23 万 3 千年前頃に作られた高さ 3.5 cm の「ベレカット・ラムのビーナス」は、火山泥で作られており、世界で最も古い美術作品です。
Google Arts & Culture は、アーティスト、美術館、キュレーターが、私たちとアートの間に新しい体験を生み出し、世界に向けて発信するのをお手伝いするために、機械学習をどのように活用できるか考えてきました。この課題に挑むために、パリの Lab にソフトウェアエンジニアでありアーティストでもあるクリエイティブコーダー達を招き、様々なアイディアを試してきました。その成果を Google Arts & Culture Experiments で発表します。この新たなオンラインスペースでは、パリの Google Cultural Institute ラボ で生み出された実験的なプロジェクトの数々を実際に試してみることができます。
X Degree of separation
すべての人や物事はわずか数ステップ以内でつながっており、友達の友達を介して、世界中の人々と間接的な知り合いになることができるという仮説があります。これは、ハリウッドの作品に出演している俳優はだれでもケビン・ベーコンとつながっているという法則と同じです。それでは、アート作品ではどうでしょうか。コードアーティストのマリオ・クリングマンとのコラボレーションで創られた「X Degree of separation」では、2 つのアート作品を選ぶと、機械学習のアルゴリズムが同じようなアート作品をつなげるビジュアルパスを見つけ出します。
t-SNE Map
多くの風景画を見たことがあったとしても、アートの歴史については知らないことが多いかもしれません。t-SNE Map では、何世紀にも渡って数え切れないほど存在するアート作品を、広大な 3D の風景画のように眺めることができます。コンピューターによって関連性が近いと判断されたアート作品同士は、互いの距離が近くなります。このインスタレーションは、デジタル インタラクション アーティストのシリル・ディアニュの作品です。
X Degree of separation では、2 つのアート作品を選ぶと、機械学習アルゴリズムが同じようなアート作品をつなげるビジュアルパスを見つけ出します。
クリエイティブな技術者たちの手によって、機械学習の技術がアートに出会い、まったく新しいアートを楽しむ体験を提供できようになったことを嬉しく思っています。
Google Arts & Culture Experiments とは別に AI Experimentsというウェブサイトも公開しました。絵や言葉、音楽、コード等をつかって、機械学習で遊ぶことができます。ぜひお試しください。
生活の折々に寄り添う音楽を提供するために、よりいっそう賢く、より簡単な、そしてより便利な音楽ストリーミング・サービスとしてGoogle Play Music が生まれ変わります。
この新しい音楽体験を提供するため、Google Play Music は機械学習を用いてユーザーの音楽の好みを学び、さらにロケーション、アクティビティ、天気などの情報および厳選されたプレイリストと合わせることにより、パーソナライズされた音楽を、いつでもどこでもお届けします。今週から、Android、iOS、デスクトップともに日本を含む62 カ国で一斉に提供を開始します。
いっそう充実した音楽体験を提供するため、Google の製品に使われている、文脈を分析するコンテキストツールの技術を導入しました。オプトインした場合、自宅でリラックスしている時、仕事中、通勤、フライト、観光、街に繰り出すときなど、ユーザーのいる場所や状況に応じて、Google Play Music は最適な音楽を選べるようになりました。新しい Google Play Music は、あなただけのホームスクリーンを起動直後から表示します。Google Play Music は、機械学習の技術と音楽エキスパートの最新キュレーションにより、使えば使うほどあなたの好みを学び、それらを反映した音楽体験を提供します。
お使いのスマートフォンを Android Auto 対応車種のカーナビに接続するか、車載ホルダーに置いてご使用いただくことで、運転をする際に必要な情報に簡単に取得することができます。今回のアップデートでは、より多くの Android Auto 対応アプリをご利用いただくことができるようになりました。また Bluetooth を使用して車と Android Auto を接続されている場合は、乗車時に自動で Android Auto が起動するようになります。