チシマクモマグサ 2019

　今回は画像も少なく、同じようなものが数枚あるだけじゃが、貴重な花なので掲載した。
　北海道の大雪山系、夕張山地、知床山地などでしか見られない高山植物じゃ。

　今日の「見た撮った花」は...　『チシマクモマグサ』　じゃ。


　

　

　
　「クモマグサ」は北アルプスの白馬岳と御嶽山のみに分布する貴重種じゃが、その原種と言われるのがコレじゃ。
　「チシマクモマグサ」も北海道の高山の砂礫地に見られるが、分布は限られておる。
　花爺が昨年見たのは、知床の羅臼岳、そして大雪山の緑岳の二箇所じゃった。


　

　
　大雪山では旭岳や黒岳でも見られる花じゃが、そう多くはないんじゃ。
　画像のようにまとまって咲くが、周辺にたくさん見られるものでもなく、画像も単調になってしまう。
　ユキノシタ科で高さ5-10cmほどの可愛らしい花じゃ。



　

　
　肉厚で先が尖った長楕円形の葉は剛毛が密生し、根際に集まって付いておる。
　白い花弁は5枚、中心に盛り上がった子房が目立つのぅ。
　
　歩いていて、まだあるじゃろう..と思っていたが、甘かったようじゃな。
　結果的にはこの七枚しか撮影できておらんかった・・・



　※冬期間は、もちろん花は咲いておらんので、前年度未掲載の花たちをUPしておる。
　素人じゃから花の特定でミスがあるかもしれんが、違ったら勘弁な。m(_ _)m

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