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次回アップ予定:Scene-627 直竹川の纏め (2021/01/21)
[Vol-04] 今回は宮之前橋から継続遡上して、正木橋、無名橋-4、無名橋-5、無名橋-6までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』直竹川編の最終回です。では、前回 最後に寄った富士浅間神社前の道を西へ160m程進みます。途中の私設橋を2箇所過ぎた先が、観音寺の入口です。
地図上では右手に真言宗寺院の観音寺が在るのですが、山門らしきものが見当たりませんね。ん~、民家の脇に社号標が立っていました。これか!草に隠れた石段と参道を60m程上がって行くと本堂です。創建は不詳、山号:間野山、院号:長寿院、本尊:如意輪観世音菩薩、不動明王、所在:飯能市上直竹下分219。
観音寺前の道を60m程進むと左手の直竹川越しに、埼玉県指定史跡の「石灰焼場跡」が見えます。40m先に見える私設橋からお邪魔します。此れを右岸側に渡り下流側に廻り込むと60m先に在ります。史跡案内によると、此の地の石灰焼事業は慶長年間(1596~1614年)に八王子城主北条氏照の家臣、師岡、木崎の2名によって始まったと云われ、薪の上に石灰石を乗せて焼く平焼や、竪窯(たてがま)を使った七輪焼などで、明治30年代までの300年、焼き継がれていたそうです。フェンスの中を覗いても、何もないね。がっかりの史跡でした(笑)。
私設橋に戻り一般道を西へ約500m、『#13正木橋』です。宮之前橋から980m上流に架かり、直竹川左岸の飯能市上直竹下分と右岸の同じく飯能市上直竹下分とを結び、林道正木入線が通ります。橋脇の草むらに鹿の子菓子の様な実が付いた奴が在りました。なんだこれ!グーグルレンズの出番ですね。エゾウコギ(蝦夷五加)と出たので比較確認しましたが残念!ハズレです、偶には間違える事もあるんだね。手作業でググり直すと■ウド(独活):ウコギ科の多年草で、若い葉や茎は香りが強く、山菜として利用出来ます。これが正解でした。
名称:正木橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:4.6km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約4m
完成:1994年(H6)
正木橋から230m遡上すると、右手に林道野間入線の起点が分岐するY字路になります。左手に顔を向けると、カーブミラーの脇に40cm程の石柱が立っていました。「一級河川 直竹川起点」標識です。埼玉県の上流端に置かれる標識は、「○○川起点」で統一されているみたいですね。取り敢えず、此処で直竹川は完走です(パチパチパチ)。此の先、1.2km程の上分道路沿いに無名橋、寺社、バス停が在りますので遡上を再開します。
起点碑の先に私設橋、其の先250m程遡上すると、林道石ざく線が見えます。此の林道に入って行った人のブログを見ると、東電の調整池と変電施設までで行き止まりだそうです。
石ざく線の起点から350m程を遡上すると、無銘板橋梁の『#14無名橋-4』です。左岸の飯能市上直竹上分と右岸の同じく飯能市上直竹上分とを結び、一般道が通ります。以下、終端の橋まで飯能市上直竹上分に架かるので、架橋位置は省略します。欄干が凹んでますね、多分倒木の影響ですね。道沿いに小さな庚申塔が幾つか見られますが、詳細は不明です。
名称:無名橋-4
構造種別:ボックスカルバート
河口からの距離:5.5km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約4m
完成:不明
無名橋-4から上流120mに架かる橋が、『#15無名橋-5』です。
名称:無名橋-5
構造種別:ボックスカルバート
河口からの距離:5.6km
橋の長さ:約11m
有効幅員:約4m
完成:不明
無名橋-5から150m進むと、右手に山祇神社が在ります。創建は不詳、かつて山神社と称していましたが、1872年(M5)に村社列格時に、社号を山祇神社に改称しています。1907年(M40)に細田の愛宕神社と境内社の稲荷神社を合祀しています。祭神:大山祇神、迦具都智神、宇迦之御魂、所在:飯能市上直竹上分69。社殿は1932年(S7)、鳥居は1988年(S63)の建立です。
山祇神社の鳥居前に架かるのが『#16無名橋-6』で、直竹川に架かる上流端の橋になります。
名称:無名橋-6
構造種別:ボックスカルバート
河口からの距離:5.8km
橋の長さ:約4m
有効幅員:約4m
完成:不明
無名橋-6の先に、トイレと上分道路改修記念碑が並んでいます。上分道路は切通により造られた道路で、1992年(H4)に大型バスが通れる様に拡張工事が完了しています。少し離れた右隣に、屋根付きの間野黒指バス停が在り、脇にはモリアオガエル生息地の案内が立っています、此の付近に生息地が在り、飯能市の天然記念物に指定されています。
