最も到着が早いのは新幹線を利用する経路ですが、これは 2,390 円もかかります。一方、在来線を使うと時間はかかりますが 500 円前後です。一刻を争う事態ならば新幹線を使うかもしれませんが、そうでなければ在来線を乗り継ぎます。このように、最速ルートが必ずしも、使いたい最適のルートとは限りません。時と場合によっては、遅くても安かったり運行間隔が短い路線の方が好まれます。
これまで新幹線を結果から取り除きたい場合には、明示的に「有料特急を使わない」と指定する必要がありましたが、今回のアップデートで他の様々な要素と比較して適切と思われるルートを表示するようにしました。
アイコンで検索結果をもっとわかりやすく
ルート一覧を見ると様々なアクセス手段があることが分かりますが、いったいどの電車を使うのかすぐにはわかりません。今回、一目で経路の詳細が分かるよう、地下鉄各社のアイコンと路線色を追加しました。
たとえば最初のルートでは、都営線のシンボルである銀杏マークと紫色が表示されているので、まず乗るのは都営大江戸線、次いでモノレールに乗り換えることが分かります。
所要時間をすぐに表示
Google 乗換案内では、出発地点と目的地のピンをドラッグして、細かく自分の好きな場所を指定することができます。たとえば、実は羽田空港の国際線ターミナルに行きたいのに、[ 羽田空港 ] と指定したら、国内線ターミナルにピンが立ってしまったような時に、ピンをつかんでさっと動かせるので便利です。さて、今回のアップデートでは、こうやってピンを移動している間に、リアルタイムに移動経路を計算し、所要時間が表示されるようになりました。目的の場所にピンを落とすと、ルートが表示されます。
今回ご紹介したのは、Google 乗換検索に追加された機能の一部ですが、今後とも、革新的で便利に使っていただける製品の開発に努めて参ります。Google 乗換検索では、精度向上に力を入れておりますので、ぜひ、お気づきの点がありましたら、「
Google マップの誤りを修正する」からお知らせください。