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ぶらっと遡上探索

河川沿いの散策、橋と付近の名所を写真で紹介します。偶にSpotで色々と...

Scene-601 谷地川最終回『豊年橋~岩の入橋』

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次回アップ予定:Scene-602 谷地川の纏め (2020/10/07)

[Vol-08] 今回は落合橋から継続遡上して、豊年橋、開戸橋、無名橋-2、コスモス橋、無名橋-3、熊野堂橋、中郷橋、無名橋-4、無名橋-5、無名橋-6、岩の入橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』谷地川編の最終回です。では、落合橋から250m上流に架かる『#41豊年橋』からの紹介です。左岸の八王子市戸吹町と右岸の同じく八王子市戸吹町とを結び、一般道(26-10号線)が通ります。以下、次の橋から上流端の橋までも八王子市戸吹町内に架かりますので、架橋区域は省きます。





 名称:豊年橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:8.8km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約3m
 完成:1982年(S57)



豊年橋から130m上流に架かるのが『#42開戸(かいと)橋』で、都道176号線(高尾街道)が通ります。橋の上下流共に両脇が民家なので、側面からの画が撮れませんね。代わりに道端に咲く、季節の花(2箇月ずれ)を載せておきますね(笑)。





 名称:開戸橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:8.9km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約7m
 完成:不明



開戸橋から40m上流に架かるのが、無銘板橋梁なので『#43無名橋-2』です。



 名称:無名橋-2
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:9km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



無名橋-2から国道を渡り、北100m程に在る曹洞宗寺院の桂福寺へ行きます。1625年(寛永2)に、関東十八代官の一人、福村長右ヱ門を開基に、弟の川越蓮光寺10世奪山正與大和尚を招いての開山と云われています。入口の楼門は1823年(文政6)建立で、茅葺き総欅造りで二階部分が鐘突堂になっており、八王子市の有形文化財に指定されています。山号:治龍山、本尊:釈迦牟尼仏像、所在:八王子市戸吹町193。境内の紫陽花が綺麗ですよ。




本堂左手の渡り廊下を潜った先に、「剣聖光武神」の額を掲げる屋根付きの墓石が在ります。新選組局長近藤勇の流派としても知られる天然理心流剣術の祖である、近藤内蔵之助と二代目近藤三助の墓石ですが、近藤三助の墓石はヒビだらけです。明治維新の際に近藤勇は逆賊として斬首され、親族も罰せられるのを恐れ、墓石を埋めて隠そうとしましたが大き過ぎて難しく、三助の墓は砕いて土の中に隠したとの事です。墓石が発掘されたのは1969年(S44)で、八王子市郷土資料館で修復されて此処に置かれています。


桂福寺から谷地川に戻ります。無名橋-2から160m上流に架かるのが『#44コスモス橋』です。下流側に水管が併設されています。



 名称:コスモス橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:9.1km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約5m
 完成:不明



コスモス橋の上流50mに見えるのが無銘板橋梁の『#45無名橋-3』です。欄干は後付けですね。





 名称:無名橋-3 
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:9.2km
 橋の長さ:約9m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



無名橋-3から140m上流に架かるのが『#46熊野堂橋』で一般道(26-6号線)が通ります。橋梁設置許可板には熊野当橋となっていますが、どちらが正解なのか判りません。堂でどうでしょう(笑)。下流側に水管が併設されています。



 名称:熊野堂橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:9.3km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約3m
 完成:不明



熊野堂橋から340m上流に架かるのが『#47中郷(なかごう)橋』です。橋の両脇に入れませんね。



 名称:中郷橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:9.7km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約11m
 完成:不明



中郷橋から190m上流に架かるのが『#48無名橋-4』です。小さな橋で2径間、かなり昔の架橋ですね。



 名称:無名橋-4
 構造種別:2径間PC桁
 河口からの距離:9.9km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



無名橋-4を左岸側に渡り、側道を北西250m程進むと、戸吹の住吉神社が在ります。神社参道に入る20m程前、右手にお堂が見えました。何ですかね?階段を上がります。お堂の中を覗くと、十一面観音堂でした。創建等は不詳、所在:八王子市戸吹町496。


観音堂入口先の分岐路左手が戸吹住吉神社の参道です。創建は不詳ながら、1525年(大永5)には住吉大明神が祀られていて、1615年(元和1)に武田善左衛門が住吉大社を勧請したと云われています。祭神:上筒男神、中筒男神、底筒男神、所在:八王子市戸吹町503。鳥居は1977年(S52)の建立です。




