Google Pixel 3 以降の機種を対象に配信が始まった Android 12 は、よりパーソナルで安全、かつシンプルなモバイル体験を提供します。一新したユーザーインターフェース、安全性に配慮した新しいプライバシー機能に加えて、ダウンロードの完了を待たずにゲームを開始できるなどシームレスに楽しめます。 Android 12 の公開を祝って、本日は新たに加わった便利な 12 の新機能をご紹介します。

 

よりパーソナルな OS

  1. 色を抽出する高度なアルゴリズムと美しい Material You デザインを採用したことで、壁紙を変更するだけで、デバイス全てに壁紙のカラーパレットが適用されます。これにより、ロック画面、通知、設定、ウィジェット、アプリなど、スマートフォン全体の UI を簡単にパーソナライズできます。この新しいダイナミック カラー エクスペリエンスは、まず Google Pixel に提供され、Pixel 以外のデバイスやスマートフォンにも提供予定です。


    1. Android 12 では新しいウィジェットもお使いいただけます。Material You がウィジェットのデザインを一新し、これまで以上にダイナミックにカスタマイズすることができます。今月末までに、Google アプリで使える新しいウィジェットやアップデートされたウィジェットなど、12 種類以上をホームスクリーンで試すことができるようになります。


    1. Android 12 では、視認性の向上により、ユーザー補助機能が向上しています。拡大機能では、画面全体を保持しながら、画面の選択した一部だけを拡大できます。また、設定にある [ユーザー補助] で [さらに輝度を下げる] をオンにすると、お使いの端末で設定できる最低限の明るさよりもさらに画面を暗くでき、夜間や暗い場所でも文字が読みやすくなります。テキストを太字にしたり、色をグレースケールに変更して文字をもっと読みやすくすることもできます。

     

    プライバシー設定をユーザーに

    1. ステータスバーに新しいインジケーターが表示され、アプリがマイクまたはカメラを使用していることを確認できるようになりました。クイック設定の 2 つの新しいボタンでセンサーを無効にすることで、アプリがマイクやカメラにアクセスしないように設定できます。


    1. Android 12 では、アプリに正確な場所へのアクセスを許可するか、おおよその場所へのアクセスを許可するかを選択できます。これにより、正確な場所を非公開にしつつ位置情報を利用できます。


    1. 新しく追加されたプライバシー ダッシュボードでは、過去 24 時間に現在地、カメラ、マイクにアクセスしたアプリを一目で細かく確認したり、アクセス権限の変更ができます。


    1. ワイヤレスイヤホンはスマートフォンに接続する必要がありますが、あなたの場所を知る必要はありません。Android 12 の新しい Bluetooth 権限では、位置情報にアクセスしなくても、コンパニオンアプリは時計やヘッドフォンなどのデバイスに接続できます。


    1. しばらく使用していないアプリや不要になったアプリの権限をリセットし、キャッシュされたファイルを削除してデバイスのストレージ容量を増やします。

     

    スマートフォン操作のすべてを簡単に

    1. 画面に表示されている範囲以外のスクリーンショットも保存できるようになります。新しいスクロール スクリーンショット機能により、ページ上のすべてのコンテンツを 1 枚の画像として保存できます。本機能は今後対応する予定です。

     

    1. ゲームのダウンロードにかかる時間を減らし、プレイできる時間を増やします。Android 12 では、一部のゲームをダウンロードしながらプレイできるようになりました。ダウンロード完了を待たずに、すぐにゲームを楽しめます。

     

    1. Wi-Fi 認証の共有がとても簡単になりました。Wi-Fi 接続時に、パスワードを書いた紙を探したり、画面に複雑なパスワードを入力したりする必要はもうありません。[ニアバイシェア] を有効にしてから Wi-Fi 設定を開き、必要なネットワークを選択して、[共有] をタップするだけです。


    1. Android 12 では、必要な情報、思い出、メッセージ、データを新しい Android デバイスに簡単に移行できます。必要なのは、Android 端末からデータ移行する場合は Wi-Fi 接続、iPhone からデータ移行する場合は接続するケーブルだけです。

