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地震解析]大隅半島東方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1984年4月~2009年12月の約25年間。M6越えは8回で、M6.5越えは1923年7月にM7.3、1961年2月にM7.0、1999年1月にM6.6の3回。1923年のM7.3の約3年後に当時の最長静穏期間1926年4月~1931年6月の約5年間で記録更新。1999年のM6.6発生時、1984年~1999年で約15年間で当時の最長静穏期間を更新。
現在は前記最長静穏期間後の2009年からの静穏期間が約15年間継続中でエネルギー蓄積モード。将来的にM7クラスの再発が懸念されるが、現在は小康状態。M6越えの地震も1999年の1月のM6.6を最後に発生していない。
[12/2更新]グラフ見直し・更新。現在のごく浅い震源の静穏期間が始まった2010年以降の年間地震発生数は4~19回だったが、今年は既に28回と昨年の14回から倍増で地震活動が活発化で要警戒。
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地震解析 九州 鹿児島)
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