観音堂前まで戻り、西へ続く道に入り60m先を左折40mで、無銘板橋梁の『#49無名橋-5』に出ます。下流側に水管が併設されています。



 名称:無名橋-5
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:10.1km
 橋の長さ:約5m
 有効幅員:約4m
 完成:不明



無名橋-5から70m上流に架かるのが『#50無名橋-6』です。下流と上流側に水管が併設されています。





 名称:無名橋-6
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:10.2km
 橋の長さ:約7m
 有効幅員:約3m
 完成:不明



無名橋-6から180m上流、谷地川の分流に架かるのが『#51岩の入橋』で、橋脇に上流端標識が立っており、此の先は700m程の水路扱いになります。と云う事で、此処で『ぶらっと遡上探索』谷地川編の遡上完走とします(パチパチパチ)。





 名称:岩の入橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:10.4km
 橋の長さ:約5m
 有効幅員:約3m
 完成:1966年(S41)



上流端標識から上戸吹バス停まで700m戻り、京王八王子駅経由で帰宅します。と云う予定でしたが、アジャパ~、3分発と33分発の時刻表と思っていたのは、12時以降で其の前は1時間に1本の3分発!今朝は早朝からの遡上探索でしたので、見誤りました(汗)。現在9:20分、次便まで45分程待たないといけません。木陰もベンチも無い所で待てませんね。一つ先の戸吹バス停だと、別系統のバスも通るのでダイヤ確認。1時間に4本出ており、45分発に乗れますね。と云う事で600m先まで、急がば回れで帰ります。谷地川ラスト遡上歩数、12500歩でした。


>>>後書き<<<
次回は谷地川の纏め(谷地川に架かる橋 51)になります。

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  1. 2020/10/03(土) 00:00:00|
  2. 谷地川

Scene-600 谷地川『宮下橋~落合橋』

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次回アップ予定:Spot-98 府中『郷土の森博物館-彼岸花』 (2020/09/29)

[Vol-07] 今回は猪追橋から継続遡上して、宮下橋、新谷開橋、鶴舞橋、若松橋、下郷境橋、無量寺橋、落合橋までの紹介です。では、猪追橋から390m上流に架かる『#34宮下橋』からの紹介です。谷地川左岸の八王子市宮下町と右岸の同じく八王子市宮下町とを結び、都道186号線が通ります。下流側に水管が併設されています。





 名称:宮下橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7.4km
 橋の長さ:約10m
 有効幅員:約4m
 完成:1997年(H9)



宮下橋から240m上流に見えるのが『#35新谷開(しんやかい)橋』で、新流路に架かっています。此の橋も左岸の八王子市宮下町と右岸の同じく八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。新流路脇の歩道が未整備なので立ち入り出来ませんね。





 名称:新谷開橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7.6km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約4m
 完成:2009年(H21)



新谷開橋から240m上流に架かるのが『#36鶴舞橋』です。新流路に架かっており、此の橋も左岸の八王子市宮下町と右岸の同じく八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。30m程北に旧流路に架かる鶴舞橋も在りますが、橋名は変えないんですね。此の付近の付け替え工事は2008年(H20)には終わっていますが、用地買収が終わっていない箇所が在るので、12年経っても水路の切り替えは未だですね、何時になったら導水出来るんでしょうか。





 名称:鶴舞橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7.8km
 橋の長さ:約14m
 有効幅員:約5m
 完成:2010年(H22)



鶴舞橋の左岸側170m、滝山街道を越えて、曹洞宗寺院の常福寺へ行きます。創建は不詳、足利正晃氏の個人持ち寺院で、宮下村の名主を務め天璋院に仕えた荻島家の菩提寺です。山号:松龍山、所在:八王子市宮下町354。仁王像、変な具合に彩色されてますね、境内に幼稚園が併設されているので、お子ちゃま向けのカラーリングですかね?




