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鈴森はる香

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 あまたつが「連休後半の天気をお知らせします」とか言ってー。
 なんだよ、もう後半かよ!みたいな。
 まだ入ったばかりだよ!
 これからだよ!(><)


 で、その連休入りの初日、ライブ連戦の初戦である「Lantis “twilight listening party vol.3”」へ参加してきたワケですけれども……。
 んー。
 なんだかコンセプトが見えてこないライブだったなぁ。
 じっくりしっとり聞かせたいのか、それとも跳ねて酔わせたいのか。

 会場のDUO MUSIC EXCHANGE。
 入っていきなり目に飛び込んできた3本の大きくて太い柱に唖然とさせられたこともひとつ。
 柱の影に入ってステージが見えない位置があるってどうなのよ?
 でもってさらに驚かされたのがアリーナに設置された椅子の存在。
 は? スタンディングじゃないの?……と。

 椅子の数は、入場者数の3~4割だったかなぁ。
 わたしの目には立ち見客のほうが多く映っていたワケで。

 でも、marble さんのオープニングで始まったライブ曲を聴くとミディアムテンポがほとんどでしたし、それは続く eufonius や伊藤真澄さんも同様だったので、「ああ、これは『聞かせる』ライブなのだなぁ」と思ったのですよ。
 椅子があったのは落ち着いて聞いてもらうため、だったのかと。

 ……まぁ、それでも立ち見客のほうが多くなる状況は不可解なのですがー。

 でもその『聞かせる』ライブも、最後の出演者である美郷あきさんが登場すると一変。
 サイリウムをぶんぶん回すわPPPHで飛び跳ねるわ、ふつーのアニソン系ライブへ早変わり。
 まぁ、あきさんの持ち歌って半分くらいはビート効かせた曲ですし、むべなるかなとは思うのですけれど……あれれー?

 これまたわたしの目に映った感想なのですけれど、お客さんのノリはあきさんのときのほうが良かったように見えたのですよー。
 つまりは、お客さんが求めていたのは、あきさんのようなライブであったと。
 となると、前に出演した3組とは明らかに路線が異なってしまっているワケでー。

 そしてプチ絶叫系のオタ芸向きのライブであるならば、行動を制限する椅子の存在が不可解になってきてしまう次第。
 もー、どっちなのよ、このライブ!(><) ……とアタマ痛くなったのでした。


 まぁ、音源自体は籠もりもせず割れもせずの良い音を響かせていたと思うので、そこは今回、唯一良かったと思えるトコだったかなー。
 あとはわたしとしては生で「リフレクティア」を聞くという目標を達せられたこととか。
 でも全般を通して思ったのは、コンセプトが不明瞭であったことに由来するのかもですけれどライブ感に乏しかったことが残念で……。
 わざわざこの会場に来る理由を見いだせなかったっちうか。
 CDで聞くことの出来る程度の「良い音」だけであるなら、ライブに来る意味は無いと思いますし。


 んー……。
 わたしにとっては期待はずれなライブだったかなぁ……。

 ――ええいっ!
 気持ちを切り替えて明日に向かいますよ!
 ロックンロール!!!(≧△≦)
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