗車して、感謝の気持ちと共に送り出しました☆
メルセデスが総合点が高い事は知っているつもりですが、限られた人生の時間、色んな車を楽しみたいという思いも胸にありました。

所有して毎日乗っていれば、アルファが気になっていた理由、解る時がやって来るかもしれません・・。





こんなイメージで、乗る事にします・・。

ガンダムが手に入らないアムロが乗っていたディジェ・・決して高性能ではなく凡機と言われるマシンにもかかわらず、空気を読まず元気よく活躍するイメージ(笑)。





本日、早起きした息子を連れて、受け取ってきました♪

フルノーマルの、白い１４７。

アルファは赤がいいなと思っていましたが、白いアルファも、なんとも言えない怪しさがあっていいですね♪





スタートさせて、始めに感じたのは、ラテンの血。

理論的に作られたドイツ車ではなく、感覚で造られたイタリア車なんですよね、やっぱり。
「細かいネガな部分は全然オッケー、アルファだし」と許せてしまうのは、何故なんでしょうか(笑)
よく解らないけれど、気分が楽しくなるんですよね・・。



脚はゴツゴツ動き、遠慮なく、路面からの情報をダイレクトに伝えてきます。
それなりにしなやかですが、ダンパーの減衰よりも、腰のあるスプリングの存在を強く感じます。



ブレーキは軽さと相まって、良いタッチと共に、思い通りに止まってくれます。

ハンドリングはアルファらしく、かなりクイックです。

クイックなステアリングギア比と比較的軽量なボディの恩恵もあり、ファミリカーなのにスポーツカーのような切れ味で曲がってくれます。

フィアット傘下時代のアルファ、ＦＦという制約をはねのけるぐらいハンドリングを磨いたからこそ、今のアルファらしさを確立したのかもしれません。



ツインスパークエンジンはヒューンと上まで元気に回り、小～中排気量ＮＡらしいフィーリングです。
決してパワフルではないですが「回していく楽しさ」「踏んでいける楽しさ」を感じます。

ツキが良く、フレキシブルな過渡特性があるため車の姿勢をコントロールしやすいのも好印象。

１気筒に２本のプラグで点火、可変バルタイ・・今となっては当たり前のエンジンを元気に回す為の技術に加え、イタリアの躍動感が加わっています。



軽量でローパワー、決して速くない車をドライバーが走らせる楽しさは、昔の気持ちを思い出させてくれます(勿論、速い車も大好きです)。

私の勝手な昔のアルファのレースのイメージ通り、パワーで押す感じでは無く、トータルバランスで走る雰囲気、それに通ずるものを感じます♪





パーキングにて、鳥天丼を頼んでみましたが・・。

殆ど息子に食べられました(笑)。





前輪駆動、アンダーパワー、ハッチバック・・はっきり言えば自分の好みと違う車の筈なのに、心が嬉しいんです。

父「どうだ、いい車だろ」
私「うーん、甘く見てたけど軽快でやる気が出る車、ドンガラにしてラリーでもやったらいい走りしそうだね」

アルファがあるってだけで、なんだかワクワクしてくるから不思議です。
峠とか走っても、楽しいでしょうね。

流れで付き合ってみたら、意外と長く続いてしまうパターンかもしれません(苦)



家に到着しても、息子は車から降りたがりませんでした・・息子の笑顔が見れただけでも、私は幸せです！

風のようにやってきたアルファロメオ・１４７。

頭では無く心で、ラテンの風を感じてみたいと思います。



最後まで読んでくださって、誠にありがとうございました。