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進化続けた「かなだい」 アイスダンスにともした灯 フィギュア

アイスダンスFDで演技を終え、会場にあいさつする村元哉中選手(左)、高橋大輔選手組=東京体育館で2023年4月14日、猪飼健史撮影
アイスダンスFDで演技を終え、会場にあいさつする村元哉中選手(左)、高橋大輔選手組=東京体育館で2023年4月14日、猪飼健史撮影

 「かなだい」の愛称で親しまれてきたフィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中(かな)選手、高橋大輔選手組(関大KFSC)が戦いのリンクを去る決断を下した。2019年9月の結成発表から、最後の競技会となった今年4月の世界国別対抗戦までの約3年7カ月。男子シングルのオリンピックメダリストでありながら異例の転向を果たした高橋選手と、その世界にいざなった村元選手の2人は、リンクに新たな風を吹き込んだ。

「お子ちゃま」から

 「(今までは)『お子ちゃまだったな』というくらい、スケーティングの一つのステップ、一つのターンだけでも、アイスダンスってこんな世界だな……というのを技術的な面で感じている。言い出せばキリがないが、この世界は楽しい」

 以前、アイスダンスの魅力を聞かれた高橋選手が口にした言葉だ。シングルとの違いを「別競技」と表現したこともある。それくらい、シングルで世界選手権の頂点に立った高橋選手にとっても「氷上の社交ダンス」とも言われるこの種目は未知の領域だった。

 パートナーを持ち上…

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