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  1.  タニソバ 2019

     花爺も慣れるまでは似た花との区別がつかなかった覚えがあるんじゃ。 ミゾソバ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイ、イシミカワ・・・見た目はみんな似ておるのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『タニソバ』 じゃ。    タニソバが似たものと違う一番の部分は、茎に棘が無いことじゃろう。 他にも葉の付け根に翼があること、下部の葉が赤褐色に紅葉する点などかのぅ。 他のものは茎を掴むと棘が刺さる危険もあ...

  2.  ノラニンジン 2019

     セリ科の植物で草地や土手など、そこらじゅうで見かけるじゃろう。 ヨーロッパ原産の帰化植物で、夏に、レースのような白い小花を集合させて咲かせるんじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ノラニンジン』 じゃ。    セリ科の花じゃから、似たものが多いのは難儀じゃなぁ。 野菜の人参の野生化したもの...逆に野良人参が野菜の人参の原種..とも言われておる。 ノラニンジンも人参の仲間なので食べられないことはない...

  3.  ヨウシュヤマゴボウ 2019

     北アメリカ原産で、日本では明治時代初期以降に渡来し、各地に繁殖している帰化植物じゃ。 ちょっと変わった花をつけるので、家庭に庭などでも見かけることがあるのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『ヨウシュヤマゴボウ』 じゃ。(orアメリカヤマゴボウ)    高さは2mほどに達し、太い茎が伸び、葉も大きい植物じゃ。 白色ないし薄紅色の花からなる花穂を枝先に付け、夏季に扁平な果実を付けた後に黒く熟すが...  ...

  4.  ホソバウンラン 2019

     ユーラシア大陸に広く分布し、日本には大正初期に観賞用として輸入されたそうじゃ。 その後、法面緑化などに使用された結果、広く野生化してしまったと言われておる。 今日の「見た撮った花」は... 『ホソバウンラン』 じゃ。    「ウンラン」は日本産の花じゃが、こちらは観賞用で入ったものじゃな。 ※別名はセイヨウウンラン(西洋海蘭) ウンランは主に海岸などに育つが、こちらは海岸から内陸まで見かけるようじゃ...

  5.  サラシナショウマ 2019

     キンポウゲ科の多年草で、北海道~九州で見られる植物じゃな。 根茎は升麻(ショウマ)という日本薬局方に収録された生薬で、今も漢方で処方されておるんじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『サラシナショウマ』 じゃ。    背丈は40 - 150cmほどじゃが、2mを超える個体もあるんじゃ。 茎は直立して成長すると硬い...葉には不揃いの鋭い鋸歯が目立っておる。 総状花序に長い花柄を出して、多数の白い小花が咲き、花穂...

  6.  ワレモコウ 2019

     13日の金曜日じゃな..事件があったわけではないが、更新が遅れてしまったのぅ。 バラ科の植物で北海道~九州で見られ、草地に生える多年草じゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ワレモコウ』 じゃ。    野山でも見られる花じゃが、園芸用での販売も相当多いようじゃな。 源氏物語にも出てくる古い名称で、吾木香、我毛紅、我毛香、我妹紅ど様々に書かれておるようじゃな。 古くからの花じゃから、別名も多いが、漢字...

  7.  オオマルバノホロシ 2019

     昨日に続いてナス科ナス属の花で、高さは30-70cmほどじゃ。 低地~山地の湿った草地などに生え、枝がよく伸びる。 今日の「見た撮った花」は... 『オオマルバノホロシ』 じゃ。    花を見ればナスの仲間と思えるじゃろう。 花期は8-9月で、茎の途中からまばらに分枝し、集散花序に青紫色の花を数個-10個つけておる。 花冠は5深裂し、開くと径1-1.5cmになり、各裂片の先はとがり、背面に反り返るんじゃ。    花の後...

  8.  イヌホオズキ 2019

     ナス科ナス属の植物で、「バカナス」などとも呼ばれておる。 日本全国の草地や畑地など場所を選ばずに見られる植物じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『イヌホオズキ』 じゃ。    名前はホオズキに似るも、役に立たないことで「イヌ」が付いたんじゃが、毎度思うのはイヌが可愛そうじゃ。 高さ30〜60cm、茎の途中から枝を出し、直径6〜7mmの白い花を4〜8個やや総状につける。 萼は杯状で浅く5裂し、花冠は深く5裂...

  9.  ミゾソバ 2019

     夏から秋にかけてよく見られる花じゃな。 花がとてもかわいらしく、透き通ったガラス細工のようにも思える美しさじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ミゾソバ』 じゃ。    タデ科タデ属の一年草じゃが、葉の形から「ウシノヒタイ」とも呼ばれておる。 よく似た仲間に「ママコノシリヌグイ 、タニソバ 、アキノウナギツカミ」などがある。 30〜100cm ほどなり、茎には下向きに刺があり、群生することが多いようじゃ...

  10.  ツリフネソウ 2019

     この花は多くの人が知っておるじゃろう。色によって違う名前で呼ばれておるのぅ。 北海道~九州の低山~山地にかけて普通に見られる花じゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ツリフネソウ』 じゃ。    初めてこの花に出会ったとしても、「ツリフネソウ」はすぐに名前が覚えられるじゃろう。 色が異なる「キツリフネ」「シロツリフネ」などは、名前の最後に「ソウ」が付かないんじゃよ。 一部の都県では絶滅危惧種にも...