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次回アップ予定:Scene-719 黒目川の纏め (2022/03/14)
[Vol-11] 今回は、ふれあい橋から継続遡上して、無名橋-2、さくら橋、柳橋、来梅橋、十小みらい橋、三方橋、無名橋-3、天神橋、長福橋、越処橋、無名橋-4、無名橋-5までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』黒目川編の最終回です。では、ふれあい橋から130m上流に架かる無銘板橋梁の『#71無名橋-2』からの紹介です。黒目川左岸の東久留米市下里4丁目と右岸の同じく東久留米市下里4丁目とを結び、一般道が通ります。下流に、径間が広すぎて渡れそうで渡れない、なんちゃって飛び石橋が見えます。
名称:無名橋-2
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:15.9km
橋の長さ:約7m
有効幅員:約20m
完成:不明
無名橋-2から160m上流に架かるのが『#72さくら橋』です。此の橋も左岸の東久留米市下里4丁目と右岸の同じく東久留米市下里4丁目とを結び、一般道(人道専用)が通ります。
名称:さくら橋
構造種別:不明
河口からの距離:16.1km
橋の長さ:約10m
有効幅員:約2m
完成:不明
さくら橋から120m上流に架かるのが『#73柳橋』です。左岸の東久留米市下里4丁目・柳窪5丁目と右岸の東久留米市下里4丁目とを結び、一般道(運動公園通り)が通ります。
名称:柳橋
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:16.2km
橋の長さ:約4m
有効幅員:約20m
完成:不明
柳橋から160m上流に架かるのが『#74来梅(くるめ)橋』で、左岸の東久留米市柳窪5丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪5丁目とを結び、一般道(久留米東村山線)が通ります。此の区間の都市計画道路の開通が2018年(H30)なので同時期の竣工と推定します。来梅橋の右岸下流側歩道を南東へ50m程進むと、東久留米市のデザインマンホール蓋「るるめ」4種類目のYellow-versionが在ります。
名称:来梅橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.4km
橋の長さ:約10m
有効幅員:約15m
完成:竣工:2018年(H30)推定
来梅橋から60m上流に架かるのが『#75十小みらい橋』で、右岸沿いの遊歩道と対岸の「柳窪けやき森の広場」とを結ぶ、人道専用橋です。右岸側に橋名由来の東久留米市立第十小学校が在ります。
名称:十小みらい橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:16.4km
橋の長さ:約8m
有効幅員:約1.5m
完成:不明
十小みらい橋から100m上流に架かるのが『#76三方橋』です。此の橋も左岸の東久留米市柳窪5丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪5丁目とを結び、市道3235号線が通ります。上流側に水管が併設されています。
名称:三方橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:16.5km
橋の長さ:9.5m
有効幅員:約9m
完成:不明
三方橋から30m上流に無銘板橋梁の『#77無名橋-3』が架かっています。此の橋も左岸の東久留米市柳窪5丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪5丁目とを結び、散策路(さいかちの道)になっています。
名称:無名橋-3
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:16.5km
橋の長さ:約4m
有効幅員:約39m
完成:不明
無名橋-3から240m上流に架かるのが『#78天神橋』です。此の橋も左岸の東久留米市柳窪4丁目・5丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪4丁目・5丁目とを結び、都道129号東村山東久留米線が通ります。
名称:天神橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:16.8km
橋の長さ:2.8m
有効幅員:5m
完成:1993年(H5)
