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 なんか、こー、お行儀良すぎるような。
 物語のまとまりかたに。
 それは決して悪いことではないとは思うのですけれど(まとまってないことよりは)、安定感がありすぎて予定調和的にも思えてしまうっちうかー。
 ……こちらの読み方が欲張りすぎなのか、斜に構えすぎなのでしょうかねぇ(苦笑)。

 そんな次第で尊き血筋に連なりつつも庶民として暮らしてきたオンナノコが、両親の死去にともない本家筋に引き取られて貴族社会に放り込まれ、庶民感覚とのギャップに困惑するお話の第2巻。
 貴族サマたちのゴージャス感覚に主人公のリディアがイラッとしたり呆れたりするところとか、貴族サマが庶民の暮らしぶりに興味を抱いたりするところ、なーんかデジャブあるなぁ……と思っていたのですが、わかりました。
 『桜蘭高校ホスト倶楽部』なんですよ(笑)。
 いえ、まぁ、ほかにもあるとは思いますけれどー。
 クリフェイドの関心の寄せぶりなんて、殿みたい(^_^;)。


 で、そんな貴族との軋轢のなかでぶつけられてくる悪意(……とは言っても可愛い類ですけれど)に対して、軽くぶち切れて勢いで乗り切ってしまうリディアすげー……と思いつつ、その根性の座り方とか好感ですなー。
 ポジティブ、ポジティブ。
 あまりにポジティブすぎて周囲へ無防備すぎるような気がしますけれど、そういう脇の甘さも主人公かつヒロインとしての魅力なのかなー。
 こう、読み手と等身大的っちうか。

 いまだ持て余し気味の≪古き力≫も、その効果のほどは微妙なカンジちうか伏線の域を出ていないにしても、貴族の鼻っ柱を折る程度には効果的に扱われていて溜飲が下がるっちう。
 んでも、その≪古き力≫にしてもプロローグで描かれたことにしても、さらにはリディアに接触を図ろうとしてくる宗教集団?にしても、見えていない部分が大きすぎて伏線だとしたら回収するまでには長くなりそう……(^_^;)。
 前巻も今巻も収まりが良いのは刊行予定が先行き不透明だからゆえのことなのかなー……と勘ぐってしまったので、そこまで長期的視野で執筆していてだいじょうぶなのかなぁ……と不安にも(苦笑)。
 単巻のみならず、シリーズとしてもきちんと決着してくれるといいなぁ。


 色男はたくさん登場しますし、主人公のリディアは前向きなでアクティブな子ですし、この作品ってドラマCD向きなんじゃないかなー……とか思ったりして。
 『彩雲国』みたいなー。
 あとはもう少しリディアを中心としたLOVE度が上がってくれれば?

「あなたの想い人にはなってあげられないけど、悲しいならそばにいさせて。ジルは、王都じゃ数少ないあたしの大事な友達なんだから」

 ――なんて、いいお友達でいましょうね宣言している場合じゃなくてさあっ!(笑)
 なんてフラグクラッシャー……。


 NFLは第12週のマンデーナイト、ピッツバーグ・スティーラーズ vs マイアミ・ドルフィンズ。
 降雨で試合開始が遅れたという状況もあって、グラウンドコンディションが最低で。
 どれくらい最低かって言えば、パントしたボールがグランドに刺さってしまうくらい。
 もう、全っ然、弾まないの!
 槍投げ競技みたいに、グラウンドにグサッと!(笑)

 当然そんなコンディションでは得点合戦になるはずもなく、純然たる「スポーツ」としては見どころがあるわけないのですけれどもー。
 泥だらけになっている選手の姿を見ると、なんだか楽しくて。
 うはー、無茶してるー!……みたいな。

 試合は結局両チームともTD無しでFG決着。
 3-0でピッツバーグの勝ち。
 こういうタフなゲームを勝ち抜けたピッツバーグは8勝3敗になってAFC北地区優勝へ一歩前進ですか。
 ちなみにリーグ記録のマンデーナイト13連勝ですって。
 反対にマイアミは今季いまだ勝ち星無しの開幕11連敗……。
 いつまでこの低迷が続くのかなぁ……。
 16試合制になってから全敗でシーズンを終えたチームは無いそうなので、まさかその不名誉な記録に名を残したりは……(TДT)。

 地区優勝といえば、AFC東地区ではニューイングランドが開幕11連勝、ここまで負け無しではやくも地区優勝を決めたそうで。
 うーん、強い!
 第13週はNFCのほうでダラスvsグリーンベイの両地区トップ対決がありますけれど、これに勝てばグリーンベイは地区優勝かしらん。
 ダラスはまだ地区2位のNYGに可能性が残されそうですがー(NYGが敗退すれば決まるのかな?)。

 AFCの南地区はインディアナポリスとジャクソンビルが競ってますけれど、このままいけばどちらかがワイルドカードでプレーオフ進出になりそう。
 ちょっとAFCは地区首位と2位以下の差が開きすぎているような。
 NFCはどちらかと言えば混戦模様なのですけれど、それって抜きん出たチームが無いという証左にもなりそうで……。
 スーパーボウルでのNFC不調ぶりって、こうしたレギュラーシーズンでの星取にも表れているのかなー。
 A8.netでのbk1プログラムにて、成果報酬が3%から2%に変更されるとのことですがー。
 これまた減額なのかなと思いきや。
 会員自身の購入に関してはbk1ポイントで1%が支払われるとのこと。
 つまりは総計では同じに……なる、なっている、のかな?
 でもってbk1ポイントであれば、即、支払いがあるのかな?