     

    Android 12 は、Google Pixel 3 以降のデバイスでご利用いただけます。その他の Samsung Galaxy、OnePlus、Oppo、Xiaomi などのデバイスには、今後順次配信予定です。Android 12 の詳細については、android.com/12 (英語)をご覧ください。



お待たせしました。中から外まで新しくなった Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro の登場です。Google 初の純正プロセッサ Google Tensor を搭載し、Android 12 をプリインストールした 5G 対応*1の Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro は、高速化・スマートな機能・高度なセキュリティを実現した、あなたらしさを理解し、寄り添うことのできるスマートフォンです。
 
Google Pixel 6 は、74,800 円(税込)からご購入いただける使い勝手のいい万能なスマートフォンです。116,600 円(税込)からご購入いただける Google Pixel 6 Pro は、より高機能で上質な仕上がりを求めるユーザー向けのスマートフォンです。 
 
新しい Google Pixel のラインナップを支えるのは、業界最先端の Google の AI を中心に特別に設計したモバイル SoC (システム・オン・チップ)、Google Tensor です。Google Tensor は、まったく新しい機能を解き放ち、Google Pixel 6 と Google 6 Pro をより便利でパーソナルなデバイスへと進化させます。
 
特別なデザイン
今年の Google Pixel には、大胆な新デザインを採用し、内部のソフトウェアと外部のハードウェア全体に統一性をもたせました。最も特徴的なのは、カメラを中心に対称的かつバランスの取れたデザインを実現するカメラバーです。


Google Pixel 6 は生き生きとした鮮やかな外観をもち、側面を覆うテクスチャー加工されたブラックの金属バンドは、端末の表情豊かで多様なカラーを引き立てます。Google Pixel 6 Pro は、高級ジュエリーや腕時計などの仕上げから着想を得ています。側面のメタルフレームを引き立てる美しいカラーの曲面ガラスは、磨かれた金属ユニボディとつながります。
 
そして、Android 12 では、新しいデザイン言語 Material You によって全く新しい デザインの OS が適用されます。
 
Android 12 を搭載した Google Pixel 6
Android 12 は、Android の優れた機能をさらに進化させることで、あなたに寄り添ったユーザー体験を可能にします。
Google Pixel 6 は、Android 12 でより美しさが引き立てられるようにデザインされています。壁紙を選択すると、UI 全体が選択した壁紙にマッチする色調に更新されます。操作の応答性は、より素早くスムーズになりました。また、ホーム画面とロック画面に表示されるスナップショットにより、必要なときに必要なものを見つけやすくなりました。たとえば、フライト当日に搭乗券を表示したり*2、ワークアウト中のステータスをわかりやすく表示したりできます。
 
また、最高水準のセキュリティを備えた Google Pixel 6 スマートフォンは、情報の安全性とプライバシーを守ります。次世代 Titan M2(TM)の搭載により、Google Tensor セキュリティコアと連携して機密性の高いユーザーデータ、PIN、パスワードを保護します。また、セキュリティ アップデートのサポート期間が 5 年間に延長されたことで、常に最新の保護機能をご利用いただけます。

新しい Google Pixel、新しいカメラ
Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro には、Google Pixel 史上最も先進的なカメラが搭載されています。ハードウェアから Pixel の画期的なコンピュテーショナル フォトグラフィーまで、カメラ全体のエクスペリエンスが向上しました。
 
Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro はどちらも、背面に新しい 1/1.3 インチ、50 メガピクセルのセンサーを搭載しています。Google Pixel 5 のメインの背面カメラと比較して、メインセンサーで取り込む光量が最大 150% アップしたことで、より繊細で豊かな色彩の写真や動画を撮影できます。いずれのモデルにも、より大きなセンサーを備えたまったく新しい超広角レンズが搭載され、さらに広い範囲を鮮明に写すことができます。
 