バス停から280m進むと曹洞宗寺院の光全寺が在ります。1492年(明応1)に下直竹の長光寺第5世鳳根和尚により開山されたと云われています。山号:薬王山、本尊:薬師如来像、所在:飯能市大字上直竹上分字黒指256。
地図上では、光全寺前から林道細田線方面へ1km程、直竹川の水路が続いていますが、9時15分発の飯能駅行バスまで、残り10分前、時間が無いのでパスします。先程の間野黒指バス停まで300m程戻り、定刻ダイヤで帰宅します。弁天前バス停からの遡上歩数10150歩、速足での散策になったので疲れました。
>>>後書き<<<
次回は直竹川の纏め(直竹川に架かる橋 16)になります。
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次回アップ予定:Scene-626 直竹川最終回『正木橋~無名橋-6』 (2021/01/17)
[Vol-03] 今回は郷戸橋から継続遡上して、宮川橋側道橋、宮川橋、弁天橋、宮之前橋までの紹介です。郷戸橋から100m上流に架かるのが『#09宮川橋側道橋』で、人道専用橋になります。側道橋の左岸下流側で直竹川の支流が合流しています。
名称:宮川橋側道橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.9km
橋の長さ:約16m
有効幅員:約1.5m
完成:不明
上流隣に架かるのが『#10宮川橋』で、直竹川左岸の飯能市上直竹下分と右岸の同じく飯能市上直竹下分とを結び、都道221号線(原市場下成木線)が通ります。
名称:宮川橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.9km
橋の長さ:約14m
有効幅員:約8m
完成:不明
直竹川の支流沿いに40m程進むと、右手に郷戸観音が見えます。入口の小橋を渡って入るのですが、境内が工事中で参道がトラックで塞がれていますね、入れないので遠景でパチリです。創建などは不詳です。所在:飯能市上直竹下分16付近。
直竹川本流へ戻ります。宮川橋から350m上流に架かるのが『#11弁天橋』です。此の橋も、左岸の飯能市上直竹下分と右岸の同じく飯能市上直竹下分とを結び、一般道が通ります。
名称:弁天橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:3.3km
橋の長さ:約20m
有効幅員:約7m
竣工:2011年(H23)
弁天橋右岸上流脇の脇道を100m程進むと宮ノ脇薬師堂が在ります。創建は不詳、ググっても何もヒットしない、ブログ泣かせのお堂ですね。紫色の小花は■ツリフネソウ(吊舟草):ツリフネソウ科の一年草です。所在:飯能市大字上直竹下分113-2。弁天橋が帰宅設定ポイントで、橋西詰めから110m程遡上した位置に弁天前バス停が在り、飯能駅経由で帰宅します。直竹川初回遡上歩数、12320歩でした。
日が替わりまして、弁天前バス停からのリスタートです。本日、此処から直竹川終端近くの野間黒指バス停まで、バス便の都合により100分程で遡上を完了しなければならない工程なので、朝6時前の出発、未だ暗いですよ(笑)。JR南武線・武蔵野線経由、西武線飯能駅から国際興業バス(飯11-2系)に乗りますが、バス停には30名程が既に並んでいます。此れは座れないかなと思っていたら、来たバスに乗ったのは自分一人だけで、並んでいた人は、赤沢方面への客でした(爆)。前回帰りに乗った弁天前バス停で下車します。
では、弁天橋から320m上流に架かる『#12宮之前橋』から紹介します。今回終着地点の橋となり、直竹川左岸の飯能市上直竹下分と右岸の同じく飯能市上直竹下分とを結び、飯能パークカントリークラブへの道が通ります。
名称:宮之前橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:3.6km
橋の長さ:約25m
有効幅員:約5m
完成:不明
橋名の宮之前は富士浅間神社の事で、宮之前橋を左岸側に渡り、50m進むと右手に富士浅間神社の入口が見えますので、此方を紹介してから終わりにします。元は修験のお寺でしたが、神仏分離の際に住職が神職を勤めるようになり、富士浅間神社になりました。
創建は不詳ながら、1463年(寛正4)奉納の鰐口が存在されている古社です。祭神:木花開耶姫命、天照大神、加具土神、倉稲魂命、天之御中主大神、大山祇神、崇徳天皇、所在:飯能市大字上直竹下分300。拝殿左手に小滝が在り、成木川の軍荼利明王堂で見た、倶利伽羅龍王像が此処にも在りましたよ。鳥居は1923年(T12)、狛犬は1932年(S7)の建立です。
拝殿右手に奥の院への登山口が見え、ご自由にどうぞの杖も置かれています。樹高約20m、目通り5.5m、根回り7m、樹齢推定700年と云われているタブの木が裏山に在り、埼玉県の天然記念物に指定されています。裏山と云っても、かなりの山登りに、なるらしいので即パス(笑)。「好日奥武蔵」(http://mkaifuu.blog.fc2.com/)奥武蔵の山人さんが、2019年4月に行かれておりますので、其方をご覧下さい。
>>>後書き<<<