 A8.netでは成果報酬が5000円に達しないと支払われない仕組みですし、うーむ……。
 この変更は個人の買い物としては利便性が高まったのかも。
 KOTOKOさんのWINTER ライブツアー、FC先行申し込みが始まってます!
 27日19時までなので、要チェキ!(≧△≦)
 東京がしょっぱなというのも珍しかったり……?



 で、今日は予約ソフトを引き取りにアキバ詣ででした。
 したら行く途中でコートのボタンが取れかかっちゃってー。
 またですか、このコート!
 ほんっと縫製が甘いなぁっ!!(ちなみに先日オーダーで作ったコートとは別モノです)

 んでー。
 ボタンを縫いつけるために腰を落ち着けようとCure Maid cafeへー。
 この前ボタンが取れて縫いつけ作業をしたのはCute-Mでしたので、そちらへは行きにくかったという次第(^_^;)。
 新装開店してからは初めてだったのですけれど、ランチタイムじゃななくてティータイムに行きたかったなー。
 ワッフル、食べたかったー(><)。

 気のせいかもですけれども、フロアにいるメイドさんの人数が多かったような……。
 それでいてメガネ率が高め……?
 これが新装開店の成果なのでしょうか??!

 とまれ、あらためてコートをチェックしてみたら、あちこちのボタンの縫製が甘くて将来的に危険であったので、とりあえず気になるボタンを全部縫い付け直したりして。
 縫い作業に結構な時間をかけてしまったので、途中、追加オーダーして、ケーキセットを2セット食べちゃいましたよ。
 ……つまり、紅茶4杯も飲んだ、と。
 お昼ご飯は食べてから赴いたので、軽くでいいかー……と思っていたところ、意外に重いお茶になってしまったー(苦笑)。

 まぁ、お茶しながら縫い物するってーのは、それなりに気持ちが良い雰囲気ですわー。
 うん。
 小春日和の昼下がり。
 良きかな、良きかな(^-^)。
 新海監督の最新作を、監督ご自身の手によるノベライズ化。
 そういえばこれまでの2作は別のかたの手によるものでしたっけ。

 で、本編の感想はといえば、筆致は本職にされている作家さんと比べるとつたないところがあるような気が。
 あざとい技巧がなくてシンプルにまとまっている……と言えなくもないとは思いますけれど、本著単独で価値を計るとするらば、やぱし割高感が否めないかも。

 でも。
 この本の本質は単に一冊の書籍というところにあるのではなくて、やぱし「ノベライズ」というところにあるのではないかとー。
 補完……というより、もう少し前向きな。
 映像では語りにくかった部分が、文章にすれば鮮やかに描かれているように受けるのですよ。
 それはもう、どちらの表現手法の優劣を競うものではなく、映像には映像の、そして文章には文章の得意とする分野があるのだとしか。


⇒ 続きを読む
 締め切り第一弾、突破!
 なんとか!
 世間様では三連休らしいですけれど、そんなの知らん!(><)
 ここでなんとかしなきゃーと思って昨日から覚悟してコトに挑んでいたのですけれどもー。
 そういうときに限ってコーヒー豆が切れかかっていたりしてなーもー(TДT)。

 おおよそわたしは2週間で200gを使い切るのですけれども、今回は少し早かったみたいで。
 どうしよっかなー、少し我慢して月曜日に買いに行こうかなー……と悩んだのですけれど、珈琲無くして作業などできぬ!
 媚びぬ、引かぬ!
 そんな次第で作業中断でいつもの喫茶店へ急いだりして。

 「三連休ですか? いいですねぇ~」
 マスターにうらやましがられて苦笑してしまったわたしですけれど、休んでませんから!
 むしろ修羅場ですから!

 そんな珈琲のおかげもあってか、とりあえず山場をひとつ乗り越えたわけでー。
 これで明日はアキバへ予約したソフトを取りに行けるわー。

 今日はちょっと自分へのご褒美に、ビールを飲んでさっさと寝ます。
 最近は「KIRIN 一番搾り とれたてホップ」がお気に入りです。
 「一番搾り」はちょっと……な、わたしなのですけれども、これは◎。
 少し前の「KIRIN THE GOLD」よりホップを爽やかにカンジるとこが好感なのです。
 欧米では感謝祭ということで、その方面のニュースが流されていたり。

「大切なのは感謝する気持ち、そしてそれを伝えることです。
 身近な人『ありがとう』と言ってみませんか?」


 夜の報道番組でこういうコメントをアンカーマンが述べるのって、いかにも欧米っぽいなーとか。
 日本人は照れがあってダメだと思うのですよね。

 おりしも日本では明日が勤労感謝の日。
 働くことが美徳だと受け止められなくなって久しいですし、この祝日の起源は戦前の新嘗祭なのですから祝うことを忌避する人もおられるかもしれませんけれどー。
 普段は言えない言葉を、そんなきっかけでもいいから伝えてみるのも良いかなー……と、そう思うのデス。


 もひとつ欧米的だな~と思えたニュース。

 現在アメリカでは次期大統領選へむけての候補指名争いが共和党、民主党ともに活発に動き始めているわけですけれどもー。
 ここにきて前アーカンソー州知事のハカビー氏が注目を集めてきたのですが、しかし共和党支持者は候補指名を授かるのはジュリアーニ前NY市長だと考えているそうで。
 では、なぜ負けるとわかっている候補者を支持するのか――の問いに、「彼の考えはわたしたちのそれと同じ。彼は仲間だからだ」と答えていて。

 「仲間だから」
 うーん……ちょっと衝撃的。
 アメリカが良くも悪くも世界の先端を歩き続けていられるのは、彼らは常に開拓者であり、ともに未開の大地を歩んでいく仲間のことを無意識に気遣うことができるからなのではないかなーと。
 個にして全っちうか。
 個人と戦っているようでいても、実は個を構成するバックボーンと競うことになっている……とか。