前回、遡上工程の途中で早退してしまったので、遡上工程の区切り位置が中途半端になりました。残り5km程なので無理すれば完走出来ますが、現在10:20分、陽差しも強くなって来たので帰りますか、バスの時刻は27分発です。常福寺から滝山街道まで60m戻り50mバック、駐在所の前に東宮下バス停が在り、此処から帰宅します。梅坪橋からの遡上歩数15520歩でした。


日が替わりまして、谷地川遡上工程の最終回です。残り僅かなので、本日の遡上は余裕のヨッチャンですね。前回乗った東宮下バス停の一つ先の宮下バス停で下車して、リスタートします。


宮下バス停の前を左折、90m程進むと『#37若松橋』です。左岸の八王子市宮下町と右岸の同じく八王子市宮下町とを結ぶ、人道専用橋で26-14号線が通ります。





 名称:若松橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:8.1km
 橋の長さ:約12m
 有効幅員:約2m
 完成:不明



若松橋から上流方向に道が無いので、滝山街道へ戻り次の橋へ迂回します。210m上流に架かるのが『#38下郷境橋』で、左岸の八王子市戸吹町と右岸の八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。付け替え流路に架かる橋で、両脇の側道や流路が未整備で側面からの画が撮れず、橋梁形式も判りませんね。30m南に旧流路と旧橋が健在です。





 名称:下郷境橋
 構造種別:不明
 河口からの距離:8.3km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約4m
 完成:2016年(H28)



下郷境橋から230m上流に架かるのが『#39無量寺橋』です。此の橋も左岸の八王子市戸吹町と右岸の八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。





 名称:無量寺橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:8.6km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約2m
 竣工:2019年(H31)



無量寺橋の右岸側に天台宗寺院の無量寺が在ります。総本山は比叡山延暦寺で、天正年間(1573~1591年)に帰依僧義圓阿闍梨により開山、1649年(慶安2)には寺領7石1斗の御朱印を賜ったと云われています。山号:寿福山、本尊:阿弥陀如来像、所在:八王子市戸吹町2038。右手に在る左卍のお堂、阿弥陀堂ですかね?


無量寺橋から60m上流に見えるのが『#40落合橋』で、今回終着地点の橋になります。此の橋も左岸の八王子市戸吹町と右岸の八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。落合橋までが付け替え区間の端で、上流方向は此れからですね。





 名称:落合橋
 構造種別:1径間鈑桁
 河口からの距離:8.7km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約5m
 完成:1988年(S63)



>>>後書き<<<
次回はSpot探索で、近場に咲く時季の花、彼岸花を愛でに「府中郷土の森博物館」に行って来ましたので、其の紹介です。

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  1. 2020/09/25(金) 00:00:00|
  2. 谷地川

Scene-599 谷地川『勝手神社橋~猪追橋』

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次回アップ予定:Scene-600 谷地川『宮下橋~落合橋』 (2020/09/25)

[Vol-06] 今回は城山下橋から継続遡上して、勝手神社橋、高橋、月見橋、猪追橋までの紹介です。では、前回最後に寄った龍源寺から谷地川に戻り、城山下橋から210m上流に架かる『#30勝手神社橋』からの紹介です。谷地川左岸の八王子市加住町1丁目と右岸の同じく八王子市加住町1丁目とを結び、一般道が通ります。橋名は次に寄る神社名からの命名ですね。





 名称:勝手神社橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6.3km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約4m
 完成:2013年(H25)



勝手神社橋の右岸側下流に勝手神社が在ります。創建は不詳ながら勝手明神社と称し、丹木御嶽神社の末社でした。1349年(貞和5)に武蔵国・伊豆国守護代の大石信重が懸仏一面を奉納したと云われている古社です。1868年(M1)に勝手神社と改称しています。祭神:押武日之命、所在:八王子市加住町1-11。社殿と鳥居は1967年(S42)、狛犬は1976年(S51)の建立です。




勝手神社橋を対岸に渡り、北西200m程に在る天台宗寺院の宝印寺へ行きます。通称、火防(ひぶせ)観音と呼ばれ、先程の勝手神社の別当でした。


宝印寺の創建は不詳ながら、1573年(天正19)圓通寺21世、晃圓法印により中興、1649年(慶安2)徳川家光公より、観音領として5石の御朱印を賜ったと云われている古刹です。山号:薬王山、院号:千手院、本尊:薬師如来、千手観音菩薩(観音堂)、所在:八王子市加住町1-257。




宝印寺から谷地川に戻ります。勝手神社橋から210m上流に架かるのが『#31高橋』で、橋名は『#24高橋』と重複しています。此の橋も左岸の八王子市加住町1丁目と右岸の同じく八王子市加住町1丁目とを結び、一般道が通ります。下流側に水管橋が併設されています。