天神橋の右岸上流が柳窪天神社の参道で、150m程進むと境内です。柳窪村の鎮守で、創建は不詳ながら、江戸時代後期には、稲荷天神相社と呼ばれ、稲荷社と天神社とが合祀された古社です。祭神:菅原道真公、所在:東久留米市柳窪4-15-16。鳥居は1882年(M15)、狛犬は1869年(M2)の建立です。
柳窪天神社参道脇の黒目川に、東京の名湧水57選なる湧水が在り、綺麗な清水がコンコンと吹き出していますよ。
15m程上流に見えるのが『#79長福橋』です。天神橋から140m上流に架かり、左岸の東久留米市柳窪4丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪4丁目とを結び、一般道が通ります。右岸下流に文化財が在りました。史跡案内によると、左が江戸時代の地蔵菩薩、真ん中に石橋供養塔、右側が1764年(明和1)銘の青面金剛庚申塔です。
名称:長福橋
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:16.9km
橋の長さ:約4m
有効幅員:約3m
完成:不明
長福橋から60m上流に架かるのが『#80越処(こいちょ)橋』で、此の橋も左岸の東久留米市柳窪4丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪4丁目とを結び、市道3264号線が通ります。下流・上流側に水管が併設されています。
名称:越処橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:17km
橋の長さ:2.7m
有効幅員:4.6m
完成:不明
越処橋から120m上流に架かるのが無銘板橋梁の『#81無名橋-4』です。此の橋も左岸の東久留米市柳窪4丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪4丁目とを結び、林の中を抜ける一般道が通ります。
名称:無名橋-4
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:17.1km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋-4から90m上流に架かるのが無銘板橋梁の『#82無名橋-5』で、黒目川に架かる上流端の橋です。左岸の東久留米市柳窪3丁目・4丁目と右岸の同じく東久留米市柳窪3丁目・4丁目とを結び、都道5号線(新青梅街道)が通ります。
名称:無名橋-5
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:18.2km
橋の長さ:約8m
有効幅員:約23m
完成:不明
無名橋-5付近に、上流端らしき標識が在りませんね。取り敢えず、此処が上流端になるので完走(パチパチパチ)です。上流方向の雑木林の中に、さいかち窪と云う窪地が在り、溜池的な水源が在るとの事なので探検です。若干窪んだ場所、此処が「さいかち窪地」ですね。散策路から外れているので道は無いので、少し凹んだ川筋を歩きますか。最近、降雨が無かったので楽に歩けますが、蜘蛛糸が邪魔です、小枝を拾って振り回しながら進みます。傍目変なオジサンですね(笑)。暫くすると石橋に当たり、橋の先に排水口が見えます。排水口から上に抜けると、小平霊園です。霊園からの雨水や雑排水なども水源の一つです。
さいかち窪から小平霊園を縦断して、南1km程に在る、西武新宿線の小平駅から帰宅します。
途中路上に小平市のデザインマンホール蓋が在りましたので、序に載せますね。「清流と魚」、市の木「ケヤキ」を中心とした小平の風景、カラータイプも在りました。市内に練習グラウンドが在る「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズ(5種類)の一つが南口に在りました。
氷川神社バス停からの遡上歩数、13750歩でした。
>>>後書き<<<
次回は黒目川の纏めになります。
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次回アップ予定:Scene-718 黒目川最終回『無名橋-2~無名橋-5』 (2022/03/10)
[Vol-10] 今回は、よしきり橋から継続遡上して、降馬橋、本邑橋、平成橋、都大橋、都橋、新宮前通りCb、氷川橋、宮前親水小径橋、宮裏橋、無名橋-1、ふれあい橋までの紹介です。では、よしきり橋から470m上流に架かる『#59降馬(おりば)橋』からの紹介です。黒目川左岸の東久留米市野火止2丁目・3丁目と右岸の東久留米市野火止1丁目・下里1丁目とを結び、市道3029号線(降馬通り)が通ります。下流側に水管が併設されています。