次回は宮之前橋から継続遡上して、正木橋、無名橋-4、無名橋-5、無名橋-6までの紹介で、早くも『ぶらっと遡上探索』直竹川編の最終回になります。
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次回アップ予定:Scene-625 直竹川『宮川橋側道橋~宮之前橋』 (2021/01/13)
[Vol-02] 今回は八坂橋から継続遡上して、無名橋-3、高千穂橋、郷戸橋までの紹介です。八坂橋から都道221号線(原市場下成木線)を140m程進むと、左手に夫婦稲荷神社が在ります。創建などは不詳、祭神:稲荷神、所在:飯能市下直竹1030付近。鳥居は1998年(H10)の建立です。
続いて、都道221号線を西へ600m進み、私設橋の先を右折、急な坂道を240m程北上すると曹洞宗寺院の徳蔵寺です。ふ~、チョット休憩します。創建は不詳、底庵桂徹による開山と云われています。山号:圓林山、本尊:釈迦如来像、所在:飯能市下直竹756。
境内に青柿の様な実が成っていました、近づくと柿ではないですね。落ちている実を拾い上げて、嗅ぐと甘い香りが漂います。カリンですね、中国では色々な効用から、「杏一益、梨二益、カリン百益」と云われているそうです。生食は出来ませんよ。道端のキバナコスモスは、レモンブライトですね。
山門から南西方向の道が西参道です。丘陵の山複を巻きながらショートカット出来る道ですね。参道脇に土蔵が在りました、山形に三の字、何の紋でしょうね。
都道に出ると前方に旧道的な脇道が在り、此れを左折で入ります。私設橋を過ぎた先、右手にお堂が見えます。名無しのお堂で、詳細は不明です。左手の直竹川を覗くと、私設の丸木橋の修理をしています。少し増水すると、又 やり直しですね、ご苦労様です。
お堂から40m先に架かるのが、無銘板橋梁の『#06無名橋-3』です。直竹川左岸の飯能市下直竹と右岸の同じく飯能市下直竹とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-3
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.4km
橋の長さ:約11m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋-3から90m上流に架かるのが『#07高千穂橋』で、此の橋も左岸の飯能市下直竹と右岸の同じく飯能市下直竹とを結び、都道221号線(原市場下成木線)が通ります。
名称:高千穂橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.5km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約6m
完成:1985年(S60)
高千穂橋から310m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#08郷戸橋』です。左岸の飯能市下直竹と右岸の飯能市下直竹・上直竹下分とを結び、一般道が通ります。遡上探索、秋口に頑張って週2回ペースで廻りましたので、ストック記事が溜まりました。なので、2~3カ月前の時季の景色が登場しますが、気にしない気にしない(笑)。右岸側の道角に古い時計塔が在り、御大典記念と刻まれています。1928年(S3)昭和天皇の即位御大典を記念して、石柱の上に箱入りのネジ巻き式時計が置かれた時計塔です。現在の時計は電池式に代替わりしているそうです。
名称:郷戸橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.8km
橋の長さ:約13m
有効幅員:約3m
完成:不明
>>>後書き<<<
次回は郷戸橋から継続遡上して、宮川橋側道橋、宮川橋、弁天橋、宮之前橋までの紹介になります。
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次回アップ予定:Scene-624 直竹川『無名橋-3~郷戸橋』 (2021/01/09)
[Vol-01] 『ぶらっと遡上探索』第35弾の遡上河川は、成木川支流となる直竹(なおたけ)川です。飯能市上直竹上分を水源として東に流れ、青梅市成木1丁目付近で県境を南下して成木川に合流する、流路延長6.8kmの一級河川です。河口から500m程が都の管理、続いて4.2kmが飯能市の管理、水源付近までの2km程が水路になります。
今回は直竹川河口から遡上して、畑川橋、無名橋-1、無名橋-2、直竹橋、八坂橋までの紹介です。河口付近の都道193号線(下畑軍畑線)を都バスが通りますので、JR南武線、青梅線経由で東青梅駅南口から梅74系に乗り、成木1丁目四ツ角バス停で下車します。
朝方は薄曇りでしたが、此方に着いてからは晴天です。朝が早いので息が白く、少し寒いですが、歩き出せばちょうど良い気温です。バス停から東へ160m、直竹川に架かる第1橋梁の畑川橋です。此処は後で紹介するとして、右折して河口方向へ向かいます。右岸沿いは私有地ぽっいので、左岸側の側道に入ります。110m程下ると成木川と合流する河口です。付近に下流端、河口0km標識の類は在りませんね。と、思ったら対岸の突端上に水色ポストが見えました。望遠で確認すると、天面の起点表記は読めませんが、黒沢川河口で見たタイプと同様な奴です。