 名称:高橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6.6km
 橋の長さ:約11m
 有効幅員:約2m
 完成:1964年(S39)



高橋を右岸側に渡り、南西140m程に日蓮正宗寺院の法忍寺が在ります。1974年(S49)日蓮正宗総本山の大石寺第66世法主日達上人による開基で、当初、加住町2丁目に建立されましたが、2012年(H24)現在地に移転しています。山号:無生山、本尊:十界曼荼羅、所在:八王子市加住町1-119。




法忍寺から谷地川に戻ります。高橋から190m上流に架かるのが『#32月見橋』です。此の橋も左岸の八王子市加住町1丁目と右岸の同じく八王子市加住町1丁目とを結び、一般道が通ります。





 名称:月見橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6.7km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約9m
 完成:1995年(H7)



月見橋から1km程の上流区間は、谷地川の付け替え(直線化)途中で、未だ用地買収が終えていない箇所も在る為、遊歩道は整備されていません。右岸側には道筋も無いので、左岸の野道を遡上します。270m程進むと、今回終着地点の橋となる『#33猪追(ししおい)橋』です。左岸の八王子市加住町1丁目・宮下町と右岸の八王子市宮下町とを結び、一般道が通ります。右岸側は未だ道路が整備されておらず、行き止まりなので、人道専用橋です。途中にアザミぽっい、イガイガの花が咲いていました。グーグルレンズで確認すると■エキノプス(キク科):地中海沿岸が原産の多年草で、玉状の青い花を咲かせる事からルリタマアザミ(瑠璃玉薊)という和名が付いています。





 名称:猪追橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:7km
 橋の長さ:約13m
 有効幅員:約12m
 完成:1996年(H8)



猪追橋を左岸側に渡り、北350m程に在る最教寺と大乗寺へ寄ってから終わりにします。先ずは最教寺、日蓮宗寺院で寛永年間(1624~1644年)身延山久遠寺第27世通心院日境の弟子、仙能院日崇が上野池之端に道場を創建したのが始まりです。当時、徳川二代将軍秀忠息女千姫が病に悩んでいた時に、日崇の祈祷を受け快気、其の効験により押上に七堂伽藍が建立され、徳川家より伝宗祖真筆・蒙古退治の旗曼陀羅を賜り、奉安して幡曼陀羅寺と呼ばれていましたが、江戸安政の大地震と関東大震災で全山焼失し、杉並高円寺に移転、其の後、環状七号線拡張により、1965年(S40)に現在地に移転しています。山号:天松山、本尊:十界曼荼羅、所在:八王子市宮下町144。




最教寺から東100m程に日蓮宗寺院の大乗寺が在ります。1577年(天正5)小石川本郷にて開山と云われています。1945年(S20)の東京大空襲により焼失。1974年(S49)に現在地に移転しています。山号:十行山、本尊:十界曼荼羅、所在:八王子市加住町1-415。境内色々な花が咲いています。登りの階段がきつかったので、花を撮りながら暫し休憩します。






>>>後書き<<<
次回は猪追橋から継続遡上して、宮下橋、新谷開橋、鶴舞橋、若松橋、下郷境橋、無量寺橋、落合橋までの紹介になります。

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  1. 2020/09/21(月) 00:00:00|
  2. 谷地川

Scene-598 谷地川『滝山橋~城山下橋』

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次回アップ予定:Scene-599 谷地川『勝手神社橋~猪追橋』 (2020/09/21)

[Vol-05] 今回は八幡宿橋から継続遡上して、滝山橋、高橋、表橋、黄金橋、西橋、明王下橋、城山下橋までの紹介です。では、八幡宿橋から130m上流に架かる『#23滝山橋』から紹介します。谷地川左岸の八王子市滝山町2丁目と右岸の八王子市丹木町1丁目とを結び、一般道(かすみ学園通り)が通ります。橋脇にホオズキぽっい実が付いた花が在りました。何時ものようにグーグルレンズで確認すると、■オオセンナリ(大千成):ナス科で、南米原産。日本には江戸時代に渡来したそうです。





 名称:滝山橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5km
 橋の長さ:約29m
 有効幅員:約15m
 完成:2002年(H14)



滝山橋から220m上流に架かるのが『#24高橋』で、此の橋も左岸の八王子市滝山町2丁目と右岸の八王子市丹木町1丁目とを結び、一般道が通ります。前日の梅雨に濡れたタチアオイが元気に咲いていますよ。