名称:降馬橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:14.3km
橋の長さ:15.7m
有効幅員:7.2m
完成:1982年(S57)
降馬橋を左岸側に渡り、北西150m程に在る下里本邑遺跡公園へ行きます。1978年(S53)の団地開発時に発見された旧石器時代から奈良・平安時代の複合遺跡で、パネル展示による遺跡公園として整備されています。黒目川方向へ南下すると、河縁に下里本邑遺跡館が在り、剥ぎ取り標本により復元された縄文時代早期の礫層上生活跡や出土遺物が展示されています。所在:東久留米市野火止3-4。
黒目川に戻り降馬橋から230m上流に架かるのが『#60本邑(ほんむら)橋』です。左岸の東久留米市野火止3丁目と右岸の東久留米市下里1丁目とを結び、市道3033号線が通ります。
名称:本邑橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:14.5km
橋の長さ:16m
有効幅員:5.7m
竣工:1983年(S58)
本邑橋の20m上流に架かるのが『#61平成橋』で、此の橋も左岸の東久留米市野火止3丁目と右岸の東久留米市下里1丁目とを結び、都道15号府中清瀬線支線(新小金井街道)が通ります。橋下に鯉と小魚がハッキリと見えます、東京の河川で此の景色が見られるとは、おったまげデス。
名称:平成橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:14.5km
橋の長さ:25m
有効幅員:18m
完成:1990年(H2)
平成橋から330m上流に架かるのが『#62都大橋』です。左岸の東久留米市下里7丁目と右岸の東久留米市下里1丁目とを結び、市道105-1号線(新宮前通り)が通ります。
名称:都大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:14.9km
橋の長さ:32.5m
有効幅員:16m
完成:1985年(S60)
都大橋から70m上流に架かるのが『#63都橋』で、左岸の東久留米市下里5丁目・7丁目と右岸の東久留米市下里1丁目・2丁目とを結び、都道4号東京所沢線(所沢街道)が通ります。下流側に水管が併設されています。
名称:都橋
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:14.9km
橋の長さ:2.9m
有効幅員:8.7m
完成:1962年(S37)
都橋から私設橋を1つ飛ばして220m上流に架かるのが無銘板Cbなので、『#64新宮前通りCb』としておきます。左岸の東久留米市下里5丁目と右岸の東久留米市下里2丁目とを結び、新宮前通りが通ります。近くにハーレーダビッドソンのお店が在りました、ハーレーかっこいい!
名称:新宮前通りCb
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:15.1km
橋の長さ:約14m
有効幅員:約20m
完成:不明
新宮前通りCbから20m程上流に架かるのが『#65氷川橋』で、下里氷川神社の参道に架かる橋です。
名称:氷川橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.2km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約4m
完成:1970年(S45)
氷川橋の右岸側が下里氷川神社の入口です。創建は不詳ながら、長禄年間(1457~1459年)に再建した古社で、下里村の鎮守社でした。1877年(M10)村社列格、1970年(S45)に白山神社を合祀しています。祭神:須佐之男命、櫛稲田姫命、大己貴命、所在:東久留米市下里2-9-32。
下里氷川神社が帰宅設定ポイントで、神社前の新宮前通りに出て南西60m程に在る、氷川神社バス停から西武池袋線東久留米駅経由で帰宅します。西口駅前に東久留米市のデザインマンホール蓋、水の中を漂っている「るるめ」Bleu-versionが設置されています。東久留米駅からのリスタート遡上歩数17030歩でした。
日が替わりまして、JR南武線・武蔵野線の新秋津駅乗り換えで、西武池袋線秋津駅から東久留米駅で下車。西口から西武バス(武21系)に乗り、氷川神社バス停で降ります。
バス停から氷川橋まで戻り、リスタートします。氷川橋から上流方向に約400m、遊歩道が「新宮前親水小径」として整備され、2017年(H29)から一般開放されていますので、此方を遡上します。親水小径脇を流れる黒目川、超綺麗な清流です。
150m上流に小橋が見えますね、無銘板なので『#66宮前親水小径橋』と命名しておきましょう。擬木で覆われているので、橋の構造が判りません、多分PC桁です。
