審査は、「独創的なアイディアであるか」「科学的な手法を踏まえて、しっかりした研究がなされているか」「構成が仮説、検証、考察という流れで、わかりやすくまとまっているか」を基準に、日本科学未来館、東北大学、Google 及び高校生、メンターが、「日本科学未来館賞」、「東北大学審査員賞」、「Google 賞」、「オーディエンス賞」を決定しました。また、上記 4 賞の中から、会場全員の投票で、「アンバサダー賞」を決定しました。
それでは、さっそく受賞者をご紹介します。
<アンバサダー賞>
宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい
山中 美慧(ヤマナカ ミエ)
研究テーマ: 「あじさいで発電!?」
受賞した山中さんは「夜遅くまで実験に付き合ってくれたり、夏休みを返上してアドバイスをくださったりした先生やメンターの方々のおかげで、ここまでくることができた。」と受賞の喜びを語ってくれました。また、同チームのメンターである佐藤 匡裕さんと邉見 ふゆみさんも「熱意を持って取り組んでいた山中さんの頑張りが、このような素晴らしい結果に繋がったと思う。サポートできたことがとても誇らしい」と語っています。
<日本科学未来館賞>
福島県立郡山北工業高等学校 郡山北工業高校化工科トマト研究チーム
草野 椋祐(クサノ リョウスケ)、石川 夏子(イシカワ ナツコ)、遠藤 朋美(エンドウ トモミ)
研究テーマ:トマト茎と葉を原料とした機能性梱包容器の開発
<東北大学審査員賞>
宮城県農業高等学校 科学部復興プロジェクトチーム
大久 駿(オオヒサ シュン)、千葉 悠也(チバ ユウヤ)、佐藤 和人(サトウ カズト)
研究テーマ:育てる桜へ~簡易な根群域除塩法の開発と普及~
<Google 賞>
福島県立会津学鳳高等学校 SSH探究部 アブラナ班
山本 純(ヤマモト ジュン)、相原 佳奈(アイハラ カナ)、佐藤 由輝(サトウ ユウキ)
研究テーマ:アブラナ科植物の耐塩性に関する研究
<オーディエンス賞>
オーディエンス賞は、本サイエンスフェアに参加した高校生、メンターの投票で決定しました。
宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい
山中 美慧(ヤマナカ ミエ)
研究テーマ:「あじさいで発電!?」
<審査員特別賞>
今回、優れた発表がたいへん多かったため、急遽、次の2校に本賞の授与を決定しました。
宮城県仙台第三高等学校 三日月チーム
鈴木 沙也香(スズキ サヤカ)、工藤 由佳(クドウ ユカ)
研究テーマ:「宮城県内のミカヅキモデータベース作成に向けたジュズミカヅキモTM01株のキャラクタライズ」
宮城県古川黎明高等学校 ゲジ班
中澤 智志(ナカザワ サトシ)、林 滉太(ハヤシ コウタ)、山崎 道隆(ヤマサキ ミチタカ)
研究テーマ:「ゲジの足の自切と歩行速度について」
今回のサイエンスフェアについて、下記のようにコメントを頂きました。
日本科学未来館 科学コミュニケーション特別主監 北澤 宏一 先生
「高校生らしく、身近なところから好奇心を持って考えられた、良い研究が多かった。研究を続けてより『サイエンス』に近づけていくことを期待している。これからも、いつでも好奇心を持ってあらゆることに興味を持ち続けて育ってほしい。今後も頑張っていただきたい。」
東北大学サイバーサイエンスセンター 教授 吉澤 誠 先生
「職業的な研究者ではない、高校生らしい純粋な研究発表が多く、興味深く聞かせてもらった。メンターのサポートの力で分かりやすい発表にしようという努力が見られた。中には実用化に近い研究もいくつかあった。これをきっかけに科学に対する興味を深めてほしい。」
Google グループプロダクトマネージャー 河合 敬一
「これからの東北に何が出来るかというテーマ設定に、若き科学者である高校生たちの熱意を感じました。研究、発表、チームワーク、どれもがすべて素晴らしかったです。東北の高校生を応援したいと思って始めたイベントでしたが、かえって私たちの方が勉強させてもらいました。」
受賞されたみなさん、おめでとうございます!