 名称:高橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.2km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約6m
 完成:2004年(H16)



高橋から250m上流に架かるのが『#25表橋』です。左岸の八王子市丹木町2丁目と右岸の同じく八王子市丹木町2丁目とを結び、一般道が通ります。





 名称:表橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.5km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約5m
 完成:2006年(H18)



表橋から90m上流に架かるのが『#26黄金(こがね)橋』で、此の橋も左岸の八王子市丹木町2丁目と右岸の同じく八王子市丹木町2丁目とを結び、一般道が通ります。





 名称:黄金橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.6km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約6m
 完成:2007年(H19)



黄金橋から160m上流に架かるのが『#27西橋』です。此の橋も左岸の八王子市丹木町2丁目と右岸の同じく八王子市丹木町2丁目とを結び、一般道が通ります。西橋上流のやや左に見える、尖がった山は、八王子ではキューピー山と呼ばれている大岳山(1,267m)です。





 名称:西橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:5.7km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約4m
 完成:2008年(H20)



西橋から260m上流に架かるのが『#28明王下橋』で、左岸の八王子市丹木町3丁目と右岸の同じく八王子市丹木町3丁目とを結び、一般道が通ります。道端に咲く、ナスの花に似た奴、■ワルナスビ(悪茄子):ナス科で米国原産。プチトマトに似た有毒の実が付きます。一度生えると完全に駆除するのが難しいタチ悪の外来雑草で、Devil's tomato(悪魔のトマト)とも呼ばれています。





 名称:明王下橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6km
 橋の長さ:約16m
 有効幅員:約4m
 完成:2009年(H21)



明王下橋から130m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#29城山下橋』です。左岸の八王子市丹木町3丁目・加住町1丁目と右岸の八王子市丹木町3丁目・加住町2丁目とを結び、都道166号線が通ります。谷地川の水質は綺麗で、頻繁にカワセミが通過しているのは見ていますが、中々止まってくれませんでしたが、やっと逢えました。嘴の下が黒いので♂ですね。





 名称:城山下橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:6.1km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約12m
 完成:2011年(H23)



城山下橋を右岸側に渡り、南西160m程に在る曹洞宗寺院の龍源寺を紹介して終わりにします。永正年間(1504~1521年)桂巖暁暾大和尚により開山したと云われています。山号:白峯山、本尊:釈迦如来立像、所在:八王子市加住町2-64。




境内の周り一面に咲くアジサイが見事です。普通の紫陽花も綺麗ですが、西洋アジサイの方が好きですね。




>>>後書き<<<
次回は龍源寺から谷地川に戻り、城山下橋から継続遡上して、勝手神社橋、高橋、月見橋、猪追橋までの紹介になります。

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  1. 2020/09/17(木) 00:00:00|
  2. 谷地川

Scene-597 谷地川『蟹久保橋~八幡宿橋』

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次回アップ予定:Scene-598 谷地川『滝山橋~城山下橋』 (2020/09/17)

[Vol-04] 今回は新左入橋から継続遡上して、蟹久保橋、左滝橋、日向橋、新横山橋、梅坪橋、八幡宿橋までの紹介です。先ずは、新左入橋を右岸側に渡り、南西180m程に在る左入神明神社から紹介します。創建は不詳ながら、1190年(建久1)の創建とも1204年(元文1)の創建とも云われています。1908年(M41)に左入村の山神社を合祀しています。祭神:天照皇大神宮、大日孁貴神、所在:八王子市左入町168。鳥居と狛犬は2001年(H13)の建立です。




左入神明神社から谷地川に戻ります。新左入橋から250m上流に架かるのが『#17蟹久保橋』で、谷地川左岸の八王子市左入町と右岸の八王子市滝山町とを結び、一般道が通ります。川沿いの遊歩道が緩い上り坂になっており、河川にも傾斜が在ったようで、途中に6段程の落差工が在ります。階段状なので、魚は頑張れば遡上出来ますね。





 名称:蟹久保橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:3.9km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約5m
 完成:1993年(H5)



蟹久保橋の100m上流に架かるのが『#18左滝橋』です。左岸の八王子市左入町・滝山町と右岸の八王子市滝山町とを結び、都道169号線(新滝山街道)が通ります。橋下でアオサギが食事中です、メニューは小鮒ですね。