名称:宮前親水小径橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.3km
橋の長さ:約6m
有効幅員:約2m
完成:不明
宮前親水小径橋を100m程遡上すると、長さ35m程の暗渠を潜り再び顔を出します。北側に並ぶ7連のタンクは、生コン原料の砂や砂利を貯めておく容器の「コルゲートサイロ」で、1963年(S38)に操業開始した東京コンクリート久留米工場です。
暗渠から28m程上流に小径橋がもう一つ架かっているので、『#67宮前親水小径橋2』ですね。
名称:宮前親水小径橋2
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.5km
橋の長さ:約5m
有効幅員:約2m
完成:不明
宮前親水小径橋2から60m程上流が親水小径の終点で、『#68宮裏橋』が架かっています。氷川橋から380m上流に架かり、左岸の東久留米市下里4丁目・5丁目と右岸の東久留米市下里2丁目・4丁目とを結び、市道106-2号線(都道4号東京所沢線支線・新所沢街道)が通ります。
名称:宮裏橋
構造種別:1連ボックスカルバート
河口からの距離:15.6km
橋の長さ:2.6m
有効幅員:16.5m
竣工:1969年(S44)
宮裏橋を右岸側に渡り、南70m程に在る真言宗醍醐派寺院の下里不動尊へ行きます。修験道場として1916年(T5)に創建され、下里のお不動様として親しまれています。院号:明王院、久留米教会、本尊:不動明王、所在:東久留米市下里3-24-25。
黒目川に戻ります。宮裏橋から90m上流に架かるのが無銘板橋梁の『#69無名橋-1』です。左岸の東久留米市下里4丁目と右岸の同じく東久留米市下里4丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:無名橋-1
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.7km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約1m
完成:不明
川縁のダリアの右横草むらに蟷螂が居ました。同系色に埋もれて目立たないので花の上に乗って貰い、モデルをお願いしました(笑)。いいね~、良いね~、ハイ、こっち見て!
無名橋-1から130m上流に架かるのが『#70ふれあい橋』で、今回終着地点の橋になります。橋廻りの新山親水広場(長さ624m)の親水部は余水排水口が設けられていて、水深40cm以下に水位が保たれる構造になっています。
名称:ふれあい橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:15.8km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約1m
完成:不明
>>>後書き<<<
次回は、ふれあい橋から継続遡上して、無名橋-2、さくら橋、柳橋、来梅橋、十小みらい橋、三方橋、無名橋-3、天神橋、長福橋、越処橋、無名橋-4、無名橋-5までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』黒目川編の最終回になります。
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次回アップ予定:Scene-717 黒目川『降馬橋~ふれあい橋』 (2022/03/06)
[Vol-09] 今回は下田橋から遡上して、新大橋、曲橋、幸橋歩道橋、中橋、坂本橋、落馬橋、上落馬橋、よしきり橋までの紹介です。JR南武線・武蔵野線で新秋津駅乗り換え、西武新宿線秋津駅から2駅目の東久留米駅で下車、西口からスタートします。北西へ530m進むと『#51新大橋』で、下田橋から210m上流に架かります。黒目川左岸の東久留米市小山1丁目・2丁目と右岸の東久留米市本町2丁目とを結び、市道2143号線(大圓寺通り)が通ります。
名称:新大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:12.6km
橋の長さ:29.4m
有効幅員:5.8m
完成:1975年(S50)
新大橋を左岸側に渡り北220m程に在る子ノ神社へ行きます。1592年(文禄1)に領主の矢部藤九郎が地蔵尊を勧請しての創建と云われている、小山村の鎮守でした。祭神:大国主命、所在:東久留米市小山1-14-25。鳥居は1895年(M28)、狛犬は1925年(T14)の建立です。
