ファクトチェックについてもっと知りたい場合は、パートナーの認定NPO法人 ファクトチェック・イニシアティブのウェブサイトに是非アクセスしてみてください。

 

GNI ユース・ファクトチェックチャレンジを開催

今年も、「GNI ユース・ファクトチェックチャレンジ」を実施します。2021 年の第 1 回大会(英文)では、日本の大学生チームが、13 カ国 267 チームの中を勝ち抜き、優勝を飾りました。 2 回目となる 今回は、対象を15 歳から 24 歳に広げました。トレーニングでファクトチェックの知識を学び、磨き上げ、他の参加者と実際に、ファクトチェックのスキルを競うことができます。日本語のほか、英語、インドネシア語、ヒンディー語、韓国語、中国語、ベトナム語、タイ語の 8 言語で 5 か月間に渡って開催します。申し込み締切は 4 月 16 日です。詳細については、こちらをご覧ください。ファクトチェックに興味をお持ちの方は、是非ご参加下さい。





ユーザーが求めている情報を Google 検索がどのように理解しているのか気になったことはありますか?役立つ検索結果を提供するために必要なことはたくさんありますが、その中でも言語の理解は最も重要な能力のひとつです。AI と機械学習の進歩により、Google の検索システムはこれまで以上に人間の言語を理解することができるようになりました。本ブログ記事では、この進歩がどのようにより有用な検索結果へとつながっているかをご紹介します。
 
まずは、検索の歴史を振り返ってみましょう。高度な AI が登場する以前、検索が始まったばかりの時代のシステムは、単に一致する単語を探していました。たとえば「pziza」と検索した場合、まったく同じスペルミスが含まれたページがあった場合を除き、近所のピザレストランを探すには、正しいつづりを入力し直して再度検索を行う必要がありました。その後、よくある言い間違いやキーボードの打ち間違いを検出するアルゴリズムを作れるようになりました。そして現在、より高度な機械学習により、我々のシステムはより賢く想定される単語を修正候補として提案できます。
 
私たちは、このような AI の改善を通して、ユーザーが何を探しているかを理解する能力を絶え間なく向上させています。世界と人々の好奇心は常に変化しているため、検索を進化させ続けていくことは非常に重要です。実際に、私たちが毎日目にする検索の 15% はまったく新しいものです。想像力の限界を試すような質問に対しても、役立つ結果を表示するうえで、AI は大きな役割を果たしています。
 
Google の検索システムがどのように連携しているか
Google では、有用な検索結果を提供するために、初期のスペルシステムなどを含む数百のアルゴリズムを長年にわたって開発してきました。新しい AI によるシステムを導入したからと言って、既存のアルゴリズムが使われなくなるわけではありません。検索は数百のアルゴリズムと機械学習モデルで実行されており、新旧含めた全てのシステムをうまく連携させることによって検索を改善することができます。各アルゴリズムやモデルには決められた役割があり、これらをクエリごとに最適な形で組み合わせ、最も有用な検索結果を表示するために役立てています。そして、より高度なシステムのいくつかは、他のシステムよりもさらに重要な役割を果たしています。検索で実行されている主要な AI システムと、それらがどのような役割を果たしているかを詳しくご紹介します。
 
RankBrain:より賢いランキングシステム 
Google が 2015 年に導入した RankBrain は、Google 検索にはじめて導入されたディープラーニング のシステムです。Google 検索初の AI システムであるということに加え、私たちが “言葉” と “概念” がどのように関連しているかを理解するにあたり、非常に革新的でした。これらの関係性を人間は本能的に理解できますが、コンピューターにとっては複雑な課題です。RankBrain は、検索語句が実世界の概念とどのように関連しているかをより広く理解することにより、以前は探すことができなかった情報を見つけることができるようになりました。たとえば、あなたが「食物連鎖で最上位の消費者とは」と検索した場合、Google のシステムは、様々なウェブページにおける単語の使われ方に基づいて、ここでいう「消費者」が人間の「消費者」ではなく、動物である可能性があるということを学習します。これらの単語を理解し、関連する概念と照合することで、RankBrain はあなたがいわゆる「頂点捕食者」や「高位消費者」を検索していると理解します。
 
こうした理解により、RankBrain は(その名が示すとおり)上位の検索結果間の順位付けに役立てられています。RankBrain は最も初期に導入したディープラーニング モデルですが、現在でも検索の主要な AI システムのひとつとして活躍しています。
 
ニューラルマッチング:より高度な取得エンジン 
今日、最新の AI システムの多くはニューラルネットワークによって支えられていますが、ニューラルマッチングを検索に初めて導入したのは、2018 年です。Google は、“クエリ” と “ページ” の関連度をより柔軟な形で理解するために、ニューラルネットワークを活用しています。ニューラルマッチングは、クエリやページの概念のあいまいな表現を理解し、それらを照合するのに役立ちます。個々の単語ではなく、クエリまたはページ全体を把握した上で、表されている概念を表層的ではない形で理解します。たとえば「緑色 部下を管理する方法」というクエリを考えます。知り合いにいきなりこのように聞かれても困惑すると思いますが、ニューラルマッチングはこのクエリの真意を理解することができます。クエリ内の単語から連想されるより広い概念に基づき、ニューラルマッチングは検索者が個人の特性を示す4色の色分けによるタイプ診断に基づいたマネジメントのヒントを検索していることを理解できます。
 
このように、Google のシステムがクエリやページで表されるより広い概念を理解することで、より簡単にそれらを照合することができます。このレベルでの理解により、クエリに関連する可能性のあるコンテンツのインデックスをスキャンする際に、より広い範囲を含むことができます。大規模で絶えず変化する情報ストリームから関連ドキュメントを取得するうえで、ニューラルマッチングが不可欠となっているのはこれが理由です。
 
BERT:“意味” と “意図” を理解するためのモデル 
2019 年に導入した BERT は、自然言語理解における大きな飛躍であり、“単語の組み合わせ” がさまざまな “意味” や “意図” をどのように表現しているかを理解するために活用されています。BERT は、個々の単語に一致するコンテンツを単に検索するのではなく、単語の組み合わせが複雑な概念をどのように表現しているかを理解できます。BERT はクエリの単語の並びを、それぞれの単語が互いにどのように関連しているかを理解できるので、クエリに含まれている重要な単語を見落としません。それがたとえ些細に見えたとしてもです。たとえば、あなたが「薬局 誰か 受け取り」といったような内容を検索した場合、あなたが知りたいことは、本人以外が薬を受け取ることができるかどうかだということを理解します。BERT 導入前は、「誰か」の部分が重要な点であることを理解せずに、処方箋の受け取り方法に関する結果を主に表示していました。BERT により、検索においては短い単語が時として大きな意味を持つことを理解できるようになりました。
 
現在、BERT は英語のほぼすべてのクエリで重要な役割を果たしています。これは、BERT システムが、関連性の高い検索結果を提供する上で最も重要な 2 つのタスクであるランク付けと取得に優れているためです。その複雑な言語理解に基づいて、BERT はドキュメントを非常に素早く関連度に基づいて順位付けできます。Google は、BERT の学習法を利用してレガシーシステムの改善も行っており、ランキングに関連するドキュメントを取得するのに役立てています。BERT は検索で主要な役割を果たしていますが、単独で機能することはありません。すべてのシステムと同様に、BERT は質の高い結果を共有するために連携するシステムの一部として機能しています。
 
MUM:言語理解から情報理解への移行
Google は昨年 5 月に、検索の AI 技術における最新の節目となる Multitask Unified Model (MUM) を発表しました。MUM は BERT よりも 1000 倍強力で、言語の理解と生成の両方が可能です。75 の言語と多くの異なるタスクで同時にトレーニングされたもので、情報と世界の知識のより包括的な理解を深めることができます。MUM はマルチモーダルでもあります。すなわち、テキストや画像などの複数の形式(モダリティ)にわたって情報を理解できます。
 
MUM 活用の試みはまだ初期の段階ですが、すでに新型コロナワクチン情報の検索を改善するために使用されており、数か月以内にはテキストと Google レンズの画像の両方を組み合わせたより直感的な検索が英語の検索に登場します。ただし、これらは特定の用途に限られており、RankBrain、ニューラルマッチング、BERT システムとは異なり、MUM は現時点では検索結果のランク付けと品質の向上には使用されていません。
 
検索における MUM の活用が増えるにつれ、高度な言語理解から、世界の情報をより繊細にニュアンスを汲み取った情報理解へと移行がはじまります。Google は、検索で行われるすべての改善と同様に、すべての MUM の利用に厳密な評価プロセスを適用しており、責任を持った AI 利用に重点を置いています。そして、これらの MUM によるシステムが検索結果のランキングに導入される際には Google 検索がよりべんりなものになるよう既にある一連のシステムに加わる形となります。 
  


                                       
Google マップを使えば、周囲の世界を探索したり、行きたい場所を見つけたり、目的地まで安全に移動したりできます。Google マップをもっと便利にするために、たとえばライブビューや Google アシスタントの運転モードなど、Google は常にマップの新機能の開発に取り組んでいます。
 
このたび、JR 東日本と京成電鉄との協力により、 Google マップに経路を検索した際にチケットリンクが表示され、両交通機関のチケット予約ページに直接アクセスできるようになりました。また、JR 東日本と京成電鉄から Google に提供されるリアルタイム運行情報データにより、 Google マップでの経路検索、そして移動の計画がより簡単になりました。
 
行き先を入力し最適なルートを検索し、目的地まで電車で移動することを決めたら、もう簡単。数回タップするだけでチケットを予約できます。Google マップで選択した電車のルートの上にリンクが表示され、JR 東日本または京成電鉄のチケット予約ベージを直接開くことができます。チケット予約ページには Google マップで検索したルートが自動的に表示されるため、検索ボックスに再度ルートの情報を入力する必要はありません。
 

チケットリンクに加え、JR 東日本と京成電鉄が運行する列車のリアルタイム運行情報を Google マップで直接確認できます。Google マップで電車のルートを検索すると、JR 東日本と京成電鉄の電車のリアルタイムの到着時刻と出発時刻が表示される他、電車の位置情報と遅延情報を確認できます。
 
今回、JR 東日本と京成電鉄に Google マップのチケット予約とリアルタイム運行情報が対応したことで、電車での移動がもっと便利になります。Google では、今後もこれらの機能に対応するルートや交通機関の拡大に取り組んでまいります。 
  

絶えず変化する世界では、Google マップができる限り最新の情報を提供することが重要です。これにより、レストランの営業再開やスーパーの営業時間などの情報を確認できます。これを実現する方法のひとつに、投稿コンテンツがあります。

マップのユーザーから投稿されるコンテンツは、1 日あたり約 2,000 万件にのぼります。これらの投稿には、更新された営業時間、電話番号、写真、クチコミなど、あらゆる情報が含まれます。投稿コンテンツを扱う他のプラットフォームと同様に、Google は悪用の防止に取り組むことで、正確な情報の提供に努めています。Google では、機械学習とオペレーターによるチェックを組み合わせることで、不正コンテンツや虚偽コンテンツの削減に継続的に取り組んでおり、実際それらのコンテンツがマップに表示される割合はコンテンツ全体の 1 % 未満です。本記事では、Google マップから不適切なコンテンツや有害な情報を削除するために 2021 年に実施した取り組みを紹介します。


ビジネス情報の信頼性を保つ

2021 年、ワクチン接種、マスク義務化、変異株などにより、世界は大きく変化しました。マップユーザーのコミュニティは、地域の最新情報を提供することで、Google マップの更新に大きく貢献しています。たとえば営業時間や感染症対策など、投稿コンテンツによって追加や更新されたビジネス情報の数は、2020 年から 30 % 増加しました。

不正利用により Google ビジネス プロフィールの情報が書き換えられることもありますが、機械学習モデルの進化や、ボットをキャッチして怪しいアクティビティのパターンを特定する能力の向上により、公開前にブロックした不正な編集は 2021 年で 1 億件以上に達しました。マップから削除した情報の詳細は、以下のとおりです。

  • テクノロジーの進歩により、700 万を超える虚偽のビジネス プロフィールを特定し、削除しました。そのうち 63 万件以上は、ユーザーからの報告によるものです。

  • 悪意のあるユーザーが虚偽の Google ビジネス プロフィールを作ろうとする試みを1,200 万回以上、悪意のあるユーザーが自分のものではない Google ビジネス プロフィールを乗っ取ろうとする試みを 800 万件近く阻止しました。

  • 機械学習、テクノロジー、チームの継続的な改善により、情報の改ざんや不正行為に関するポリシーに違反した 100 万を超えるユーザーアカウントを無効にしました。

 

ビジネス プロフィールの写真、動画、レビューを確認する

2021 年、世界中で社会活動が再開され、たとえば感染症対策やテラス席の有無など、目的地に関する情報を Google マップのクチコミなどから確認する機会が増えました。

しかしながら、個人やグループが虚偽のレビューによって地域の企業に損害を与えていることもわかっています。これは多くの場合、何らかの意見の食い違いなどによって世間の注目を集めたことによって拡大する傾向がありました。2021 年、疑わしいアクティビティや不正使用を検出して、ポリシー違反コンテンツが Google ビジネス プロフィールに表示されないようにすることで、10 万を超えるビジネスを保護しました。Google マップのコンテンツの信頼性を維持するために 2021 年に実施した取り組みの詳細は、以下のとおりです。

  • 9,500 万件を超えるポリシー違反のクチコミをブロックまたは削除しました。そのうち 6 万件以上は、新型コロナウイルス感染症 関連に基づくものです。

  • ユーザーから直接報告された 100 万件を超えるクチコミを削除しました。

  • 自動検出システムの継続的な進歩により、不鮮明、低品質、コンテンツポリシー違反などを理由に 1 億 9,000 万枚以上の写真と 500 万本の動画をブロックまたは削除しました。

Google のグローバル コミュニティから投稿コンテンツとして寄せられる地域の情報は、Google マップを単なるナビゲーション ツール以上のものにしている大きな要素です。ユーザーの皆さまがこれからも周りの世界の情報を見つけることができるよう、Google は情報の鮮度と信頼性の維持に引き続き投資を続けます。

 
今回、経済産業省をはじめとする 13 のパートナーの協力の元、Google Arts & Culture  は、マンガの歴史やその影響などを包括的に紹介する「Manga Out Of The Box」を本日公開しました。ストーリーや高解像度の画像、動画、ストリートビュー、さらに機械学習を活用したマンガ風イラストの作成機能などにより、マンガの世界を学ぶことができます。(対応言語:日本語、英語、スペイン語、フランス語)






Manga Out Of The Box」の主な展示内容

1. マンガの歴史について
マンガの正確な起源は未だに議論が続いていますが、Manga Out Of The Box ではその歴史を掘り下げて知ることができます。マンガの原点として言及されることが多い 12 世紀の鳥獣戯画の巻物や、19 世紀の西洋カリカチュアと日本絵画の出会いなど美しいイラストと共にマンガの歴史を探ってみましょう。
 
2. 著名な作家について知る
手塚治虫なくして、日本のマンガの現在を想像することはできません。鉄腕アトムやブラック・ジャックといった作品により、手塚治虫は近代の日本マンガを代表する作家となりました。魅力的なストーリー展開、想像力を刺激する SF などのテーマ設定を深い感性で描きあげた手塚作品は、後の世代の作家に大きな影響を与えています。手塚治虫の影響を受けた作家のひとりである藤子・F・不二雄は、20 世紀の児童マンガを独自の方法で定義し続け、「ドラえもん」という世界に愛されるカルチャー アイコンを生み出しました。
3. 美術館を訪れる
Manga Out Of The Box では、ストリートビューによりどこからでもパートナー美術館に訪れることができます。川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、館内展示の様子に加え屋外に設置されている人気キャラクターのモニュメントを、豊島区立トキワ荘マンガミュージアムではかつて多くの作家が過ごした部屋の様子をスマートフォンや PC からいつでも見ることができます。

4. 現代アートへの影響について
マンガの影響は、ファッション、インターネットカルチャー、ビデオゲーム、現代アートなど、広範囲に及んでいます。著名な日本人アーティストのひとり、村上隆の作品にもマンガの影響を見ることができます。Manga Out Of The Box では、村上隆のプロジェクトに関するオンライン展示「ドラえもん x 村上隆。日本文化を象徴する、マンガとアートの最強コラボ」を公開しています。

5. マンガ風イラスト作成機能
機械学習の技術を活用した Giga Manga では、「Magic mode」を使い、線や円などをランダムで描くと、マンガ風イラストが出来上がります。また、「Magic mode」を使わずに自由に描いたイラストでも、機械学習が好きな色を塗るお手伝いをします。どちらのモードでも、完成すると、描いたイラストとテイストが似たマンガや作品をおすすめします。また、出来上がったイラストはダウンロードできるほか、SNS で共有できます。
21 世紀においても、世界中でマンガの新しいファンは増え続けています。デジタルでもマンガを楽しめる今、Manga Out Of The Box が改めてマンガの歴史や影響などを学ぶ機会となることを願っています。村上隆はマンガを「アートであり、戦後日本から世界に広がった珍しい独自の文化」、そして「癒しの文化」であると語ります。Manga Out Of The Box で、マンガファンもそうでない方も、マンガという文化についての知識を深めてみてはいかがでしょうか。
 
Manga Out Of The Box は、g.co/manga、または iOS / Android の Google Arts & Culture モバイルアプリからご覧いただけます。 
  



そのような自治体による脱炭素化の取り組みをデータとインサイトでサポートするために、Google では 2019 年 10 月 Environmental Insights Explorer ( EIE ) を日本でも公開しました。


EIE は、Google の地図データとモデリング技術を活用することにより、都市ごとの建物と交通に由来する温室効果ガス( GHG )の推定排出量と太陽光発電による GHG の削減予測量を算出し、公開している無料のプラットフォームです。算出方法の詳細は、こちらのビデオでご覧ください。


現在日本では、20 自治体のデータにアクセスすることが可能です。そのうちのひとつ、 2018 年に国内でいち早く 2050 年までの脱炭素化を目指す「 Zero Carbon Yokohama 」を宣言した横浜市は、 市内の中学、高校、大学で、EIE を活用して地球温暖化の理解を深め、その対策を考える授業を行っています。



EIE は教育現場だけではなく、EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング ( 証拠に基づく政策立案)にもご活用いただけます。例えば、交通による推定排出量については、 2018 年から毎年データを公開しています。世界中の都市で 2020 年は排出量の削減が見られ、コロナの影響をデータで伺い知ることもできます。交通排出量の経年変化を見ることによって、施策のインパクトを数字で追ったり、また EIE には、シミュレーション機能もあるため、施策によってもたらされる効果を事前に数値で確認することも可能です。


こういったデータにもとづいた施策立案を通してより効果的な温暖化対策を後押しし、 2030 年までに世界の 500 都市をサポートすることによって年間 1 ギガトンの二酸化炭素の排出を削減するという Google のコミットメントの達成を目指します。


日本では、すでに 1,000 を超える自治体のデータが EIE にはあります。ご自身の自治体で EIE を活用することにご興味のある自治体のみなさまはこちらからサインアップしてデータアクセスのリクエストを登録いただくか、こちらからお知らせください。


今後も Google は日本だけでなく世界中の自治体、そしてパートナーと力を合わせて
EIE をはじめ様々なツールの開発などを通して持続可能な社会の実現を目指します。  
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通話の字幕起こしで新しいかたちのコミュニケーション





発話障がいのある方や会話を望まない方向けに、字幕を使った新しいコミュニケーション方法を追加します。新機能を使うと、通話相手の話している内容が字幕で表示されるほか、文字入力で返答することができます。入力した返答の内容は、相手のデバイスで読み上げられます。本機能は、Google Pixel 6 および Google Pixel 6 Pro でご利用いただけるようになります。 

ホーム画面とロック画面がもっと便利に
Google Pixel のスナップショットの機能を使って、ホーム画面とロック画面で新しいカスタムウィジェットが使えるようになります。これにより、バッテリーの残量などの役立つ情報によりアクセスしやすくなります。Google Pixel Buds やその他の Bluetooth デバイスのバッテリー残量、緊急情報サービス アプリの安全確認のカウントダウン、翌日が休日の場合にアラームをオフにするリマインダー、お住まいの地域の地震アラートなど、より多くの情報をロック画面とホーム画面にて一目で把握できます。


今回新しくなった Google Pixel の新しいバッテリー ウィジェットを使うと、Google Pixel と Google Pixel Buds(別売り)などの、その他の Bluetooth® 接続されているデバイスの最新のバッテリー残量を確認できるようになります。ウィジェットをホーム画面に追加して、お使いの複数デバイスすべてのバッテリー残量を簡単にチェックしてください。
 
Snapchat で夜景モード


Google Pixel のカメラといえば、暗い場所でも鮮明な写真や動画を撮影できる夜景モード。今回新たにこの夜景モードが Snapchat に追加され、光が少ない場所でもフラッシュなしで鮮やかな動画や写真を捉えられるようになりました。対応機種は Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro の 2 種類となります。Snapchat アプリでローライト モードを選択するだけで利用でき、暗い場所でもシャッターチャンスを逃しません。
 
翻訳機能やレコーダーに対応言語を追加
Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro のリアルタイム翻訳は、さまざまな言語でのやりとりを容易にしてくれます。このリアルタイム翻訳機能のひとつである通訳モードに、オフラインで使える言語として、これまでの日本語、英語、ドイツ語に加えて、新しくスペイン語、イタリア語、フランス語が増えます。翻訳データは、すべてデバイス上で処理されます。相手と対面でお話される際に、ぜひ、「OK Google, スペイン語を通訳して」と言って試してみてください。
 
Google Pixel 6 および Google Pixel 6 Pro で使える、音声や動画などのメディア コンテンツの自動字幕起こしを翻訳する機能の対応言語が増えます。これまでの、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、日本語(ベータ版)に加えて、新しくスペイン語が使えるようになります。

また、レコーダー アプリの対応言語も増え、新しくイタリア語とスペイン語が使えるようになります。対応機種は Google Pixel 6 と Google Pixel 6 Pro です。 

国際女性デーをテーマとした新しい壁紙コレクション 
Google Pixel の壁紙とスタイルの最新のコレクションでは、国際女性デーをテーマに、アーティストの Manjit Thapp 氏による新作 3 点が追加されました。同氏は英国に拠点を置くイラストレーターで、女性のキャラクターを中心に手掛けています。作品は、大胆な色、日常感、自然、ファッションからインスピレーションを得ています。

Google Pixel の新機能をぜひお試しください。 
  

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山崎直子さん (宇宙飛行士)、山口 香さん (柔道家 / 筑波大学教授)、ゆきりぬさん (YouTube クリエイター) など、様々な偏見を乗り越え、自らの道を切り開いてきた女性たちに #未来に残さない偏見 について語っていただきました。詳しくは こちらをご覧ください。


また、偏見を未来に残さないために Google では、皆さまも参加できるプログラムをいくつか用意しています。


 #未来に残さない偏見 キャンペーン


ジェンダーに関わる偏見について、あなたの言葉が、誰かの励みやインスピレーションになるかもしれません。ぜひ、ご自身の意見やストーリーをシェアしてみてください。


キャンペーンへの参加方法:

こちらで様々な女性が語るストーリーの中から、ご自身が共感するものを「このストーリーをシェアする」をワンクリックで Twitter でシェアする。

・「#未来に残さない偏見」 ハッシュタグをつけて、ご自身のジェンダーに関わる偏見を乗り越えたエピソードや意見を Twitter で発信する。



Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進ガイド


昨年の国際女性デーでは、組織におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進する立場の方や、より公平な社会づくりにご関心のある方向けに「Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進プログラム」の提供を開始し、2022 年 3 月までに 10 万人の方へこのプログラムを提供することを目標としましたが、本日時点で本プログラムは、12万人を超える方に受講いただくことができました。(昨年の発表はこちら


トレーニングを受講する時間がない方にも、少しでも多様で包括的な組織づくりについて知っていただくべく、本プログラムの内容をダイジェスト版としてまとめた「Women Will ダイバーシティ & インクルージョン推進ガイド」を本日より無料で公開します。



Women Will 心理的安全性トレーニング ファシリテーター養成セッション


さらに本日より、Women Will の新たな取り組みとして、 効果的なチーム作りに欠かせない「心理的安全性」に関するファシリテーターの養成セッションを無料で提供を開始します。


高いパフォーマンスを発揮するチームづくりにおいて、重要な役割を果たすのが心理的安全性です。Google のリサーチによると、心理的安全性の高いチームのメンバーは離職率が低く、他のチームメンバーの多様なアイデアを活用しながら高い収益を生み出し、マネージャーから「効果的に働いている」と評価される機会が 2 倍多い、ということが明らかになっています。


このセッションは、社内トレーニングおよび人事ご担当者、D&I に関心を持ち、その推進をサポートしている方を対象に、Google より無料で提供します。こちらウェブサイトよりお申込みください。



是非、今日の国際女性デーに #未来に残さない偏見 を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。


*Women Will は、2014 年より開始し、現在世界 49 か国で展開する Google のダイバーシティ&インクルージョンを促進する取り組みです。

 
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日本におけるプログラミング教育
特定非営利活動法人みんなのコードが Google.org の支援のもと調査した、国内の学校教育における「プログラミング教育実態調査」によると、7 割を超える子どもたちが、プログラミングを楽しんでいるという好意的な結果が出ている他、プログラミング教育の経験可否が、その後のキャリアにも影響する可能性があることなどが明らかになりました。このように、子どもたちからの好意的な反応が得られている一方で、コロナ禍での休校や補習の対応、端末の整備など、通常のカリキュラムに加えて学校、教員への負担が増えている中、プログラミング教育を小学校の授業で取り入れることが難しいという状況も発生しています。教員向けの調査によると、「教員の専門性の不足」「指導・授業展開の難しさ」「教材・資料の不足」がプログラミング教育実施に向けての課題として挙げられており、環境の整備やさらなる支援が必要とされている実態も判明しています。