 名称:左滝橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4km
 橋の長さ:約33m
 有効幅員:約23m
 完成:1993年(H5)



左滝橋から80m上流に架かるのが『#19日向(ひなた)橋』で、左岸の八王子市左入町と右岸の八王子市滝山町1丁目とを結ぶ、人道専用橋です。橋下でカルガモが日向ぼっこ、川に浸っている岩なので案外冷たくて気持ち良いのかも、カモだけに(寒)。





 名称:日向橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.1km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約1.5m
 完成:2008年(H20)



日向橋の上流左岸側に、かつて蛇行していた旧流路跡が見えます。遊歩道脇には植栽された花が並んでいますよ。穂状の紫蘇の花ぽっいのは、■テウクリウム:シソ科の多年草で原産地はヨーロッパ、別名はコーカサスジャーマンダーです。蜜蜂が、お仕事中です。


日向橋から250m上流に架かるのが『#20新横山橋』で、左岸の八王子市滝山町1丁目と右岸の八王子市滝山町1丁目・梅坪町とを結び、一般道が通ります。途中、右岸側に見える橋は旧流路に架かる横山橋です。旧流路は草茫々で流路が識別不能です。





 名称:新横山橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.3km
 橋の長さ:約20m
 有効幅員:約5m
 完成:1996年(H8)



新横山橋を左岸側に渡り、北250mに在る滝山八雲神社へ行きます。鳥居を潜ると、厄除児童遊園という変わった名前の公園に入ります。其の奥に八雲神社が見えます。創建は不詳、かつて牛頭天王社と呼ばれていました。祭神:素戔嗚尊、所在:八王子市滝山町1。




八雲神社から西80mに滝山神明神社が在りますが、横道が無いので350m程迂回します。創建は不詳、滝山郷八日市地区の鎮守で、1789年(寛政1)に再建されたと云われています。祭神:天照大神、所在:八王子市滝山町2-136。鳥居は1918年(T7)の建立です。




滝山神明神社から南西200m程の谷地川に戻ります。新横山橋の320m上流に架かるのが『#21梅坪橋』です。左岸の八王子市滝山町2丁目と右岸の八王子市梅坪町とを結び、一般道が通ります。橋名は右岸地区名からの命名ですね。





 名称:梅坪橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.6km
 橋の長さ:約19m
 有効幅員:約8m
 完成:1997年(H9)



梅坪橋を右岸側に渡り、南西200m程に在る梅坪天神神社に行きます。梅坪の天神様として、崇められてきた神社で、創建は不詳ながら、天安年間(857~859年)に北野威徳天神を奉斎し、1811年(文化8)に子安明神、甲明神を合祀して社殿を再建したと云われています。祭神:天穂日命、所在:八王子市梅坪町266。社殿は1972年(S47)の建立です。


天神神社から新滝山街道に出て240m程進むと、新道丹木町バス停が在りました。日傘も差して暑さ対策していますが、路面からの照り返しが強くなり、もう少し進むかなと思いつつ、ダイヤを読むと7分程で来ますね。心が誘いに負けて、早退にします(笑)。持参の氷水で、しょっぱい顔と手を洗ってからマスク着用で乗車、JR八王子駅経由で帰宅します。青木橋からのリスタート遡上歩数、13100歩でした。次回は、少し涼しくなってからにしましょうね。


日が替わって、本日は早朝の涼しい時間帯からの遡上です。京王八王子駅から前回乗車の新道丹木町バス停で下車、リスタートします。


バス停から北へ130m程進むと、『#22八幡宿(はちまんじゅく)橋』です。左岸の八王子市滝山町2丁目と右岸の八王子市丹木町1丁目とを結び、一般道が通ります。





 名称:八幡宿橋
 構造種別:1径間PC桁
 河口からの距離:4.9km
 橋の長さ:約18m
 有効幅員:約5m
 完成:1999年(H11)



ブログ上の区切りが良いので、此処で切ります。
>>>後書き<<<
暑い夏がやっとこさ、終わって秋が来た!と喜ぶも束の間、秋雨前線の影響で晴れ間はお預けですね。ストック記事は残り4話分、下旬には出掛けられる事を祈っています(笑)。
次回は八幡宿橋から継続遡上して、滝山橋、高橋、表橋、黄金橋、西橋、明王下橋、城山下橋までの紹介になります。

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