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次回アップ予定:Scene-621 黒沢川最終回『五月橋~青梅橋』 (2020/12/30)
[Vol-07] 今回は、むかえ橋から継続遡上して、谷津橋、谷津1号橋、無名橋-3、聞修院橋、下栃谷橋までの紹介です。では、むかえ橋を左岸側に渡り、都道を南下します。70m程進むと右手丘陵上に鳥居が見えて来ます。黒沢の神明神社で、創建は不詳。祭神:天照大神、所在:青梅市黒沢3-1448。鳥居は2014年(H26)の建立です。
神明神社から降りて、20m先に見えるのが『#25谷津(やつ)橋』です。むかえ橋から120m上流に架かります。左岸の青梅市黒沢2丁目・3丁目と右岸の青梅市黒沢3丁目とを結び、都道53号線(小曽木街道)が通り、上流側に水管が併設されています。
名称:谷津橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:5.6km
橋の長さ:7.1m
有効幅員:6.5m
完成:1961年(S36)
谷津橋から120m上流に架かるのが『#26谷津1号橋』です。左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に水管橋が併設されています。
名称:谷津1号橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.7km
橋の長さ:約9m
有効幅員:約3m
完成:1968年(S43)
谷津1号橋を右岸側に渡り、都道を60m程南下すると黒沢川支流に架かる秋葉橋が在ります。左手に鳥居と参道石段が見えますね、かつては秋葉大権現と呼ばれていた黒沢の秋葉神社です。創建は不詳ながら、明治維新までは後半に寄る聞修院境内に在り、明治維新後に現在地に遷座、社号を改称しています。祭神:火産霊神、所在:青梅市黒沢3-1412。鳥居は1917年(T6)の建立です。
都道に戻り80m南下、右折して50mで無銘板橋梁の『#27無名橋-3』です。此の橋も左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、一般道が通ります。上流側と下流側に水管が併設されています、苔生した古いRC桁橋ですね。道端に赤い実を付けた木が在りました。ナンテンやピラカンサスと違う葉っぱですね、葉の特徴をプラスしてググると、■ウメモドキ(梅擬):モチノキ科の落葉低木でした。
名称:無名橋-3
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:5.9km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋-3から110m上流に架かるのが、曹洞宗寺院の聞修院(もんしゅういん)境内に在る『#28聞修院橋』で、聞修院の参道橋です。
名称:聞修院橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6km
橋の長さ:約4m
有効幅員:約1.5m
完成:不明
入口から聞修院橋を左岸側に渡ると聞修院山門です。青梅市根ケ布の天寧寺末で、黒沢村住人の黒沢蔵之助により開基、天寧寺3世霊隠宗源を開山として、天文年間(1532~1555年)に創建され、1649年(慶安2)には寺領10石の御朱印状を拝領したと云われています。地蔵堂は都道を挟んだ反対側の境内に在ります。
本堂は茅葺で、落ち着いた雰囲気で良いね。不動堂は境内左手の小山の上に在ります。山号:黒澤山、本尊:阿弥陀如来像、所在:青梅市黒沢3-1578。青梅多摩七福神の寿老人です。
聞修院橋から200m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#29下栃谷(しもとちや)橋』です。此の橋も左岸の青梅市黒沢3丁目と右岸の同じく青梅市黒沢3丁目とを結び、都道53号線(小曽木街道)が通り、上流側に水管が併設されています。
名称:下栃谷橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:6.2km
橋の長さ:6.1m
有効幅員:6.4m
完成:1958年(S33)
>>>後書き<<<
次回は下栃谷橋から継続遡上して、五月橋、三月橋、無名橋-4、栃谷橋、無名橋-5、無名橋-6、青梅橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』黒沢川編の最終回になります。
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Author:mark60
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