• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Kolnのブログ一覧

2018年02月04日 イイね!

イギリス旅行記

イギリス旅行記飛行機が宙に舞うと、頭が空っぽになれる気がする。

案外、飛行機も嫌いではないのかもしれない。



今回の旅行先はイギリス。

目的は単純明快、本場の紅茶がまた飲みたくなった、ただそれだけだった。

飛行機で12時間。
勿論、タバコを我慢するのは大変だった。





始めに連泊したホテルは、中世の貴族の館を改修したマナーハウス。

歴史を刻んだ石から、鉱物の持つ風合いの良さを感じる。

部屋へ続く中庭も、雰囲気たっぷりだ。

英国は、古い物を大事にする習慣があるが、800年前の建物に自分が泊まるなんて事は、思いもしなかった。

現地の方は、「古ければ古いものほど価値がある」と話す。

私も良い物を長く使えるように、もう一度ライフスタイルを考えたい。

あきらかに、時間の流れ方が違う。

メルセデス・ベンツ SLK(R171型)の前で記念撮影。









城塞都市チェスター。

味のある、木組みの家がお出迎え。

絵画。

好きな描写タッチ。

チェスター大聖堂。

美しい様式。

街もにぎわっていた。





港町のリバプール。

ビートルズゆかりの街らしい。

ギャバーングラブにはファンが押し寄せていた。

この雰囲気・・すっかりアウェィだ。





ウェールズ地方のコンウィ城。

世界遺産の一つで、重厚な城壁がユニークだ。

寒さに身をゆだねて散策。

この赤い家、イギリスで一番小さな家らしい。

この細さ・・トワイニング本社が連想された。

有りがちだが、身長190センチの方が住んでいたそうだ。





ウィンダミア湖周辺の町。

湖畔にそって、かわいい街が広がっている。

ここである初老の日本人男性が言葉が通じず困っていた時、私が通訳したことがきっかけで打ち解けた。

ローストポーク。

異国の地で、日本人同士の不思議な時間。

彼は元証券マン、金融業界の貴重な話や、人生をかけて培ってきた経験則を親切に伝えてくださった。
「いくら教えても最後は結局これしか言えない、幸運を祈るとしか」

  ケルン「お会いできて良かったです」





バーミンガムの夜。

可愛い店が立ち並ぶ通りで、夕飯の店へ。

店内も、ヨーロッパの雰囲気たっぷりだ。

ローストチキン。

クリームブリュレ。

表面はカリカリしていないが濃厚だった。



ドラキュラ伝説に出て来そうな教会・・。

もっともあちらは、トランシルバニア地区だったことを思い出す。




ストラトフォードアポンエイボン

シェーくスピアゆかりの地、とても静かな町だ。

ホーリートリニティ教会、実際に座ってみた。

私は無宗教だが、この教会は落ち着ける空間だ。

静粛な空間は、思考するのにも最適だろう。

品ぞろえの良い、タバコ店発見。

私がもう一度吸いたかった英国製のタバコ、サンモリッツ・・。

このためにイギリスへ来たようなもの。

残念な事に、タバコ規制でパッケージは無地になっていた。

見た目は残念だったが、味わいは当時のまま、乾いた香りと気付かないくらいのメンソールが織りなす上品な味わい・・。

これが吸えただけでも、この国へ来て良かった。





湖水地方のバイブリー。

はちみつ色の石の家が立ち並ぶ。

川と緑と石・・イメージ通りの街。

絵本の中のような風景だ。





イギリスのカントリーサイドでは、沢山の羊がいる。

村々に大きな教会が建っているのは、羊毛が高く売れるからだそうだ。
確かにハリスツイード等の毛織物のイメージがある。

それを皮肉って、羊で儲けた村に立つ豪華な教会、「シープチャーチ」と呼ばれているそうだ。





そして、イギリスと言えばイングリッシュ・ブラックティー(紅茶)。

例に倣い、三段重ねのアフタヌーンティーを頂いた。

ケーキ、スコーン、サンドイッチ・・大変な量。

クロデットクリームとジャムのハーモニー、たまらない。

勿論紅茶は濃厚なミルクティー。

幸せすぎる・・。





ボートン・オンザ・ウォーター。

川沿いの街で、犬を散歩した英国人夫婦が話しかけてくれた。
「隣町に住んでいるの」

  ケルン「私は日本から来ました。大人しい立派な犬ですね」

レトロな赤い車。

蒸気機関車まで現役バリバリで走っている国だからこそ、数十年前など取るに足りない古さなのかもしれない。






牡蠣のコロッケ。


タラのソテー。







学生の街、オックスフォード。

英国は階級社会、育ちの良いエリートが集まる学校だ。

ある町の時計台の下でタバコを吸っていたら、目つきの悪い現地人が近寄ってきた。

「お金くれ」
「タバコくれ」
「FUCK YOU BABY」

俗に言う物乞いさん、彼らも好き好んでこの生活をしているのではないのだろう。
人を恨まないことにする。





都市部に近づき、オシャレなレストランが目に留まる。

暖かい色の明かり、とても落ち着く。




ビーフのシチュー。

ブラウニーチョコがかかったシュークリーム。






コヴェントガーデン。

色々なお店が立ち並ぶ、ホットなスポット。

ここであるお店の男性に、革の手袋を熱心にすすめられた。
良い物だからこそ、自信を持って勧められるテンションを感じる。

私と妻用に、2つ大人買い。





イギリス名物、フィッシュ&チップス

店員さんの、「魚を楽しんで」の言葉通り、サワークリーム、ビネガー、塩コショウ等で好きなように味付けして食べるのがイギリス流だそうだ。

イギリスの家庭では母から娘に、料理の味付けを完璧にせず、調整の幅を残しておくように教育されるという話も伺った。





ここはロンドンシティ・・ニューヨークに次ぐ金融街である。