Google Pixel 6 Pro は、4 倍光学ズームおよび進化した超解像ズーム機能によって最大 20 倍ズームを可能にする望遠レンズと、4K 動画を撮影できるウルトラワイド前面カメラを搭載しています。
 
新機能の消しゴムマジックを使えば、Google フォトで数回タップするだけで、写真に写り込んだ通行人などの不要なものを検出して、消去する対象が提案されます。選択された対象は、まとめて削除するか、タップして 1 つずつ削除できます。対象を囲んだり、またはブラシでなぞって消去したりすることもできます。機械学習が指の動きから消去する対象を認識するため、正確になぞることを意識しなくても使うことができます。新しく撮影した写真だけでなく、昔撮った写真や Google Pixel 以外のスマートフォンで撮影した写真でも使用可能です。
 

モーション モードでは、アクション パンや長時間露光などの機能を使って動きのある被写体をしっかりと捉えられます。アクション パンは、子どもが自転車に乗っているところや、スケートボードの技を披露しているシーンなどを、背景をきれいにぼかして撮影したい時に最適です。長時間露光は、滝や街の風景などの動きのあるシーンを美しく写真に収めることができます。
 

肌の色の微妙な違いも美しく正確に再現する機能、リアルトーンを新しく Google Pixel および Google  フォトの機能として追加しました。過去数十年間に渡って、カメラは肌を明るい色に撮影するように設計されてきました。これは、現代の多くのデジタル画像製品やアルゴリズムにも残る一種の偏見といえます。Google のチームは、フォトグラファー、シネマトグラファー、カラーリストと協力することで、美しく正確な色の再現に注力してきました。専門家によるカメラと編集ツールのテスト、信頼できるフィードバックにより、カメラと自動補正機能がより平等かつ正確に写真に表現されるようになっています。
 
より優れた音声認識とスマートな新機能
Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro では、改善された音声認識と言語処理モデルで、日常のタスクがより簡単になります。たとえば、Google アシスタントの音声入力を使用して、メッセージをすばやく入力、編集、送信できるようになりました。さらに、Google アシスタントに任せて、ハンズフリーで句読点の追加、修正、絵文字の挿入などが可能です。開始するには、キーボードのマイクをタップしてください。
 
新機能のリアルタイム翻訳を使用すると、英語、フランス語、ドイツ語、日本語など、さまざまな言語の人々とメッセージをやり取りできます。チャットアプリの翻訳では、LINE や Facebok などのチャットアプリのメッセージがシステム言語と異なるかどうかを端末が検出し、異なる場合はチャットアプリ上で自動的に翻訳を表示します。この検出と処理はすべて、Google Pixel 独自の Private Compute Core により、デバイス上で行われるため、データがデバイスから送られることがなく、ネットワーク接続がない状態でも機能します*3。リアルタイム翻訳機能では、チャットアプリのメッセージの翻訳の他にも、音声や動画などのメディア コンテンツの自動字幕起こしの翻訳(日本語はベータ版)、Google レンズを使った画像の翻訳、通話をサポートする通訳モードによる翻訳をお使いいただけます。通訳モードは、最大 48 の言語の翻訳に対応*4し、Google アシスタントをアクティブにして「通訳になって」と言うか、あるいは入力することで利用できます。 
Google Pixel 6 では、新しくレコーダー アプリが日本語に対応しました。レコーダーを使用すると、音声の録音、音声の文字変換、音声ファイルの検索ができます。音声を自動的に文字に変換して、拍手、音楽、口笛などのタグを付けることもできます。特定の音声ファイルや、ライブラリ全体から録音内容を検索でき、録音データはスマートフォンに保存されるため、プライバシーが保たれます。


Google Pixel 6、Google Pixel 6 Pro の日本における販売情報
Google Pixel 6 および Google Pixel 6 Pro 、また、Google 純正のケースを含むアクセサリは、本日 10 月 20 日(水)から Google ストアで予約購入の受付を開始し、10 月 28 日(木)からご購入いただけるようになります。Google Pixel 6 は、Sorta Seafoam、Kinda Coral、Stormy Black の 3 色展開、Google Pixel 6 Pro は、Sorta Sunny、Cloudy White、Stormy Black の 3 色展開です。Google 純正のケースは、Google Pixel 6 がStormy Sky、 Light Rain、Cotton Candy の 3 色展開、Google Pixel 6 Pro が Stormy Sky、Light Frost、Golden Glow、Soft Sage の 4 色展開です。Golden Glow のケースは Google ストア限定色になります。 