Google サイエンスフェア in 東北を実施するにあたり、パートナーである日本科学未来館をはじめ、後援していただいた東北大学、岩手県教育委員会、宮城県教育委員会、福島県教育委員会には多大なるご支援をいただきました。
Google は、科学と技術が世界をよりよい方向に変える力を持っていると信じています。そして、自由な情報へのアクセスは、地域や国境、世代を超えて、科学や技術の力を何倍にもする力があると考えています。
Google は、2 人の大学院生のアイディアから生まれました。Google サイエンスフェア in 東北が、今回参加した岩手県、宮城県、福島県の若き科学者たちの出会いの場となり、東北を、地球の未来を変えていく力となると信じています。皆さんの今後の活躍を楽しみにしています。
2013 年 8 月 19 日
Posted by: Google サイエンスフェア in 東北 チーム
Google では、8 月 17 日、仙台市内の会場において、第一回 Google サイエンスフェア in 東北 の研究発表会 を実施しました。
Google サイエンスフェア in 東北 は、科学を楽しみながら、高校生たちが自由な発想で世界を変えるアイディアにチャレンジするプロジェクトです。岩手県、宮城県、福島県の高校、高等専門学校の 1 〜 3 年生を対象に参加者を募集。20 校、 38 チーム、102 名の高校生が発表会に参加、生物学、工学、物理学などをテーマに研究成果を発表しました。
今回、日本国内での初開催にともない、高校生がより自由に発想し、新しいアイディアを試す勇気を後押しをするために、東北大学にご協力いただき「メンタープログラム」を導入しました。メンタープログラムには、東北大学の学生 63 名(学部生 19 名、修士:35名、博士:9 名)が参加、各自の専門や研究テーマに沿って、各研究チームを 1 ~ 2 名が担当。発表会当日は、42 名 のメンターが参加し、約 3 ヶ月に渡り高校生の研究活動をサポートした高校生たちの発表を熱く見守りました。
審査は、「独創的なアイディアであるか」「科学的な手法を踏まえて、しっかりした研究がなされているか」「構成が仮説、検証、考察という流れで、わかりやすくまとまっているか」を基準に、日本科学未来館、東北大学、Google 及び高校生、メンターが、「日本科学未来館賞」、「東北大学審査員賞」、「Google 賞」、「オーディエンス賞」を決定しました。また、上記 4 賞の中から、会場全員の投票で、「アンバサダー賞」を決定しました。
それでは、さっそく受賞者をご紹介します。
<アンバサダー賞>
宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい
山中 美慧(ヤマナカ ミエ)
研究テーマ: 「あじさいで発電!?」
受賞した山中さんは「夜遅くまで実験に付き合ってくれたり、夏休みを返上してアドバイスをくださったりした先生やメンターの方々のおかげで、ここまでくることができた。」と受賞の喜びを語ってくれました。また、同チームのメンターである佐藤 匡裕さんと邉見 ふゆみさんも「熱意を持って取り組んでいた山中さんの頑張りが、このような素晴らしい結果に繋がったと思う。サポートできたことがとても誇らしい」と語っています。
<日本科学未来館賞>
福島県立郡山北工業高等学校 郡山北工業高校化工科トマト研究チーム
草野 椋祐(クサノ リョウスケ)、石川 夏子(イシカワ ナツコ)、遠藤 朋美(エンドウ トモミ)
研究テーマ:トマト茎と葉を原料とした機能性梱包容器の開発
<東北大学審査員賞>
宮城県農業高等学校 科学部復興プロジェクトチーム
大久 駿(オオヒサ シュン)、千葉 悠也(チバ ユウヤ)、佐藤 和人(サトウ カズト)
研究テーマ:育てる桜へ~簡易な根群域除塩法の開発と普及~
<Google 賞>
福島県立会津学鳳高等学校 SSH探究部 アブラナ班
山本 純(ヤマモト ジュン)、相原 佳奈(アイハラ カナ)、佐藤 由輝(サトウ ユウキ)
研究テーマ:アブラナ科植物の耐塩性に関する研究
<オーディエンス賞>
オーディエンス賞は、本サイエンスフェアに参加した高校生、メンターの投票で決定しました。
宮城県仙台第二高等学校 チーム名:あじさい
山中 美慧(ヤマナカ ミエ)
研究テーマ:「あじさいで発電!?」
<審査員特別賞>
今回、優れた発表がたいへん多かったため、急遽、次の2校に本賞の授与を決定しました。
宮城県仙台第三高等学校 三日月チーム
鈴木 沙也香(スズキ サヤカ)、工藤 由佳(クドウ ユカ)
研究テーマ:「宮城県内のミカヅキモデータベース作成に向けたジュズミカヅキモTM01株のキャラクタライズ」
宮城県古川黎明高等学校 ゲジ班
中澤 智志(ナカザワ サトシ)、林 滉太(ハヤシ コウタ)、山崎 道隆(ヤマサキ ミチタカ)
研究テーマ:「ゲジの足の自切と歩行速度について」
今回のサイエンスフェアについて、下記のようにコメントを頂きました。
日本科学未来館 科学コミュニケーション特別主監 北澤 宏一 先生
「高校生らしく、身近なところから好奇心を持って考えられた、良い研究が多かった。研究を続けてより『サイエンス』に近づけていくことを期待している。これからも、いつでも好奇心を持ってあらゆることに興味を持ち続けて育ってほしい。今後も頑張っていただきたい。」
東北大学サイバーサイエンスセンター 教授 吉澤 誠 先生
「職業的な研究者ではない、高校生らしい純粋な研究発表が多く、興味深く聞かせてもらった。メンターのサポートの力で分かりやすい発表にしようという努力が見られた。中には実用化に近い研究もいくつかあった。これをきっかけに科学に対する興味を深めてほしい。」
Google グループプロダクトマネージャー 河合 敬一
「これからの東北に何が出来るかというテーマ設定に、若き科学者である高校生たちの熱意を感じました。研究、発表、チームワーク、どれもがすべて素晴らしかったです。東北の高校生を応援したいと思って始めたイベントでしたが、かえって私たちの方が勉強させてもらいました。」
受賞されたみなさん、おめでとうございます!
Google サイエンスフェア in 東北を実施するにあたり、パートナーである日本科学未来館をはじめ、後援していただいた東北大学、岩手県教育委員会、宮城県教育委員会、福島県教育委員会には多大なるご支援をいただきました。
Google は、科学と技術が世界をよりよい方向に変える力を持っていると信じています。そして、自由な情報へのアクセスは、地域や国境、世代を超えて、科学や技術の力を何倍にもする力があると考えています。
Google は、2 人の大学院生のアイディアから生まれました。Google サイエンスフェア in 東北が、今回参加した岩手県、宮城県、福島県の若き科学者たちの出会いの場となり、東北を、地球の未来を変えていく力となると信じています。皆さんの今後の活躍を楽しみにしています。