この町から感じるパワーには圧倒される・・物凄いお金が動いているのだろう。

私にとっての最高のパワースポットだ。





ホテルにて。

ようやくロンドン中心部に居る事を実感する。








ビックベン。

改装中・・。



バッキンガム宮殿。

エリザベス女王さん、長生きされています。



チャーチルの銅像。

英国を勝利に導いた毒舌の英雄・・私も彼に少しでもあやかりたい。






ナショナルギャラリー。


ルーヴェンス。

勢いのある描き方だ・・。

ゴッホ。

トレードマークの当時高価だった黄色い塗料がふんだんに使われている。





大英博物館。


考える人。


ジャスパー。






喫茶店の前で、はにかんだ笑顔で働くロンドン子のお姉さんに話しかけられ、衝動的に入店。

たまにはこんな店のセレクトもいいだろう。

こじんまりした店も、地元の方の生活を感じる事が出来て面白い。

アップルケーキにドロドロに溶けたカスタードをかけて食べたが、物凄く美味しかった。
チェック・・ケーキと紅茶で35ポンド、世界に誇れる物価だ。






フォートナム&メイソン

英国王室御用達の紅茶店、とても品格ある売り場だ。

正確には、エリザベス女王とチャールズ皇太子のロイヤルハワラントを受賞している。

ここでしか買えない銘柄が多く、ついつい紅茶を購入

他で買った紅茶と合わせ、一年分を購入できた。

階段も重厚感溢れる。





スーツの聖地、サビルロー。

背広の語源となった仕立て屋が並ぶ通り、停まっている車からも風格を感じる。

仕立て屋街であるサビルロー一番地に店を構える、ギーブス&ホークス。

交渉の末、ようやく一枚だけ店内の写真を撮る事が出来た。

圧倒的な堅苦しさと、伝統を兼ね備えたお店だ。
良くも悪くも閉鎖的、それがブリティッシュと感じた。

既成服コーナーを見ていると、同年代の他のイギリス在住のお客さんに話しかけられた。

「あなたの上着のサイズは46かな?」
「私はサイズ感が着こなしで大切だと思っている」

  ケルン「46です、私もサイズこそ重要視しています。そして服は額縁だと思っています」

「絵を引き立たせるための額縁だね」

結局二人とも、サイズがぴったり来ず服は買えなかったが、ロンドンならではのこだわりを聞くことが出来た事が収穫だった。





ロンドン・ピカデリーサーカス。






気が付けば、すっかりナイトタイム。

夜のロンドン、美しい・・そしてこの町は飽きない。





夜はロンドンらしく、コテージパイ。

ワッフル。






最後の夜、楽しい時間を思い出しながら荷物をまとめる。






ヒースロー空港で、初老の日本人女性からお菓子を頂いた。

偶然にも彼女は投資で大成功された方。

私が投資をしていることを話したところ、あり難い事に貴重なノウハウを伝授してくださった。

「応援してるよ、沢山税金を払って世のためになりな、人生って本当に楽しいからね」

  ケルン「色々と親切にしてくださって、ありがとうございました」





帰りの飛行機で、ボブヘアーのフライトアテンダントさんが、私の元にワインを4本・・持ってきてくれた。

ちょうど美味しく飲めそうな気分だったので好都合だ。





成田空港にて。

旅の贈り物は、余韻だと思う。
これこそが私の心の中の経験値となる。

「この旅行に、行って来て良かった」

私の心は、未来に対して湧き立っている。
Posted at 2018/02/04 18:10:29 | コメント(9) | 海外旅行 | 日記

プロフィール

「イタリア旅行記。 http://cvw.jp/b/2635224/48149083/
何シテル?   12/27 20:25
☆自己紹介☆ ケルンです。 以前はマツダRX-7でサーキットで速さを追求していました。 現在はマセラティギブリで町乗り~ワインディングを味わってい...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/2 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   

リンク・クリップ

マセラティギブリの、美しさと音(トンネル内のスーパーカー音あり)。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/18 23:33:16
アルファロメオ147、風のようにこんにちわ。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/18 23:18:51
フェラーリF355をレンタルし、芦ノ湖スカイラインへ・・。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/18 23:15:52

愛車一覧

マセラティ ギブリ マセラティ ギブリ
今度の愛車は、純白のマセラティギブリS です。 ギブリとは、リビアから地中海に吹く、乾 ...
フィアット 500 (ハッチバック) フィアット 500 (ハッチバック)
イタリア産まれの、フィアット500。 妻の愛車です。 ツインエアー&ターボは、プリプリ ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
両親に乗って頂いています。 私も乗ることがあります。 320iのラグジュアリーです。 ...
アルファロメオ 159 (セダン) アルファロメオ 159 (セダン)
今の私の相棒は、深紅のアルファロメオです。 どこに惚れたか、映える外見と、一回り大きく ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation