2023-12-11 (Mon)✎
こんにちは。
宝厳院は、臨済宗天龍寺派の寺院です。
大本山天龍寺の塔頭であり、山号は大亀山。
室町幕府の管領 細川頼之が夢窓疎石の孫弟子 聖仲永光を開山に招いて創建されました。
ご本尊は十一面観音、庭園や建物は時代劇の撮影に使用されています。
また、「青もみじ」という言葉は、宝厳院の初夏の「もみじ」から広まったものだそうですね。
説明書きです。
では、拝観料を納めて・・・
以前、コチラに来た時は、開いてなかったのです。
気になっていた宝厳院です。
嵐山のメインストリートは混雑してますが、ここは静けさの中、気持ちの良い空間でございます。
まだ紅葉には早いのか、このまま葉っぱが落ちてしまうのか・・・
嵐山屈指の紅葉の名所なのですが・・・
獅子吼の庭です。
室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭され、嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です。
その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し、
鳥の声、風の音を聴く事によって、人生の心理、正道を肌で感じ、心が大変癒する庭です。
獅子の形をした獅子岩、岩から生えている破岩の松などが有名です。
それでは、五感で「庭」を感じること、見て、感じて、楽しむ事だそうですよ。
この丸い石は「苦海」でしょうか。
三尊石の左に組まれた石積みは、
中国の黄河中流にある滝で激流を登り切った鯉魚は龍となるという伝説の登龍門を表しています。
禅宗の修行僧の心の支えであり、修行の励みのシンボルなのです
滝壺の鯉が、滝を登り切り龍になるための壮行の様を表現しています。
一番大きな石は舟石です。
左上から細かい丸い石は苦海、鯉魚石 瀧門瀑、細長い石は獣石群です。
あら~~苦海の写真が2枚も・・・許して~~~
三尊石です。
獅子の咆哮に諭され、先を競って苦海(丸い黒石で表現)を渡り、
釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二の干支)を表しています。
苦海を渡りきれない諸人のために舟(舟に似せた石)を配し万全を期しているのです。
茶室「無畏庵」です。
特別拝観時だけ、お抹茶とお菓子で開いております。
本堂です。
襖絵「風河燦燦三三自在」は58枚あり、女性画家の田村能里子の作です。
主に朱色が全面に使用されているのは寺院の襖絵では珍しいそうですね。
本尊の十一面観音立像の左右には、西国三十三所観音霊場のそれぞれの札所の本尊を模した33の観音像を祀ってあります。
他にも、足利尊氏が祀ったものとされている地蔵菩薩立像があります。
特別公開をしておりました。
亀石です。
豊丸垣です。
竹の小枝を下向きに重ねた垣で、怡も昔の田植えの光景に藁や麦わらで作って着ていた蓑に似ている事から
蓑垣の名称があるそうです。
耐久力を増すために上部に屋根をつけたのがオリジナルで、宝厳院垣と呼称しています。
垣根越しに延びるアカマツの木肌、曲姿も見事で年代を感じますね。
獅子岩です。
書院でしょうか。
渡月橋旧親柱です。
茶室の青峰軒です。
入り口に戻って来ましたね。
もみじのトンネルですが・・・
羅漢像です。
これにて、2023年11月京都の芸舞妓のお座敷遊びの記事を終えます。
ありがとうございました。
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
良い1日をお過ごし下さいませ。
宝厳院は、臨済宗天龍寺派の寺院です。
大本山天龍寺の塔頭であり、山号は大亀山。
室町幕府の管領 細川頼之が夢窓疎石の孫弟子 聖仲永光を開山に招いて創建されました。
ご本尊は十一面観音、庭園や建物は時代劇の撮影に使用されています。
また、「青もみじ」という言葉は、宝厳院の初夏の「もみじ」から広まったものだそうですね。
説明書きです。
では、拝観料を納めて・・・
以前、コチラに来た時は、開いてなかったのです。
気になっていた宝厳院です。
嵐山のメインストリートは混雑してますが、ここは静けさの中、気持ちの良い空間でございます。
まだ紅葉には早いのか、このまま葉っぱが落ちてしまうのか・・・
嵐山屈指の紅葉の名所なのですが・・・
獅子吼の庭です。
室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭され、嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です。
その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し、
鳥の声、風の音を聴く事によって、人生の心理、正道を肌で感じ、心が大変癒する庭です。
獅子の形をした獅子岩、岩から生えている破岩の松などが有名です。
それでは、五感で「庭」を感じること、見て、感じて、楽しむ事だそうですよ。
この丸い石は「苦海」でしょうか。
三尊石の左に組まれた石積みは、
中国の黄河中流にある滝で激流を登り切った鯉魚は龍となるという伝説の登龍門を表しています。
禅宗の修行僧の心の支えであり、修行の励みのシンボルなのです
滝壺の鯉が、滝を登り切り龍になるための壮行の様を表現しています。
一番大きな石は舟石です。
左上から細かい丸い石は苦海、鯉魚石 瀧門瀑、細長い石は獣石群です。
あら~~苦海の写真が2枚も・・・許して~~~
三尊石です。
獅子の咆哮に諭され、先を競って苦海(丸い黒石で表現)を渡り、
釈迦如来(三尊石で表現)のもとに説法を拝聴しに行く獣(十二の干支)を表しています。
苦海を渡りきれない諸人のために舟(舟に似せた石)を配し万全を期しているのです。
茶室「無畏庵」です。
特別拝観時だけ、お抹茶とお菓子で開いております。
本堂です。
襖絵「風河燦燦三三自在」は58枚あり、女性画家の田村能里子の作です。
主に朱色が全面に使用されているのは寺院の襖絵では珍しいそうですね。
本尊の十一面観音立像の左右には、西国三十三所観音霊場のそれぞれの札所の本尊を模した33の観音像を祀ってあります。
他にも、足利尊氏が祀ったものとされている地蔵菩薩立像があります。
特別公開をしておりました。
亀石です。
豊丸垣です。
竹の小枝を下向きに重ねた垣で、怡も昔の田植えの光景に藁や麦わらで作って着ていた蓑に似ている事から
蓑垣の名称があるそうです。
耐久力を増すために上部に屋根をつけたのがオリジナルで、宝厳院垣と呼称しています。
垣根越しに延びるアカマツの木肌、曲姿も見事で年代を感じますね。
獅子岩です。
書院でしょうか。
渡月橋旧親柱です。
茶室の青峰軒です。
入り口に戻って来ましたね。
もみじのトンネルですが・・・
羅漢像です。
これにて、2023年11月京都の芸舞妓のお座敷遊びの記事を終えます。
ありがとうございました。
最後まで、お読みいただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
良い1日をお過ごし下さいませ。