また、Google Pixel 6 は KDDI 株式会社ソフトバンク株式会社から、Google Pixel 6 Pro はソフトバンク株式会社から、アクセサリは KDDI 株式会社 と SB C&S 株式会社からも発売を予定しています。詳細は、KDDI 株式会社及びソフトバンク株式会社、それぞれの公式サイトをご確認ください。

Google ストア 販売価格(税込)
Google Pixel 6 128 GB 74,800 円
Google Pixel 6 256 GB 85,800 円
Google Pixel 6 Pro 128 GB 116,600 円
Google Pixel 6 Pro 256 GB 127,600 円
Google Pixel 6 / Google Pixel 6 Pro 純正ケース 3,630 円

新しくなった Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro をぜひお試しください!

*1 Google Pixel 6 は 5G Sub 6 に対応し、発売時は KDDI株式会社 とソフトバンク株式会社のネットワークのみに対応します。他の携帯通信会社ネットワークは今後 OTA を通じて対応する予定です。Google Pixel 6 Pro は 5G mmWave と Sub 6 に対応し、発売時は KDDI とソフトバンクのネットワークのみ対応します。他の携帯通信会社ネットワークは今後 OTA を通じて対応する予定です。詳しくはサポートページをご確認ください。
*2 搭乗券機能を使用するには、Gmail アカウントが必要です。
*3 セットアップ時のみインターネット接続が必要です。
*4 翻訳は即座に行われない場合があります。Google Pixel の他のリアルタイム翻訳機能では、対応言語がそれより少なくなる場合があります。詳しくは、g.co/pixel/livetranslate をご覧ください。
  

広告主に関する表示について

Google のサービスをご利用いただいている皆様に対し、より一層の透明性を提供していくことができるよう、広告主に関するページを設け、広告の開示情報を強化していきます。利用者の皆様は、新しい「About this ad(この広告について)」メニューでこれらの開示情報にアクセスすると、身元確認済みの広告主が過去 30 日間に掲載した広告を確認することができます。たとえば、興味のあるコートの広告が表示されていて、ブランド名に見覚えがなく確認したいと思った場合、広告主に関するページを確認すれば、実際のサイトにアクセスしたり購入したりする前に、その広告主について詳しく知ることができます。

広告をタップすると、利用者は広告を掲載している広告主様の詳細情報を知ることができます

​​利用者は広告や広告主に関する情報を把握できるだけでなく、広告が Google のポリシーに違反していると思われる場合には、より簡単に報告することができます。報告された広告は、Google チームがポリシーに準拠しているかどうかを確認し、必要に応じて広告を削除します。Google は利用者の皆様に安心してご利用いただくことを最も重要視しており、皆様からのフィードバックが重要な役目を果たしています。

広告主のページは、今後数ヶ月のうちにまずは米国で公開され、2022 年には段階的に他の国にも展開される予定です。Google はまた、広告主に関するページ内でさらに詳しい情報を確認できる方法についても、検討を続けて参ります。


Google 広告の透明性向上のために

広告の開示情報の強化は、Google サービスで表示される広告と接点を持つ利用者の皆様に対し、明確で直感的なエクスペリエンスを提供することを目指す Google の取り組みの一環です。毎日 3,000 万人以上の方が広告の透明性に関する情報や広告設定メニューを利用しており、「About this ad(この広告について)」の機能もお使いいただいています。

利用者の皆様は、 YouTube での広告の透明性に関する情報開示や広告設定ツールを最も利用しています。ユーザーが広告の開示情報に基づく意思決定を Google 広告が表示されるあらゆる場面で行えるように、「About this ad(この広告について)」機能を数ヶ月以内に YouTube と Google 検索に展開する予定です。