 もっともらしい口上を並べ立てて勝ち馬に乗る政治家には、この精神を見習……わなくてもいいですから、さっさと舞台から退場してほしいトコロ(^_^;)。


 まあねー、まあねー。
 負けてしまっては理念を達することも不可能であるという理屈はわかっているのですけれどもねー。
 でも勝ち負けも大切ですけれど、結果だけでなく過程、あるいは自分が為したという(全体からすればもちろんミニマムすぎる)結果も大切なのかなーと。
 矜持といいましょうか。
 目の前に見えているひとつの勝利は、10年後100年後に振り返ったときにどう映るのか輝くのか。
 そういう姿勢こそが大切なのかも。
 ……ですので、勝ち馬に乗るという判断もまたアリなのかー(^_^;)。
 社会における男女の立場が現代とは逆転した世界。
 社会を動かすのは女性であり、男性は添え物。
 だけれども出生率に大きく差があるため「結婚の道具」として男子は社会的価値が備わっているワケで。
 それは個人の資産であり、家族の「取引材料」であり。
 そんな世界で主人公のジェリンが王女様に見初められたことから物語は始まって――。

 読み始めてしばらくは、男女の力関係が逆転した倒錯物かと思っていたのですけれどもー。
 いや、倒錯的であるのは倒錯的なんですけれど(笑)。
 戦争や政治といったものを執り行うのは女性であって、家庭に入って家事を行うのが男性であって。

 どこまでも倒錯的であると思ったのは「性的な意味で襲われる」ことのベクトルが、女性×男性で描かれているトコロ。
 男性の出生率が低いため、結婚というのはもちろん性生活と重要に直結していて、一族を繁栄させるために「子種」を必要としているのですよ。
 だものでその手の欲望シーンが少なくなくて、うわぁ……と、ちと赤面(≧△≦)。
 もちろん当たり前のように一夫多妻制でー。
 でも主導権を握っているのは幾人もいる奥さんのほうな次第。
 ハーレムのように見えてハーレムじゃない(笑)。



⇒ 続きを読む
ドイツからの新戦力

 はやくも冬将軍からの先遣隊が姿を見せたところ、鈴森さんのお宅に新たに投入された期待の戦力。
 ドイツはfashy社製の湯たんぽです。
 左のチェック柄のほうはフットウォーマー。
 足が冷えるわたしには、なんとも頼もしい新戦力です。

 一般的な湯たんぽのイメージかと思われる金属製とは違って、どちらもゴム製なのでフィット感があるっちうか、クタッとするフニフニ感が心地よいといいますかー。
 座ったときに脚の上にのせておくと、包まれる適度な重みが安心感をー。

 鈴森さん宅を長年にわたって守ってきた唯一の暖房器具であるホットカーペットですがー(と言っても、この10年くらいは使っていませんでしたけれど)。
 先日の引っ越しの際に退役をされまして、この新戦力で今年からは冬将軍と戦うワケです。
 現状、期待以上の働きぶりをみせてくれていて、こ、これなら……!というカンジ。
 一度、お湯を注げば6時間ほどは温かさを保ってくれるので、注ぐ作業を手間とは感じたりしないかなー。
 さすがドイツからの新戦力!(笑)

 今年はコートといいマフラーといい、そしてこの湯たんぽといい、防寒対策に注視している感がありますなぁ。
 やぱし、わたしは暑さより寒さのほうが苦手なのだと実感したり。

 加えて、この湯たんぽを抱きながら眠ると、なんだか快適な睡眠を取れているような気が。
 この温かさがなにか……?


 この湯たんぽにお湯を注ぐために、ヤカンも買い求めましたよ。
 もう十数年もウチにはヤカンが無かったのですね。
 ホント、ウチには物が無い……。
 ……別に無くても片手鍋で代用できてしまっていましたし(笑)。

 デザインを重視してこちらのロイヤルクラシックケトル(ホワイト )を購入。
 使い勝手は悪くないですし、湯たんぽには注ぎやすいですし、なかなかに満足。
 昔はホーロー製の器具ってなんとなく避けていたのですけれど、歳を経るにしたがってなんだかいいなぁ……と思うように。
 なんでしょうね、この変遷は。
 金属製とは違って、どことなく温かさが漂うレトロ感がいいのかしらかしら?
 若いウチには、わかんねーかもなー(^-^;)。



 イングランドのエリザベス女王とエディンバラ公の御夫妻がダイヤモンド婚を迎えたとのことで欧米のメディアは割と大きめのニュースとして扱っている模様。
 いえ、家にいるときは衛星第一を流しっぱにしているので良く耳にしたのですがー。
 長く続くイングランド王室でもダイヤモンド婚を迎えるのは女王夫妻が初めてだそうですけれども。
 ダイヤモンド婚って60周年ですよ、60年!
 王室がどうのとか言うレベルではなくて、60年ものあいだふたり一緒にいられるってコト自体、奇跡的な気が。
 もっとも昔は寿命が短かったこともあるでしょうし、現代ならではってこともあるとは思いますけれどもー。

 とまれ、そんな女王夫妻。
 いまだにエディンバラ公のことを女王は「ハニー」と、エディンバラ公は女王のことを「キャベツちゃん」と呼び合っているそうな。
 なに、この真綿で首を絞められるかのごとくのスウィート加減は!
 甘さで死ぬる!(≧△≦)
 ウェストミンスター寺院での式典のあとは、二度目のハネムーンに赴かれるのですって!
 どんだけーっ!
 金魚一匹すくえないやつに、女がすくえるか!!
 説得力ありそうでなさそうで、だけれど勢いだけはものすんごいキャッチ。
 そんなキャッチに表されるように、勢いとノリと熱さがバッチリ詰まった素晴らしき青春小説でした。

 「金魚すくい」が題材ってあたりが一般的とされるラインから外れていて「ライトノベル」なんだなぁ……と考えさせられたりしますけれど、そういうゾーニングよりなんちうか「金魚すくい」と「桑島由一」という人物像が妙にマッチしているのでニヤニヤしてしまうわー(^_^;)。
 こう、世間を斜めから見ている感覚といいましょうか。

 表紙がイラストではなくて写真画像を用いているあたりも一般的なラノベとは一線を画していて、そういうトコも桑島センセらしいなぁ……とか感じたりして。
 SD文庫っちうより、NO DISK RECORDS だよねー(笑)。


 そんな次第で、かつて金魚すくいで名を馳せそして崩壊した一家に育った主人公が幼なじみのオンナノコを本意でない結婚から救うためにその婚約者と金魚すくいで勝負するお話なのです。
 なるほど「金魚すくい」の部分は一般的ではないのかもですけれど、物語の進行それ自体はしかし直球も直球、定番中の定番のゴールデンストーリーではないかと。

 憎からず想っている幼なじみとの関係はいつまでも続くと考えていた矢先に敵対者現れ平穏な日常が崩されて。
 幼なじみを救うために技術を磨く主人公だけれども、そこに立ちはだかるは家庭起因のトラウマと、そして自身の余命。
 病に冒された主人公は、しかし残された時間を幼なじみを救うために使うと誓い、そのために全力をかたむけて。
 そしていざ勝負!――という段になって、その勝負を行わせまいと神様が怒っているかのごとく主人公に降りかかる困難の数々。
 しかし主人公は命をかけて困難を乗り越え、そして勝負を終え、幼なじみをすくったあとで、最後に自分の想いを伝えるのでした。
 めでたしめでたし。


 なによー、これー……ってくらいに展開にだれるトコが無くて。
 勢いはもう半端無かったデスヨ。
 それでいて単にノリだけで進ませるのではなくて、きちんとそのなかで抑揚を配しているところがサスガだと。
 こう、アッパーにさせられるところとダウナーにさせられるところの振幅を。
 でもってその波のピークが見事クライマックスに!

 病に冒された主人公ですけれど、賭けるのはしかし自身の命ではなくて、彼女に対する想いなのですよね。
 それを自分と、そして彼女に対して証明するために。
 でもって最後の舞台へ立つために主人公は汗と涙を流して――走る!
 いや、もう、物語すぎますわー!(≧▽≦)


 若干長めという点を除けば、ライトノベルのひとつの形式と模されて良いくらいではないかと思います。
 キャラ造形も昨今の記号論に偏ったそれとは異なって、物語の中の位置づけを強く意識されたところから発信されていますし。
 うーん……スゴイのひと言、かなぁ。


 とまれ、桑島由一という作家の奥深さを再認識した一冊でした。


 LANケーブルすらもAmazonで頼むようになってしまっては、なにかを一線を超えてしまっているなぁ……という感覚に。
 Amazonっちうか、通販依存、みたいなー。
 いや、さ、むしろLANケーブル程度だと、出かけたときに忘れてしまうのですよー。
 現状で必要なモノであれば「それを買うために出かける」こともしますけれど、「ついでに買ってこよう」では忘れてしまうっちうかーちうかー。

 んでも届いたそれを使って、いままで床を這わせていたコードを天井に張り付けたりして。
 うん、すっきりした!



 現在取り掛かっている作業は自分にはどうにも分不相応に思えてならないせいか、こうして作業をさせてもらっていること自体、なにかドッキリなのではないかと疑ってしまうことしきり。
 あるいは夢オチ。
 そんな余計なことを考えるヒマがあるなら作業を進めなさいってハナシなのですけれどもー。

 とりあえず今週分の予定を立ててみたら意外と余裕あるスケジュールを組めたので、そのせいで余計なことを考えてしまうのかもですがー(笑)。
 しかしそんな余裕もいつまであるのやら……なんですよ、きっと(T▽T)。



 ラノベ読みですと割に巡回先にしているのではないかと思う『まいじゃー推進委員会』様ですが。
 諸事情により現在サイト閲覧ができない状態になっているそうです。
 1ヶ月ほどこの状態が続くらしいので、そのあいだは――

 http://konoyohko.sakura.ne.jp/

 ――のアドレスのほうで運営されていくとのことです。
 まぁ、うちを見て初めてこの件を知るという人はいないかもですけれど、いちおうわたしもサイト管理人のはしくれですし、少しでもお役に立てる機会があるならきちんと為していこう……と(^_^;)。
 詳しくはリンク先でご確認くださいませ~。
 最近は超朝型モードにシフトしてまして、朝の2時とか3時とかに起きたりして。
 お豆腐屋さんかっ!
 で、本日も1時に起きて作業開始~……となったのですけれども、3時頃にちょいとおなかが空きましてコンビニへ。
 甘いものを食べたいなーと思ってプリンでも買おうかと洋菓子コーナーをのぞいたら、なんだか異様な存在感を放っているスイーツが。

 「がっつりプリン&チョコパフェ」

 9月発売の商品をいまごろ語るのもどうかと思いますがー(^_^;)。
 490円というお値段もうなずけるボリューム。
 手にはしましたけれど、このボリュームはさすがにためらうわー。
 ……ちなみに779キロカロリーですって。
 お弁当並みの価格がうなずけるカロリー!
 ためらって良かった!
 思いとどまって良かった!!!(><)
 ひさぶりにゲームをクリアしたわけですけれども、おかげで楽しんだ楽しんだ。
 お嬢様学園モノ・オブザイヤーでしょう、この『恋楯』は!
 政財界の要人の子女が通っているという点でまさしく「お嬢様学園」ですし、そうした女の子だから悪意を持って狙われるのも必然で。
 そこへ主人公が依頼を受けてボディガードとして立ち回るというのも無理無い設定かと。
 作品に触れる最初のスタート時におけるムリクリ感がきわめて少なかったことが非常に好感ですわ~。

 加えて冒頭からの引き込み方が如才ないっちうか。
 こう、背景説明より先に状況説明から入るって言うんですか?
 主人公が置かれた状況において、必要最低限なところだけを使ってドラマを作っていると感じたり。
 それがまたテンポ良く進むものですから、ぐいぐい引き込まれましたデスヨ。

 おまけにこの冒頭あたりのイベント絵の構図がまた見事で。
 どういう構図にすれば印象深いシーンとなるのか、とても考えられていると感じました。
 生徒会メンバーそろい踏みのシーンとか、妙子に顔を近づける雪乃のシーンとか!
 前者は斜めのあおり構図にしているところがシリアス感を強調していると思いますしー。
 後者はキャラの立ち位置をセンターからオフセットして配置することで不安定感を与え、それが妙子のドギマギする心情と重なってくるように思うのですよー。

 とにかく「掴みが大事!」というセオリーを、丁寧に心得ているなぁ……という印象が。

 もちろん本編での見せ方も秀逸のひとこと。
 チビキャラを用いてシーンを描くのは最近の定番になりつつありますが、やはり要所要所で差し挟むことでテキストだけでは物足りない展開にメリハリを生みますしー。
 それとキャラの顔アップのカットインは、アクション物に必要な疾走感や躍動感を与えていると思うのですよー。
 とにかくアクションシーンでのカットインの多様さは見事でした。

 自分たちの作品の売りとする部分を、きちんと心得ているなぁ……とここでも。
⇒ 続きを読む
 厳密に言えば今作がシリーズ第1巻となっていますがー。
 『されど月に手は届かず』と時代/舞台を同じくしているせいか、シリーズ二巻目という印象が。
 とはいえ背景や人物設定の予備知識をそちらで得ていたために、内容把握するにも問題なかったカンジ。
 本文も最低限の知識を得ているものとして描かれているように思えましたし。
 基礎部分の説明を省いているっちうかー。
 それが物語の進行に対して描写の余地を与えているとは思うのですけれど、逆に新規読者に対しては優しくない仕様かと……。
 いたしかゆし。

 シリーズ二巻目!と銘打てば問題無かったかもですけれど、今作をスタートとすると読み手側は混乱するかも……。


 そんなカンジで始まった本文は、およそ姫様らしからぬアクティブな活動をみせる諾子が好感で。
 女の子でありながら漢文をたしなんだり、夜中に一人で出歩いたり、時代背景に照らすとたしかに異端児ではあるのですけれど、そーゆー自分の気持ちに真っ直ぐなところが、です。

 うーむ……。
 世界に対してひとり浮かび上がるような個性を配することがキャラクター設定なのだなぁ……と思わされたりして。
 自ら事件に首をつっこんでいくのは、まさに主人公向きな性格ですし(笑)。


 事件解決にあたっては彼女の機転が活かされるようであればもっと好みだったのですけれど、そこで外部の力を頼りにしてしまったのは残念かもー。
 助けてー……って言って助けられるのは、ちとカタルシスが薄いっちうかー。
 「救助の声を上げる」ことが主人公の役目ではないと思うのですけれど……。

 んでも、ここでスーパーパワーを諾子に発揮されても興ざめですか。
 むしろ彼女には解決の手段がないという事実は、普通の人間である読み手と同じ目線で語るためにも必要なことなのかもー(^_^;)。


 でもって無事に事件解決でひと安心……と思いきや。
 藤原道長から恋文届いちゃったりして、新たな波乱の幕開けかっ!
 見事な引きっちうか、なんか、もー(笑)。
 鷹男からの手紙に新婚初夜を邪魔される瑠璃姫みたい!!(≧△≦)

 なんだかんだ言いながら、楽しみなシリーズ開幕となりました。


 ここのところ録り貯めしっぱなしで視聴していなかったので、感想言うのもおこがましいですがー。
 なんだか全体的に病んできているような印象を受けたりして。
 怖いよー(TДT)。

 老人ホームのおばあちゃんから公園に箱を埋めてきてと頼まれるなんて、軽くホラーな気が。
 中身が謎のままにってのがまた……。
 でもってペット?が行方不明になっているっぽいのがまた……。
 ガクガクガク……。

 朱理と父親の口論を黙って聞いている義理のお母さん?も、こわー。


 立ちくらみと称して佐菜にしだれかかるあさみはなかなかの策士かと。
 いえ、本当に立ちくらみなのかもですけれど、あれは狙っているとしか見えないなー(´Д`)。
 しかし理由はどうあれ端から見れば抱きついていたような二人なわけでー。
 そんな二人を見下ろしている菜々香の怖さったら!
 どんなひぐらしかと!(TДT)
 月探査衛星「かぐや」が撮影したEarth Rising。
 TVのニュースで見て感動したのですけれど、Webに上がっている映像はなんだかしょんぼりなカンジかなー。
 もっと高画質でドーンとアップしてくれませんかねぇ(^_^)。

 とまれ、このような鮮明な宇宙の映像を見られるようになったとは、なんとも素敵な時代になったものです。
 月の重力場を調査した結果、実は月の内部は空洞だった!……なんてわかったりするのでしょうか?(笑)
 ……そんな衝撃的すぎる事実、隠蔽されますね(´Д`)。
 秋の空は、天高し。
 今日見上げた空が、吸い込まれそうなくらいに高くて。
 なんちうか、しばらく見上げていたら、空に向かって落ちていくような感覚になってしまったことよ。
 宇宙から見つめる地球って、もしかしたらこんなカンジ?



 『こいびとどうしですることぜんぶ』のDEMOムービー第二弾が発表されたので、さっそくDLしてニヤニヤしたのですけれどもー。
 ヒロインの玖羽ちゃんって、エロゲ……っていうかゲーム史上、かつてないくらいに衣装持ちなヒロインではないでしょうか?
 立ち絵からイベント絵まで、これほど服を持っているキャラはそうそういないような。

 この衣装の数だけイベントがあるのかと思うと、すんごく楽しみーっ!(≧▽≦)
 既読なのですが、文庫化されて書き下ろし部分もあるということなのでー。
 ……えっと、どこが書き下ろし?
 「ケーキ・ケーキ・ケーキ 平野月哉のあとがきにかえて」の部分かなぁ?
 本編の流れに大きな違いはなかったように思えますしー。
 細かな修正されていたらさすがにわかりませんっ!(><)


 表紙、鶴田謙二さんをそのまま再起用したのはナイス判断といえましょう。
 鶴田さんの絵が持つ雰囲気ってどこかお伽話風であり、それが白倉センセの作品とは似合っている気がするのですよー。
 センス・オブ・ワンダー?


 再読することになって気づいたのですけれど、大人になるための通過儀礼として作品を作り上げる女の子の姿が描かれているわけですがー。
 少女が、少女の時期にしか紡ぐことのできない物語を、ひとつ形として成す……というのは、白倉センセの既刊『東京星へいこう』と同じ流れだったりするのですね。
 むぅ……。
 あらためて考えるまでもなく、通過儀礼、死、再生、セーラー服、夢……etc と、白倉センセらしいキーワードがちりばめられた作品ですなぁ。


 割と好評っぽいですし、すでに続刊が決まっていますし、これで白倉センセの認知度が高まってくれたら嬉しいなっと(≧▽≦)。
 語り部が月哉から麻巳美へと移るのは……不安より期待のほうが大きいかな?
 どちらかといえば月哉は導き手であり記録者な印象が。
 物語の主題に生きる対象としては、自我に変化を及ぼし続けている麻巳美のほうが適任っぽく思えますしー。

 なにはともあれ楽しみになってまいりましたー。



おボク様アフターイベント用色紙

 『おボク様が見てる5 -貴子様聖誕祭-』へ参加されたかた、お疲れ様でした。
 不安だった新刊は無事に届けられておりました。
 さすが黒猫大和!
 信じてた!(≧▽≦)

 新刊のほうは結構、既刊のほうもそれなりに手に取っていただきました。
 ありがとございます~。
 さすがにオンリーも5回目ともなると、知り合い……といってよい程度に顔を覚えている人も増えてましてー。
 いろいろとお話しさせていただきました。
 「日常生活向上委員会」のカスガバクさんとは、オンリーでしか会ってないですねぇ(笑)。
 来年の由佳里ちゃん聖誕祭の大阪イベントは学会発表でご無理とのことですが、5月のイベントではまたお会いできると良いですねー。

 ……ちうか、ほんと『おとボク』はどこまで行くのやら(^_^;)。

 ちなみに上の画像はアフターイベントで抽選会?されるとかなんとかで描いた色紙。
 イベント後半はこの色紙にかかりきりになってしまったので、すこし愛想悪かったかも~。
 ごめんなさーい(T△T)。
 そのぶん、手にした人が喜んでくれるといーなー、いーなー。
貴子さま

 印刷所様との連携は見事なものでした。
 あとは配送業者とのコンビプレーにかかっています。
 信じてます、クロネコヤマト!
 日本で唯一「宅急便」を名乗ることを許された、その実力をいまここに!(>△<)

 ……普段は宅配業者に文句ブーなくせに、こんなときだけヨイショですか(苦笑)。

 そんな次第で明日の『おボク様が見てる?5』は新刊の予定アリと申し上げておきます。
 時間を取れなくて早々にオフセをあきらめ、1色折り綴じ本でガッカリですが……。
 せっかくなので表紙の貴子さんに色を塗ってみたり。
 1色用に仕上げていたものからカラーにしたので、いやに大変な塗り作業でした。
 もうちょっと、こう、自分の作業を見直さないとイカンですたい。
 「あの本は面白い」
 「あのアニメは面白い」

 「面白い」って言葉を使うと、なんとなく客観性が与えられるような気がしてたりしなかったり?
 ……ああ、意見を述べるときは自分のスタンスを明らかにしないと。
 わたしは、そういう錯覚を覚えるので「面白い」という言葉をなるべく避けたいな、と。
 自分以外の人が感じることまで責任を負えないですし。

 他人のことは知らないけれど「わたしだけは心の底から『面白い』と感じている」という向きもありましょうが。
 んでも、そういうアスタリスクはごくごく近しい人にしか通じないような気がしますし。

 んー……。
 この場合の客観性というのは、揺らぐことのある主観ではなく、なにか技術的な良い特性を抱いているために高評価を与えるものである……ということ、なのかななのかな?
 でも、そうした技術的なことって「面白い」という言葉だけでは補ってくれないように思いますし、むしろ拡大解釈?のような気が。

 じゃあ「対象物に対して、とても良い感情を抱いて気持ちが高揚した」ということを表現したい場合どうすれば?……ということなのですがー。
 やっぱりこれは「好き」じゃないでしょうか。
 「面白い」よりもっと範囲や効果が狭まって、発言者個人の気持ちのみを表している方向のように思えるので。
 技術的なこと、客観的なこと、そんな余計なものが入り込むことなく、ただ自分の気持ちを表現している言葉のような。


