∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆さん、お元気ですか~きょうの料理はだし巻き卵です。だし巻きなんですが、普通のだし巻きより多い出汁を混ぜて作ります。卵3個出汁1カップのだし巻き卵です。
だし巻きは通常、卵3個に50~100mlの出汁を混ぜて作ります。出汁の量が多いほど巻きにくくなるので、作るのが大変になります。過去記事&過去動画でだし巻きを作っていたのですが、コメントで卵3個、出汁1カップのだし巻きのリクエストがありました。作ったことがなかったので、今回、初挑戦です。久々に銅製フライパンを引っ張り出して巻いてみました。
だし巻きは出汁の量が多くなると、巻いた後に出汁が流れ出てきます。これを防ぐのと、巻きやすくするために片栗粉を混ぜて焼きました。片栗粉の保水効果で出汁が流れ出にくくなり、巻きやすくなります。まずは作り方動画をご覧ください。
卵3個、出汁1カップで作る、だし巻き材料2人分
卵L玉 3個
大根おろし、大葉、しょう油 適宜
サラダ油 適宜
A
出汁 1カップ(200ml)
薄口しょう油 小さじ1
砂糖 小さじ1/4
片栗粉 小さじ2
作り方
1)Aを混ぜ合わせます。
2)たまごをボウルに割り入れ、卵白を切るようにしっかり混ぜます。1)を加えて混ぜましょう。※片栗粉が沈殿するので、焼く前に混ぜてからフライパンに入れます。
3)銅製たまご焼きフライパンを弱めの中火にかけ、サラダ油をたっぷり塗り、温度が上がって煙が出る直前にまたサラダ油を塗る、を5~6回繰り返して油慣らしをします。※こうすることでフライパンの表面に油の強い被膜を作ります。
4)卵液を菜箸につけてフライパンに垂らし、卵液がさっと固まる温度になったら、卵液をお玉1~2杯(50~70ml)、流し込みます。流し込んだら、卵液が半熟になるまで焼き、フライパンの向こうの方から卵を巻きます。この時、長方形のフライパンの向こう側にコンロの火を当て、卵液の泡立ちを菜箸で潰しながら焼きます。フライパンの向こう側に火を当てるのは、向こう側から巻くからです。※卵を固めたいところに火を当てます。
5)向こう側から手前に巻いたら、フライパンの空いた部分にサラダ油を塗ります。手前にあるだし巻きをフライパンの向こうに移動させ、手前にもサラダ油を塗ります。そして残りの卵液をお玉1~2杯、流し込みます。流し込んだら、だし巻きを菜箸で持ち上げ、だし巻きの下にも卵液を流し、だし巻きの下に火を当て、固まったら手前に巻きます。動画ではフライパンを煽って巻いてますが、慣れないうちはフライ返しを使うのもいいと思います。これを繰り返して焼きます。
6)上の要領で巻き終わったら、最後に形を整えます。たまご焼きフライパンの角を使い、だし巻きに角をつけます。フライパンを手前に立ててしばらく置くと、手前下に角が出来ます。フライパンを向こうに傾けると、向こう下の角が出来ます。返して同じようにフライパンの角を使って形を整えると、きれいな四角いだし巻きになります。※動画をご覧ください。
焼きあがったらフライパンにマキスをかぶせ、フライパンを返してだし巻き卵をマキスにのせましょう。もしも巻くのに失敗して形が崩れている時は、マキスで巻いて輪ゴムで留めておくと形が整います。
切るまでに時間がある時は、マキスの下に菜箸を置き、下に隙間を空けて冷まします。※こうすることで水蒸気が逃げ、熱がこもらないので変色防止になります。卵焼きは長時間、温度が高いままだと青黒く変色してしまいます。
お好みの厚みに切って盛り付け、大葉と大根おろしを添えて出来上がりです。
卵3個、出汁1カップのだし巻きの完成です!出来上がっただし巻きはふわふわの柔らかさで、一切れを箸で持つのが難しいほど。出汁が多いと焼き上がった後に出汁が流れ出るのですが、片栗粉を入れたので流れ出しは少ないです。食べるととろりと柔らかく、だし巻きというより、卵豆腐を焼いたの?っていうような食感です。普通のだし巻きだと出汁の量は50~100mlで、このだし巻きには出汁が200ml入っています。なのでだしの風味がすごく、この点では美味しいと感じました。
巻き方は上の動画をご覧頂ければと思います。作ってみて思ったのは、出汁が多いので巻きにくいということ。今回、1本目は失敗、表にも傷ができてしまいました。2本目は最初の方で失敗、最後はなんとかごまかせました。まず、フライパンの状態が良くない巻きにくいのと、火加減にも慣れが必要なようです。2本目の途中から調子が出てきたので、あと2~3本巻いたら慣れそうです。
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