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次回アップ予定:Scene-619 黒沢川『峰の橋~むかえ橋』 (2020/12/22)
[Vol-05] 今回は寺下橋から遡上して、無名木橋、荒田橋、鉄平橋、無名橋-2、寒念橋までの紹介です。では、JR東青梅駅南口から都バス(梅74系)に乗り、青梅第7小学校バス停で下車、リスタートします。
バス停から80mバック、寺下橋を右岸側に渡り、南190m程に在る小曾木の八坂神社へ行きます。黒沢川は丘陵沿いに流れており丘陵上に建てられた寺社が多く、此処の八坂神社も、そうですね、ざっと150段程の石段が目に入ります。早朝から、エライコッチゃな(笑)。造営した人も同じ考えの様で、狛犬を担ぎ上げるの面倒だから、入口に据えていいんじゃね~、鳥居も石段の途中に建立です(爆)。因みに参道石段は145段でした。
八坂神社の創建は不詳ながら、江戸時代に社殿が造営されて牛頭天王宮と呼ばれていたと云われる古社です。1872年(M5)に牛頭天王社から八雲神社に、1877年(M10)八坂神社に改称しています。祭神:須佐之男命、所在:青梅市小曾木3-1629-2。鳥居は皇紀二千六百年を記念しての1940年(S15)、狛犬は1975年(S50)の建立です。
八坂神社から北西180m程の黒沢川に戻ります。寺下橋から180m上流に架かるのが、無銘板の木橋なので『#15無名木橋』としておきます。左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の同じく青梅市小曾木3丁目とを結ぶ、人道専用橋です。アオサギ、羽を広げるとデカイね。
名称:無名木橋
構造種別:1径間木橋
河口からの距離:3.6km
橋の長さ:約11m
有効幅員:約1.5m
完成:
無名木橋から130m上流に架かるのが『#16荒田橋』で、此の橋も左岸の青梅市小曾木3丁目と右岸の同じく青梅市小曾木3丁目とを結び、一般道が通ります。上流側に水管が併設されています。
名称:荒田橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:3.8km
橋の長さ:約10m
有効幅員:約4m
完成:1966年(S41)
荒田橋から160m上流に橋が見えますが、2径間鈑桁の私設橋ですね。私設橋の上流に綺麗な流れが在りましたので、NDフィルタがリュックに入っているので、使いますかね。1/2秒の手撮り、まあまあだね。
もう1橋梁、私設橋が架かり、其の先に線路のレールのみが横切っています。此れは枕木が外れた軌道跡ですかね?此処から南西700m程に、浅野セメントが石灰岩を産出する為の黒沢引込線が東青梅駅から引かれていましたが、軌道跡から離れているので関係ないですね。何なんですかね?
50m程上流に架かるのは『#17鉄平橋』で、荒田橋から300m上流に架かり、左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の黒沢1丁目運動広場とを結び、一般道が通ります。
名称:鉄平橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:4.1km
橋の長さ:約10m
有効幅員:約3m
竣工:1972年(S47)
小曽木街道を70m程進み右折、北200m程に日月神社が在るので行きます。創建は不詳、村民の大越常右衛門の所有地内で祀られ、かつて元日天、月天ノ宮と呼ばれていましたが、明治維新時に日月神社と改称しています。祭神:天照大神、月弓神、所在:青梅市黒沢1-122。鳥居は1927年(S2)の建立です。参道の石段は、恐ろし気な石積で、上がっても拝殿を撮るスペースが無い様なのでパス、下からパチリです。
日月神社から南西130mに八幡宮との表記が地図上に在るので、寄って見ます。沢沿いの道を進むと、畑の角に鎮座していました。詳細はググりましたがノーヒット。道端の社などが地図に掲載される基準って、どうなっているんでしょうね。
南へ110m、黒沢川に戻ります。荒田橋から490m上流に無銘板の橋梁が架かっているので、『#18無名橋-2』としておきます。左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の同じく青梅市黒沢1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:無名橋-2
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:4.2km
橋の長さ:約11m
有効幅員:約3m
完成:不明
無名橋-2から南西170m程に在る黒沢成田不動尊へ行きます。不動堂に観音堂も並んでいますね。80m程離れていますが、此の後で寄る曹洞宗寺院の龍雲寺の境内でした。青梅市根ケ布の天寧寺末で、水村氏が開基となり、天寧寺4世の星訓説が開山したと云われています。山号:石峰山、本尊:釈迦如来像、所在:青梅市黒沢1-519。観音堂の後ろに見える鳥居は、子の神社です。
龍雲寺本堂の西脇に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#19寒念橋』です。無名橋-2から180m上流に架かり、此の橋も左岸の青梅市黒沢1丁目と右岸の同じく青梅市黒沢1丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に古い水管が併設されていますが、橋梁自体もボロボロな骨董品クラスです。左岸上流脇に石碑が建っています。明治時代の道路改修碑と、右二つが橋名由来となる寒念仏供養碑です。
名称:寒念橋
構造種別:1径間RC桁
河口からの距離:4.4km
橋の長さ:約10m
有効幅員:約4m
完成:不明
>>>後書き<<<
次回は寒念橋から継続遡上して、峰の橋、峯向橋、高指橋、一番橋、むかえ橋までの紹介になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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