小学校におけるプログラミング教育の実施に向けて、文部科学省はプログラミング教育の手引や、小学校プログラミング教育に関する研修教材を公開しています。これらにはプログラミング言語の指定はないものの、研修教材として Scratch(注 1) が取り上げられていることもあり、多くの学校では Scratch のようなビジュアル型のプログラミング言語でプログラミング教育に取り組んでいる、もしくはこれから取り組まれようとしています。


コンピュータ サイエンス教育のカリキュラム CS First  
そこで Google では、小学校におけるプログラミング教育実践のさらなる支援に向けて、Scratch を活用したコンピュータ サイエンス教育のカリキュラム、CS First を日本向けに本日公開しました。CS First は、2014 年に北米で開始し、これまで 100 以上の国の 200 万人以上の子どもたちと、7 万人以上の教員の皆様にご活用頂いています。この度公開した日本向けの CS First では、日本のプログラミング教育に即したカリキュラムを新たに開発しました。


CS First は、小学校 3 年生から 6 年生向けに設計した、使いやすい無料のコンピュータ サイエンス教育カリキュラムです。教員は本カリキュラムで、CS First ウェブサイト内の、Scratch コードエディタの特別バージョンである、Scratch for CS First を使って子どもたちにプログラミングの基礎を教えることができます。オンラインで誰でも利用でき、 Google Workspace for Education あるいは CS First のアカウントでログインをして CS First のクラスを作ることで、児童生徒の進捗やプログラムも確認可能です。Google Workspace for Education のアカウントをお持ちの場合は、Google Classroom からのクラスの取り込みも行えます。楽しく学べる以下の 2 つのコースをご用意しています。
  • Scratch for CS First でプログラミングをはじめよう:主に 3 年生以上の Scratch を触ったことのない小学生を対象。自分のアイデアをとりいれたプロジェクトを作りながら、Scratch の基礎に加えて、プログラミング的思考の中心となるようなプログラミングの基礎(順次、繰り返し、条件分岐、イベント等)を学べるコース。
  • 私たちのまちのよさをプログラミングで広めよう:主に 5 年生以上の Scratch を触ったことのある、もしくは上記のコースを修了している小学生を対象。全体で 12 時間程度の総合的な学習の時間における探究的な学びを通して(指導案)、3 〜 6 時間程度で、自分のまちの魅力を紹介するプログラム(まちの紹介アニメーション、クイズ、地図アプリ)を開発し、プログラミングを表現の手段として用いることができるコース。特定非営利活動法人みんなのコードの協力を得て開発しました。


一部の小学校において、事前に CS First をお試し頂き、プログラミング教育の実践をしていただきました。その様子を動画でご紹介しているので、ぜひご覧ください。


 


CS First の公開にあわせ、実際に小学校でのプログラミング教育の中で活用されたい教員向けに、「CS First を活用した、小学校でのプログラミング教育実践」オンライントレーニングを、無料のデジタルスキルトレーニング「Grow with Google」の取り組みの一環としてご用意しました。小学校におけるプログラミング教育必修化の背景、CS First の使い方、総合的な学習の時間における効果的な活用方法など、幅広くご紹介しています。

また、特定非営利活動法人タイプティーより、CS First や Scratch をプログラミングにおいて活用している、もしくはこれから活用されたい小中学校の教員の方を対象としたオンラインコミュニティも設立されました。オンラインでの事例の発表や勉強会などを通して、プログラミング教育に興味のある他の先生方と交流ができますので、ぜひご参加ください。

CS First が、教員のみなさまによるプログラミング教育実施への一助となり、より多くの子どもたちの楽しいプログラミング学習につながれば幸いです。Google は、今後とも、子どもたちがプログラミングをはじめとするコンピュータ サイエンス教育を別け隔てなく受けられるための支援に取り組んでまいります。

注 1:Scratch は MIT Media Lab の Lifelong Kindergarten グループとの協力による Scratch Foundation のプロジェクトです。https://scratch.mit.edu で提供されています。Scratch Web サイトの利用については、利用規約プライバシーポリシーをご確認ください。
  
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