新大橋に戻り、大圓寺通りを40m程西へ進むと、右手に天台宗寺院の大圓寺山門が見えます。山門手前左に1828年(天保9)造立の馬頭観音塔と庚申塔(1746年:延享3)が在ります。馬頭観音塔は元々、旧下里村の秩父道沿いに在ったもので、「東いたはし五里、西八わうし五里、江戸四つ谷五里、北川ご絵五里」と刻まれている事から、五里五里馬頭観音と呼ばれていました。右手には石橋供養塔(1835年:天保6)と、庚申塔(1680年:延宝8)が在ります。
境内の由緒案内によると、創建は不詳ながら、天長年間(824~834年)に慈覚大師円仁が東国に巡錫した際に開基され、教化を受けた秀観僧都が858年(天安2)に寺主となったと云われています。明治維新後、村内に在った末寺等を合併しています。山号:普門山、院号:三皇院、本尊:阿弥陀如来像、所在:東久留米市小山2-10-1。東久留米七福神の恵比寿、福禄寿、寿老人。文殊楼は1980年(S55)、本堂と客殿は2021年(R3)の建立です。
大圓寺山門から出て、右前方の道に入り50m程で『#52曲橋』です。新大橋の上流120m上流に架かり、左岸の東久留米市小山2丁目と右岸の同じく東久留米市小山2丁目とを結び、市道2132号線が通ります。道端に咲くオシロイバナ、偶に変わり咲きが出ますが、此れは絞り咲きですね。
名称:曲橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:12.7km
橋の長さ:20.5m
有効幅員:5.8m
完成:1975年(S50)
曲橋から220m上流に架かるのが『#53幸橋歩道橋』で、左岸の東久留米市小山2丁目と右岸の東久留米市幸町1丁目とを結び、市道2077号線(人道専用)が通ります。
名称:幸橋歩道橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:13km
橋の長さ:18.7m
有効幅員:1.9m
完成:1978年(S53)
幸橋から90m上流に架かるのが『#54中橋』で、左岸の東久留米市小山2丁目・4丁目と右岸の東久留米市幸町1丁目・2丁目とを結び、市道205号線(小山通り)が通ります。
名称:中橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:13km
橋の長さ:15.6m
有効幅員:5.6m
完成:1978年(S53)
中橋を左岸側に渡り北へ40m程進むと、小山4丁目の角地に石橋供養塔と力石が在ります。東久留米市の文化財に指定されており、史跡案内によると、黒目川に架けた昔の中橋、曲橋、落馬橋の三つの石橋を作った時の石橋供養塔で、1890年(M23)の造立です。隣に力石が3個並んでいます、かつて小山村の若者達の力比べに使われたもので、右端の力石には四拾五貫(約169kg)と刻まれています。
石橋供養塔から北60m程に御嶽神社が在ります。小山通りの坂道に入り30m程で、右手に階段が見え下段の石柱に登山口と書いてあります。此処から入るのですね。
石段を25段程上がると開けた境内に出ます。正面に築山と拝殿、周りに境内社の石碑などが散在しています。創建は不詳、祭神:御嶽大神、所在:東久留米市小山2-13。境内に置かれている古い扁額は1933年(S8)、二之鳥居は2015年(H27)の建立です。
黒目川に戻ります。中橋から140m上流に架かるのが『#55坂本橋』です。左岸の東久留米市小山4丁目と右岸の東久留米市幸町2丁目とを結び、一般道(人道専用)が通ります。
名称:坂本橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:13.2km
橋の長さ:約14m
有効幅員:約1.5m
完成:1979年(S54)
坂本橋から160m上流に架かるのが『#56落馬(おちば)橋』です。競馬を嗜んでいる身からしたら、なんとも不吉な橋ですね、橋の欄干でも磨いていくかな(笑)。左岸の東久留米市小山4丁目・5丁目と右岸の東久留米市幸町2丁目・5丁目とを結び、市道206号線(東久留米総合高校通り)が通ります。
名称:落馬橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:13.3km
橋の長さ:15.9m
有効幅員:6.5m
竣工:1979年(S54)
落馬橋から350m上流に架かるのが『#57上落馬(かみおちうま)橋』で、左岸の東久留米市小山5丁目・野火止2丁目と右岸の東久留米市幸町5丁目・野火止1丁目とを結び、都道15号府中清瀬線(小金井街道)が通ります。
名称:上落馬橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:13.7km
橋の長さ:17.6m
有効幅員:10m
完成:1980年(S55)