 「つまらない」という言葉も「面白い」とは反対の方向でまた同じく。

 「面白い」「つまらない」は対象物のスペックだけに依るものなの?
 受け手の姿勢になにか依るものとは「絶対に」違うの?
 そんな疑問。


 アニメやラノベの感想を巡っていて「面白い」という言葉はわりに見かけるのですけれど、「好き」って言葉はあまり見かけないなーと思ったことから考えてみたり。
 わたしの行動範囲が狭いだけかもしれませんけれど。
 なにしろ「面白い」より「好き」のほうが世界にはあふれているようですし、ね(笑)。

 とまれ、みんなもっと「好き」って言おう!ってことでー。
 「絶対に面白い」は信じられないけれど、「絶対に好き」は信じられるのですよー。



 追記。
 「面白い」に首をかしげるなら、「楽しい」ではどうかなーとか。
 「楽しい」のほうが技術考査の色合いが薄れて、より主観的・感情的になっていないかなーとか。
 ……うん。
 「あの作品は『面白かった』」という感想より
 「あの作品は『楽しかった』」という感想のほうが「好き」かなー。
 こちらのほうが、わかるわかる(^-^)。
 いよっし!
 下品でアウトローであるけれど、スタイリッシュでモードなカンジの池端センセは不滅でした!
 どれだけ奇天烈で想像だにし無かった事柄であろうと、貫き通す信念さえあれば少数派だろうが劣勢だろうが、そこに正義は生まれるものだと。
 反対に、視野を狭くし思慮足らずで目先の小さな欲にとりつかれる様のなんと愚かで醜い様かと。

 当然、見てくれだけならゾンビであるユーフロジーヌのほうが醜くて、どうして彼女が主人公でいられるのかというほど。
 翻って、彼女の安眠を破った人間たちの見目は、すっきりとしていて形容としてだけなら美しいといってもよい類。
 んでも、内面はどうかといえばまったく正反対であり。

 自分たちの行いについて深慮することなく、周囲に与える影響を客観的なものさしではなく自分たちのみに通用する、そして自分たちにひどく甘い価値基準でもってしか判断できないことは、わがままを通り越しているような気すら。

 腕をもがれ頭を削られ、崩れた体でもなお戦うユーフロジーヌは、気持ちの上でいかに崇高な存在であったか。
 とらえられた従者を気遣い、そして従者を傷つけた者へ正当なる復讐を遂げる様はノブレス・オブリュージュを果たしているなぁ……と。

 そうした明文化されていない「理念」をきちんと守っているユーフロジーヌに比べて、仲間内の約束すら軽視しているように人間の側は映るのですよねぇ……。
 かなしいかな。


 B級ホラー?
 そんなコメディのガワを被っているとは思うのですけれど、そこに描かれた行動指針のようなものは強いアイロニーを伴っているように思います。
 で、そうした斜めっている部分を池端センセらしいな~と思いますし、わたしは好きなのですね(^-^)。


 菜々奈がなに考えてるのかわからない……。
 あ、いや、違うか。
 なにかを考えている、そのことだけでわたしが嫌うには十分な理由ですわ。
 腹にイチモツあるっちうか、さー。
 計算ずくでしたり顔されてるのが、もう、憎たらしいったら!(`Д´)

 これで「喧嘩相手にも理があり」という状況説明にはなってるのかなー。
 コウはさぁ、人類に対して卑怯ともいえるような「手段」を講じるにも明確な覚悟と目的を表していたと思えるのですよ。
 でも、そのコウの前にたちはだかる菜々奈は、そのコウをすら上回るだけの「手段」を持ちながら、目的も覚悟も表してないっちうか……。

 コウは考えと行動が表裏一体で同時性を持っているように思えるのに対して、菜々奈は別の要素と成っているような気が。
 それは狡知に長けたというということなのかもしれないけれど、わたしには小賢しいように映るのですよー。

 ……人としてはそれで間違いではないのかもだけど、ラノベの主人公然とはしてないよなーってことで。


 洋平にしても、近似。
 いろいろとご託を並べ立てたあげくに、それか、というカンジ。
 間違ってはいない。
 だけれど、間違いではないことがすなわち正解かと言えば、そうではないと。

 んー……。
 ツマラナイオトコになっちゃった感が。


 まぁ、でもしかし。
 高校の体育祭としては、かつて例を見ないくらいに盛り上がっていたなーと。
 さすが、うえおセンセというカンジ!
 スポーツの躍動感というところではなく、メンタルなところで盛り上がりを描くことにかけちゃあサスガと言わずには。

 なんかねー、この雰囲気って高校生の頃にしかあり得ないモノのような。
 中学生では子供すぎて、かといって大学生ともなれば大人の気恥ずかしさでこの共感を培うことはできないと思うー。
 そんなね、限られた時間性を、うえおセンセは描かれるなぁ……と。


 でもって、事件が終わってからの衝撃の結び。
 真に選んだわけでも選ばれたわけでもなく、ただそれは逃げであり甘えなのかもしれないけれど。
 だけれども、いまこの時間、ほかの誰でもないお互いを求めているという事実は偽りではなくて。

 これからのことなんてわからない。
 でもね。
 だからこそ、いまだけは、ハナちゃんに「良かったね」と伝えたくて。

 コウが一般論的に理想の男性ではないことは初めからわかっていたことで。
 でも、ハナちゃんがそんなコウを好きだと言うならば、わたしはそれを応援するしかないワケで。
 だってコウよりハナちゃんのほうが好きだから!