では、先程の直竹川第1橋梁の『#01畑川橋』へ戻ります。左岸の飯能市上畑と右岸の青梅市成木1丁目とを結び、都道193号線が通ります。
名称:畑川橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:0.1km
橋の長さ:約17m
有効幅員:約11m
完成:1988年(S63)
畑川橋を右岸側に渡り、都道193号線を成木1丁目交差点で右折して、都道221号(原市場下成木線)を進みます。410m上流に架かるのが無銘板橋梁の『#02無名橋-1』です。左岸の飯能市上畑・下直竹、青梅市成木1丁目と右岸の青梅市成木1丁目・飯能市下直竹とを結び、一般道が通ります。右岸側に上流端標識が在りましたので、此処で直竹川の遡上完走です。な、訳ないですよね。此処までが都の管理で、此の先の上流側が埼玉県飯能市の管理になります。上流端標識が汚れていたので、持参したサッシ掃除用ブラシをペットボトルにセットしてゴシゴシ、ピカピカやん(笑)。
名称:無名橋-1
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:0.5km
橋の長さ:約9m
有効幅員:約1.5m
完成:不明
無名橋-1から都道まで戻り、140m程進むと左手の南高麗小学校脇に北向き地蔵尊が在ります。創建、詳細は不明です。所在:飯能市下直竹38付近。道路北側には蛇行する直竹川が眼下に流れています。
北向き地蔵尊から都道を60m進んで右折70m、電信柱脇の獣道に入って行くと50m先に人道橋が見えます。無銘板橋梁なので、『#03無名橋-2』としておきます。外から全く見えない、隠れ家的な雰囲気が漂っていますね。橋の両端は、獣が渡れない様に可動扉が付いており、左岸の飯能市下直竹と右岸の同じく飯能市下直竹とを結び、一般道(人道専用)が通ります。
名称:無名橋-2
構造種別:3径間鈑桁
河口からの距離:0.7km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約0.8m
完成:不明
無名橋-2から120m上流に架かるのが『#04直竹橋』です。此の橋も左岸の飯能市下直竹と右岸の同じく飯能市下直竹とを結び、一般道が通ります。
名称:直竹橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:0.9km
橋の長さ:約8m
有効幅員:約3m
完成:1956年(S31)
直竹橋から340m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#05八坂橋』です。此の橋も左岸の飯能市下直竹と右岸の同じく飯能市下直竹とを結び、都道221号(原市場下成木線)が通ります。
名称:八坂橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:1.2km
橋の長さ:約15m
有効幅員:約7m
完成:不明
八坂橋の橋名由来となる、下直竹の八坂神社が右岸上流に在ります。そして右岸側には長光寺が在りますので、2社を紹介してから終わりにします。先ずは八坂神社、創建は不詳です。1872年(M5)村社に列格、1907年(M40に付近の7社を合祀して南高麗神社に改称しましたが、1953年(S28)に社号を八坂神社に戻しています。祭神:須佐之男命、所在:飯能市下直竹175。
参道脇の草むらに釣鐘状の小花が咲いています。久し振りに見る、■ツリガネニンジン(釣鐘人参):キキョウ科の多年草です。アザミは、アズマヤマアザミ(東山薊):キク科に似ていますね。
拝殿の左手に境内社:三峯神社、金比羅大権現、八王子牛頭天王、秋葉山大権現が並んでいます。鳥居は1934年(S9)、社殿は2004年(H16)、狛犬は1933年(S8)の建立です。
直竹川を挟んで北側に曹洞宗寺院の長光寺が在ります。1366年(貞治5)通海良義によって開創、格翁方逸が中興開山、開基は岡部小右衛門忠正、江戸幕府から寺領15石の朱印状を受領したと云われています。
入口から、惣門、三門、中雀門、本堂が一直線上に並んでおり、惣門と本堂は江戸時代初期の造りで、埼玉県の有形文化財に、三門は江戸時代初期の建立で、飯能市の有形文化財に指定されています。山号:鳳林山、本尊:釈迦如来像、所在:飯能市下直竹1056。奥多摩新四国霊場八十八ケ所の9番札所(霊場本尊:釈迦如来)です。
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次回は八坂橋から継続遡上して、無名橋-3、高千穂橋、郷戸橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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