上落馬橋から120m上流に架かるのが『#58よしきり橋』で、今回終着地点の橋になります。左岸の東久留米市野火止2丁目と右岸の東久留米市野火止1丁目とを結び、市道3398号線が通ります。欄干で蜻蛉が暖を取っているので後ろから近付いてキャッチ、未だ指先の反射神経は老化していませんね(笑)。郊外で見られる昆虫は、昔に比べて小さくなっちゃったね。ヤゴの餌になるアカムシやミミズが減っているからかな?よしきり橋の上流に大量の流入水が見えます。コカ・コーラボトラーズジャパン多摩工場で発生する洗浄排水で、黒目川の流量維持を目的として綺麗に処理してから放流しています。かなりの量で、黒目川の水源の一つですね(笑)。
名称:よしきり橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:13.8km
橋の長さ:15.3m
有効幅員:6.7m
完成:1981年(S56)
>>>後書き<<<
次回は、よしきり橋から継続遡上して、降馬橋、本邑橋、平成橋、都大橋、都橋、新宮前通りCb、氷川橋、宮前親水小径橋、宮裏橋、無名橋-1、ふれあい橋までの紹介になります。
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次回アップ予定:Scene-716 黒目川『新大橋~よしきり橋』 (2022/03/02)
[Vol-08] 今回は黒目橋から継続遡上して、昭和橋、昭和橋歩道橋、神山大橋、平和橋、門前大橋歩道橋、大橋、稲荷橋、弁天堀橋、西武池袋線黒目川橋梁、下田橋までの紹介です。では、黒目橋から290m上流に架かる『#41昭和橋』から紹介します。黒目川左岸の東久留米市神宝町1丁目・金山町2丁目と右岸の東久留米市大門町2丁目とを結び、市道1116号線(昭和新道)が通ります。
名称:昭和橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:11km
橋の長さ:19.6m
有効幅員:4.1m
完成:1971年(S46)
昭和橋の上流隣に架かるのが『#42昭和橋歩道橋』です。
名称:昭和橋歩道橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:11km
橋の長さ:19.6m
有効幅員:1.9m
完成:1975年(S50)
昭和橋歩道橋から140m上流に架かるのが『#43神山(こうやま)大橋』です。左岸の東久留米市金山町2丁目と右岸の東久留米市大門町2丁目とを結び、市道109号線(浄牧院通り)が通ります。
名称:神山大橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:11.2km
橋の長さ:18.7m
有効幅員:16m
竣工:1996年(H8)
神山大橋を右岸側に渡り、浄牧院通りを南西に90m程進むと、東部地域センター前(神山大橋バス停前)に、「ブラック・ジャック&ドクター・キリコ」のデザインマンホール蓋が設置されています。東久留米市は、手塚治虫氏が晩年の10年間を過ごした場所で、市制施行50周年記念事業として、「ブラック・ジャック」関連のデザインマンホール蓋が5種類製作され、駅前やバス停前に設置しました。残りも遡上途中に在るので、順次紹介しますね。
神山大橋に戻り250m上流に架かるのが『#44平和橋』で、左岸の東久留米市金山町1丁目・2丁目と右岸の東久留米市大門町2丁目とを結び、一般道(人道専用)が通ります。
名称:平和橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:11.4km
橋の長さ:約18m
有効幅員:約1m
完成:1971年(S46)
平和橋を右岸側に渡り、南250m程に在る曹洞宗寺院の浄牧院へ行きます。静岡県牧之原市の石雲院末で、1444年(文安1)八王子城主の北条安祝により開基、1591年(天正19)寺領30石の朱印状を拝領したと云われています。
観音堂は1987年(S62)、山門、楼門は1993年(H5)の建立です。楼門は表側に仁王像、裏側に風神・雷神像が警護しています。向拝の彫刻、木鼻、どれも素晴らしい出来映えで見飽きませんね。
旧山門は、かつて本堂の中軸線上に在りましたが、道路の拡張により現在位置に移動、側門になっています。総欅造り折衷様の四脚門で、東久留米市の有形文化財に指定されています。十二干支地蔵はMy干支地蔵の巳年だけ個別でパチリ。因みに本日は69回目のMy Birthdayです。
見処満載の寺院で、本堂の裏手側に五百羅漢像(拝観料200円)も在りましたが、法要の最中であり忙しそうだったのでパスしました。山号:神護山、本尊:不動明王像、所在:東久留米市大門町1-3-4。東久留米七福神の大黒天、関東百八地蔵霊場の107番札所(霊場本尊:延命地蔵尊)です。