Google は、信頼できる Google 広告エクスペリエンスを構築するための取り組みを進めており、広告の開示情報の強化は、そのためのステップです。今後も、表示される広告を利用者の皆様が理解しやすく、より管理しやすくなるよう取り組みを続けていきます。


出典

1: World Intellectual Property Organization「Global Innovation Index 2020」P.32

2: 内閣府 平成 30 年度 年次経済財政報告「第 3-2-1 図 イノベーションの実現状況の国際比較」(備考:OECD 「OECD Science Technology and Industry Scoreboard 2015 より、内閣府が作成)

3: Alphabeta 社の Economic Impact Report より

Posted by 中小企業のデジタル化支援プロジェクトチーム



昨年より実施している「キッズ AI プログラミングコンテスト」では、全国の小学生から中学生を対象に、プログラミングや AI を活用し身近な問題解決に挑戦してもらいました。全国から寄せられた多数の応募作品の中から、「イノベーション」「チャレンジ」「完成度」の 3 つの要素を総合的かつ厳正に審査した結果、先月 5 名のファイナリストを選出、本日、プレゼンテーション審査後、グランプリ作品を 1 点選出いたしました。



【 グランプリ受賞作品 】
作品名:『ポカンはあかん!』
お名前:LEGO 太郎 さん(12 歳、愛知県名古屋市、名古屋市立植田小学校)
応募作品についてのコメント:「AI による画像認識を利用して、口呼吸対策をする装置を作りました。 口が開いたままの状態を検知すると、ベルやブザーで教えてくれます。口の周りの筋肉をきたえる効果のあるあいうべ体操のリズムを流して、口呼吸の予防につなげることもできるようにしました。ぬいぐるみを使ったので、どこに置いても使えるデザインです。」




『ポカンはあかん!』

<受賞者コメント>
「このようなコンテストを開いていただき、ありがとうございました。自分が作った作品を認めてくださって、グランプリを受賞することができ、嬉しく思っています。複雑なプログラムを作るところがわかっていなかったので、お姉ちゃんに相談して、試行錯誤して最終的にリストを使って工夫したプログラムを作りました。口が開いている時と閉じているときの、AI 認識用の画像は 100 枚ほど撮影して学習させました。裁縫はあまり上手ではないのですが、緑の洋服を手縫いしたり、購入したぬいぐるみを解体をして、中身を詰め直し、今回の作品に使用しました。CoderDojo で、これまで micro:bit などのハードウェアを使ってきた経験も、活かすことができました。特に工夫したところは、誰でも親しみがある動物やぬいぐるみを使って、持ち運びしやすくした点です。今後も面白いものを作っていきたいと思います。」



<審査員コメント>
Google キッズ AI プログラミングコンテスト審査チーム代表 今泉 竜一
「LEGO 太郎さんの『​​ポカンはあかん!』は、よく定義された問題、高い技術力、最終的な完成度の高さの 3 つが揃った作品で最優秀作品に選ばれました。画像系列からの動作の認識という難しい問題を、TM2Scratch を使って画像を認識した上で、スクラッチを使ったプログラミングにより見事に解決していました。ソフトウェアの完成度の高さが光った作品だったと思います。また、判定結果をぬいぐるみの動作を使ってユーザーに教えるというのはユニークなアイディアで、それを実現するハードウェアの技術力も素晴らしかったです。さらに、ぬいぐるみのメンテナンスのしやすさまで考えられている点も評価が高かった理由のひとつです。」



その他のファイナリスト 4 名には優秀賞が送られました。



【優秀作品と審査員コメント】
mebumebu さん(12 歳、岐阜県不破郡、関ケ原町立関ケ原中学校)
作品名:『たっちゃんひとりでできるもん』
「パソコンの中にとどまらず、家の中のスマートスピーカーや自作のロボットなども含めて連携した大きなシステムを構築している点が野心的な取り組みで素晴らしいと思いました。プロダクトが生活の中に組み込まれていく様子が大変良く想像できました。」