 ……そうは思うのですけれど、これはこれで、やぱしキツイわ~(T▽T)。
 どうなっちゃうんでしょうか、ねぇ……。


 おいおいおいっ。
 カッシゥス王子って12歳だったんですか!?
 その歳であれだけ色気ふりまくって、どんだけタラシなんですか!(><)

 ……ああ、でもしかし、その年齢だと、やぱりプラトニックのままで過ごしそう(笑)。
 そばにいてくれる母性を求めていただけなのかなー、なんて。

 そんな次第で週末かけて『鋼鉄の白兎騎士団』を読み返していたのでしたー。



 あー、いい天気だなー……ってことで読書の合間に家の中を掃除など。
 で、気が付いたのですけれど、仏壇に見慣れない位牌の姿が。
 見慣れない……とは、ちと違いますか。
 仏壇に奉られている位牌の数は合っているのですよ。
 ただ、そのうちのひとつに、なんだか、こう……違和感を。
 有り体に言えば、こんな新品のようにピカピカの位牌だったかなぁ……ちうカンジ。

 気になったので父上をとっつかまえて質すと――
 「汚れていたから綺麗にしようと思って洗剤で拭いたら漆がはげた。そのままにしておくのもイカンので、寺へ頼んで新しい位牌を用意してもらった」
 ――だそうで。
 洗剤で……って、ちょ、父上――ッ!(><)

 もちろん位牌という「器」を用意しただけでなく、古くなったそれから新しいそれへ霊に移ってもらうためにお炊き上げとかもしてもらったそうなのですがー。
 住職さんからは、位牌を綺麗にしたいなら仏具店に頼むと良い、と諭されたそうな。
 あー、恥ずかしいなぁ、もうっ!
 次の法事でどんな顔して住職さんに会えばいいのやら(≧△≦)。

 こんなうっかり者の父上の遺伝子が自分にも半分流れているのかと思うと、もうねもうね(TДT)。


 ……しかし、こんな事件も河原木志穂さんがお話しされたりすると「お父さん萌えー」とか岡嶋妙さんが言ってくれたりするのですよ、きっと(笑)。
 復帰しました。
 まだリハビリ中というおもむきですが、なんとか。
 なにに復帰したのかはさておき(^_^;)。



 『奈緒子』映画化にあたり、主題歌をポルノグラフティが歌われるそうで。
 いや、そっちはフーンってカンジでよろしいのですがー。
 奈緒子役が上野樹里さんってのが、ちと引っかかっちゃって……。
 上野さんご自身へは才能ある女優さんだと思っているのですけれども、彼女のイメージと「奈緒子」のイメージがどうも合致してこないのですよー。
 「のだめ」しかり『スウィングガールズ』の「鈴木友子」しかり、なんかこう、陽性なイメージがあって。
 「奈緒子」はさー、ほら、どちらかといえば陰性じゃないですか?
 影のあるっちうかー。

 上野さんでは駄目だとすれば、じゃあ誰なのよ?ということになると……うーん。
 ……蒼井優さん、とかとか?
 コーヒー豆を買うために最近足を運ぶようになった喫茶店で、店のご主人が「採れたての豆、入ったよ」と教えてくれて。
 なんでもブラジルはこれからがコーヒーのシーズンになるんだそうで。
 なるほど~と思いつつ買わせていただきました。



 とりあえず今週提出すべき物はすべて終えたので、ホッ(´Д`)。
 でも最後の最後にファイル名を間違えて提出するというイージーミスを犯してしまい、やぱし、いっぱいいっぱいだったのだなぁ……と実感したり。
 しかしこれで週末はゆっくりできます。

 あーあ。
 どうして神田の古本市が文化の日に重なってないのかなー。
 行きたかったー。



 『鋼鉄の白兎騎士団』を読み返したら既婚者は守護天アルアラネから嫌われるってあったので、愛妾ならOKってことなんでしょか?
 いや、それ以前にあの王子がプラトニックを貫き通したりしてたらスゴイような。
 っちうか、そういう雰囲気、ありそうで……(^_^;)。



 『ToHeart2 AnotherDays』 12月予定から今冬予定へ変更ですかー。
 うーん……。
 これで1末なんてされた日にゃぁ(笑)。
 『School Days L×H』も1月に延びましたしねー。
 ……つまりは購入するべきかどうか悩む時間が与えられたワケで(^_^;)。

 わたし的には11末で2007年はほぼ終戦ってカンジになってまいりました。
 うん。
 ま、冬コミもありますし、それはそれで重畳かも。
 開催延期するならもっと早く連絡してーっ!!!
 締め切り近い順に優先順をつけたのに、それがいちばん遅くなるってどういうことよ!(`Д´)
 んもーっ、んもーっ!


 いえ、まぁ、昨日から気になって仕方なくなってしまったので『鋼鉄の白兎騎士団』を読み返したりしているアホの子でもあるのですけれどー。

 ……気を取り直して次の締め切り作業に向かいます(T▽T)。



 RadioSchoolDays の公録に参加されたかたの感想をチラホラ見かけるようになったのですがー。
 うあーっ!
 行きたかったなぁっ、もうっ!!(><)
 たかが10倍の抽選率もつかめないのですか、わたしのラッキーは!!!
 ……CD、買って癒されるしかないかなぁ。

 ところでこのラジオの構成作家さんって三重野瞳さんなんですってね!
 ワタル!
 電童!
 うーむ……やはりラジオの面白さって構成作家さんの力量に依るところが多分にあるのですねぇ。
 あ、もちろんこの番組の最大の魅力はパーソナリティのお二人の個性であることは疑うまでもないですけれど!(笑)



 秋も深まり天高く。
 小春日和が気持ちよい今月も、よしなに願います。 
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