浄牧院から北西260m程、黒目川に戻ります。平和橋から400m上流に架かるのが『#45門前大橋歩道橋』です。
名称:門前大橋歩道橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:11.8km
橋の長さ:26.5m
有効幅員:3.3m
完成:1998年(H10)
門前大橋歩道橋の北詰から北東120m程に、神山巌島神社が在ります。創建は不詳、祭神:市杵嶋姫命、所在:東久留米市金山町1-6-2。鳥居は1916年(T5)の建立です。
神山厳島神社から北西180m程に在る、門前氷川神社へ行きます。創建は不詳、門前村の鎮守です。祭神:素戔嗚命、所在:東久留米市氷川台1-12-2。狛犬は1951年(S26)の建立です。
門前氷川神社から黒目川に戻ります、門前大橋歩道橋の上流隣に架かるのが『#46大橋』で、左岸の東久留米市金山町1丁目・氷川台1丁目と右岸の東久留米市大門町2丁目・東本町とを結び、市道101-2号線(門前大橋通り)が通ります。上流側に水管が併設されています。
名称:大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:11.8km
橋の長さ:26m
有効幅員:8.7m
完成:1970年(S45)
大橋が帰宅設定ポイントで、南西500m程に在る西武池袋線の東久留米駅から帰宅します。駅東口Emio前に、湧水の妖精「るるめ」Pink-versionのデザインマンホール蓋が設置されています。
日が替わりまして、東久留米駅東口からリスタート、北300m程に架かる稲荷橋へ進みます。
大橋から270m上流隣に架かるのが『#47稲荷橋』です。左岸の東久留米市氷川台1丁目と右岸の東久留米市東本町とを結び、市道1093号線(人道専用)が通ります。早朝なので、陽が低く東方向は逆光で撮りにくいね。
名称:稲荷橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:12.1km
橋の長さ:18.3m
有効幅員:約1m
完成:1974年(S49)
稲荷橋から220m上流に架かるのが『#48弁天堀橋』で、左岸の東久留米市氷川台1丁目と右岸の東久留米市東本町とを結び、市道1085号線(氷川台通り)が通ります。上流側に水管が併設されています。
名称:弁天堀橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:12.3km
橋の長さ:18.3m
有効幅員:5.6m
完成:1975年(S50)
弁天堀橋の上流10mに架かるのが『#49西武池袋線黒目川橋梁』です。左岸方向の清瀬駅と右岸方向の東久留米駅との間に位置しています。西武鉄道は色々な車両が在りますね、001系(ラビュー)は乗りたいけど、秩父へ行く用が無いので難しいです。
名称:西武池袋線黒目川橋梁
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:12.4km
橋の長さ:約35m
軌道:複線
完成:1974年(S49)
西武池袋線黒目川橋梁から80m上流に架かるのが『#50下田橋』で、今回終着地点の橋になります。左岸の東久留米市小山1丁目と右岸の東久留米市本町2丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:下田橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:12.4km
橋の長さ:18.8m
有効幅員:約1.5m
完成:1975年(S50)
>>>後書き<<<
次回は下田橋から継続遡上して、新大橋、曲橋、幸橋歩道橋、中橋、坂本橋、落馬橋、上落馬橋、よしきり橋までの紹介になります。
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次回アップ予定:Scene-715 黒目川『昭和橋~下田橋』 (2022/02/26)
[Vol-07] 今回は貝沼橋から継続遡上して、石神橋、前通り橋、栗原橋、神宝大橋、黒目橋までの紹介です。では、貝沼橋の200m上流に架かる『#36石神橋』からの紹介です。黒目川左岸の新座市石神3丁目と右岸の新座市野寺1丁目・栗原1丁目とを結び、市道第7218号線(人道専用)が通ります。橋下で投網を打っているオッチャンが居ました。3箇月程前の秋口で、水温は冷たいと思いますが素足で元気ですね。網が上がったので、望遠でパチリ、立派なサイズの落ち鮎です。
名称:石神橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:10km