ちひろ さん(10 歳、東京都目黒区)
作品名:『1 日を楽しく過ごすための忘れ物チェックプログラム』
「画像で忘れ物をチェックする部分、妹さんご本人がマルバツ判定をする部分の両方を組み合わせていて、ユーザー目線に立った設計になっているのが素晴らしいと思いました。今後、妹さんだけでなくみんなが使えるシステムになるとより面白いのではないでしょうか。」



田上 雄喜 さん(8 歳、東京都品川区、品川区立芳水小学校)
作品名:『姿勢直しシステム』
「姿勢の悪さという多くの人が気になっている問題に対して、実際に使える高いクオリティの作品を完成させていました。音声を出力に使うことで食事の邪魔をしない点や、ゲームの要素を取り入れて楽しく使い続けられるようにしている点など、実際の商品になるようなプロダクトデザインだったと思います。」



宇枝 梨良 さん(9 歳、東京都杉並区、杉並区立桃井第五小学校)
作品名:『Dish!〜これでまんてんパパ〜』
「既存のお皿だけでなく新しいお皿も正しく判定できるようにしていた点が、技術的に面白かったです。家族の課題を解決するために作ったとのことでしたが、多くの人の役に立つプロダクトだと思います。キッチンの天井にカメラを設置してみたら、出来ることがさらに増えそうです。」



グランプリ賞そして優秀賞を受賞したファイナリストの皆さん、おめでとうございます! そして参加してくださった全国の小中学生の皆さん、ありがとうございました。




Google では、Grow with Google のウェブサイトにおいて、Scratch と Teachable Machine を活用した AI プログラミングに挑戦したい子どもたちを対象とした「はじめよう AI プログラミング」小冊子や、小中学校での総合的な学習の時間などで AI とプログラミングを使った探究的な学びを実践されたい先生方を対象とした「授業で教える AI プログラミング体験」オンラインコースなどを公開しています。ぜひ、ご活用ください。 
  


私たちは、ユニークな文字入力環境を実現するために、これまでにもさまざまなキーボードやデバイスを提案してきました。


そして今回もこれまでのキーボードと同様に、実際にご家庭で作っていただける DIY キーボードをご紹介します。

お茶を飲んでいたら、湯呑みを倒してキーボードにお茶をこぼしてしまった。そういうお茶目ながらも苦々しい失敗をさけるために、我々が新しく考案したキーボードです。


Gboard 湯呑みバージョンは、円筒形にキーを配置することにより、その中心部分に収納スペースを内包しています。倒してしまうおそれのある湯呑みを、キーボードと一体化させることによって問題に歩み寄った画期的なキーボードです。


キーには魚編の漢字を 50 音で並べています。あいうえおの代わりに鯵(あじ)、鰯(いわし)、鰻(うなぎ)、鱏(えい)、鰧(おこぜ) という、スシ配列を採用しており、おさかな漢字変換によって文字を入力します。


Gboard 湯呑みバージョンで、ホットな文字入力もお茶の子さいさい♬

Gboard 湯呑みバージョン紹介ページ: g.co/yunomi 

これからもより快適な入力方法の実現に向けて、イカした研究開発を続けていきたいと考えています。今年もよろしくお願いいたします。
 
<よくありそうな質問>

Q. 素敵なハードウェアですね。
A. ホットでもクールでもあります。

Q. 発売予定はありますか?
A. 発売予定はありません。ご家庭の 3D プリンターやプリント基板加工機で自作していただける設計図、回路図、ファームウェアなどをオープンソースとして公開しています。

Q. 今日は 10 月 1 日ですよね?
A. はい、今日は 10 月 1 日です。

Q. 今日はなんの日なんですか?
A. 今日 10 月 1 日は「北野大茶湯」が開かれた日です。誰でも好きな湯呑みを使ったそうです。

Q. 制作期間はどのくらいですか?
A. 構想 6 ヶ月、制作 6 ヶ月、熟成に 18 ヶ月です。