橋の長さ:32.7m
有効幅員:約2m
完成:1987年(S62)
石神橋から140m上流に架かるのが『#37前通り橋』で、左岸の新座市石神3丁目と右岸の新座市栗原1丁目とを結び、市道第7236号線(人道専用)が通ります。通路中央に方位プレートが在りました、新座市章と市の木「イチョウ」と「コブシ」の花です。
名称:前通り橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:10.1km
橋の長さ:31.8m
有効幅員:約2~5m
完成:1991年(H3)
前通り橋から60m上流に架かるのが『#38栗原橋』です。此の橋も左岸の新座市石神3丁目と右岸の新座市栗原1丁目とを結び、市道第123号線が通ります。上流側に水管が併設されています。
名称:栗原橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:10.2km
橋の長さ:40.6m
有効幅員:約9m
完成:1984年(S59)
栗原橋を左岸側に渡り、北西380m程に在る単立寺院の瀧見観音へ行きます。宝永年間(1704~1710年)に観音銅像と、瀧山浄名寺と記された鐸が石神村の清水で掘り出された事から、黄檗宗の僧を招き庵室を結んだのが始まりと云われています。寺号:浄明寺、本尊:観音坐像、所在:新座市石神4-9-14。
瀧見観音から南西440m程に在る、天台宗寺院の宝泉寺へ行きます。838年(承和5)慈覚大師による創建と云われています。山門を潜ると左手に、東久留米市の有形民俗文化財指定の地蔵菩薩、建立は1849年(嘉永2)と、同じく文化財指定の石幢六地蔵、1812年(文化9)建立が在ります。
本堂の向拝柱に取り付けられている獅子鼻、良い仕上がりですね。山号:峯亀山、院号:洞明院、本尊:阿弥陀如来像、所在:東久留米市神宝町2-13-9。東久留米七福神の弁財天です。
此の付近から東京都に入っています、地名は東久留米市です。東久留米市のカラーデザインマンホール蓋を調べると、地域資源PRキャラクター「湧水の妖精るるめちゃん」をデザインした奴が、此の付近に設置されていましたので序に撮ります。宝泉寺から南へ220m程、神宝小学校前に、「東久留米市市民みんなの祭り」をモチーフとした、Green-versionが設置されています。「るるめ」の別種類や、ブラックジャックシリーズも在りますので、序撮りで順次紹介しますね。モノクロは標準仕様の市の木「イチョウ」と、東京市型模様と呼ばれているJIS規格版です。
神宝小学校前から南東380m程、黒目川に戻ります。途中、南東280m程に神山氷川神社が在りました。創建は不詳、旧地名の神山村の鎮守で、現在は南沢氷川神社(落合川遡上時に寄ります)の兼務社になっています。祭神:須佐之男命、所在:東久留米市神宝町1-17-7。鳥居は1986年(S61)、狛犬は1902年(M35)の建立です。
栗原橋から上流460mに架かるのが『#39神宝大橋』です。左岸の新座市石神3丁目・東久留米市神宝町1丁目と右岸の新座市栗原1丁目・東久留米市神宝町1丁目とを結び、都道・埼玉県道24号練馬所沢線が通ります。上流60m程の右岸側から流入する河川は落合川で、短いけど都内で数少ない貴重な清流です。黒目川編遡上が終わって、既に遡上しており次弾河川になりますのでお楽しみに!
名称:神宝大橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:10.6km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約9m
完成:1977年(S52)
神宝大橋から110m上流に架かるのが『#40黒目橋』で、今回終着地点の橋になります。左岸の東久留米市神宝町1丁目と右岸の東久留米市大門町2丁目とを結び、一般道(人道専用)が通ります。橋名は『#21黒目橋』と重複しています。
名称:黒目橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:10.7km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約1m
完成:1980年(S55)
>>>後書き<<<
次回は黒目橋から継続遡上して、昭和橋、昭和橋歩道橋、神山大橋、平和橋、門前大橋歩道橋、大橋、稲荷橋、弁天堀橋、西武池袋線黒目川橋梁、下田橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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