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次回アップ予定:Scene-800 目黒川の纏め (2023/05/16)
[Vol-09] 今回は桜橋から遡上して、宿山橋、朝日橋、緑橋、天神橋、千歳橋、柳橋、南部橋、中の橋、目黒橋、東山橋、氷川橋、万代橋、常盤橋、大橋、大橋高架橋までの紹介で、『ぶらっと遡上探索』目黒川編の最終回です。
では、前回Spot探索で紹介した旧朝倉家住宅から目黒川遡上へのバトンタッチで、桜橋から80m上流に架かる『#50宿山(しゅくやま)橋』から紹介します。左岸の目黒区上目黒1丁目・青葉台1丁目と右岸の同じく目黒区上目黒1丁目・青葉台1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:宿山橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.1km
橋の長さ:14.7m
有効幅員:13.1m
完成:1984年(S59)
宿山橋の左岸側90m程に在る、伊勢五本店・中目黒店で地ビールの「AMBER LAGER」と「みつめる目黒ビール」をお土産として購入です(笑)。両方共に目黒区のクラフトビール醸造所(マイスターブロイ)で作られたビールでオレンジピールが入っており香りが良いけど、オレンジピールのせいなのか、泡がビックリする程出るのでコップを傾けて静かに注ぐべし。底にオリが溜まっていたので少し残しました。
宿山橋から130m上流に架かるのが『#51朝日橋』で、左岸の目黒区青葉台1丁目と右岸の同じく目黒区青葉台1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:朝日橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.2km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:7.8m
完成:1984年(S59)
朝日橋から80m上流に架かるのが『#52緑橋』で、左岸の目黒区青葉台1丁目と右岸の同じく目黒区青葉台1丁目とを結び、一般道が通ります。此の橋も左岸の目黒区青葉台1丁目と右岸の同じく目黒区青葉台1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:緑橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6.3km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:5.7m
完成:1984年(S59)
緑橋から90m上流に架かるのが『#53天神橋』で、此の橋も左岸の目黒区青葉台1丁目と右岸の同じく目黒区青葉台1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:天神橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6.4km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:8.2m
完成:1985年(S60)
天神橋から90m上流に架かるのが『#54千歳橋』で、下流側に水管が併設されています。左岸の目黒区青葉台1丁目・2丁目と右岸の同じく目黒区青葉台1丁目・2丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:千歳橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.5km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:11.8m
完成:1985年(S60)
千歳橋から80m上流に架かるのが『#55柳橋』で、左岸の目黒区青葉台2丁目と右岸の同じく目黒区青葉台2丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:柳橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6.6km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:8.2m
完成:1984年(S59)
柳橋から120m上流に架かるのが『#56南部橋』で、下流側に水管が併設されています。左岸の目黒区青葉台2丁目・3丁目と右岸の同じく目黒区青葉台2丁目・3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:南部橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:6.7km
橋の長さ:15.1m
有効幅員:8.2m
完成:1984年(S59)
南部橋から90m上流に架かるのが『#57中の橋』で、左岸の目黒区青葉台3丁目と右岸の同じく目黒区青葉台3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:中の橋
構造種別:1径間ローゼ
河口からの距離:6.8km
橋の長さ:15m
有効幅員:3.3m
完成:1985年(S60)
中の橋から90m上流に架かるのが『#58目黒橋』で、下流側にガス導管が併設されています。左岸の目黒区青葉台3丁目・大橋1丁目と右岸の目黒区青葉台3丁目・東山2丁目とを結び、都道317号環状六号線(山手通り)が通り、真ん中に1966年(S41)完成の首都高速中央環状線(C2)が通ります。
名称:目黒橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6.9km
橋の長さ:約21m
有効幅員:約32m
完成:1964年(S39)
目黒橋から150m上流に架かるのが『#59東山橋』で、左岸の目黒区大橋1丁目と右岸の目黒区東山2丁目・3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:東山橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:7km
橋の長さ:14.7m
有効幅員:8.2m
完成:1985年(S60)
東山橋から70m上流に架かるのが『#60氷川橋』で、左岸の目黒区大橋1丁目と右岸の目黒区東山3丁目とを結び、一般道が通ります。昔は目黒川で友禅流しが出来る程の綺麗さだったんですね。
名称:氷川橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:7.1km
橋の長さ:14.8m
有効幅員:8.2m
完成:1985年(S60)
氷川橋を左岸側に渡り、北300m程に在る上目黒氷川神社へ行きます。境内の由緒案内によると、天正年間(1573~1592年)に上目黒村の加藤家が創建したと伝えられ、1878年(M11)に浅間神社を、1912年(M45)に北野神社を合祀しています。祭神:素盞嗚尊、所在:目黒区大橋2-16-21。鳥居は1906年(M39)、拝殿前の狛犬は1932年(S7)の建立です。
上目黒氷川神社から国道246号(玉川通り)を西へ80m程戻り、首都高速下を潜るオーパスブリッジで対面側の目黒天空庭園へ行きます。首都高速3号と中央環状線を結ぶ大橋JCTループ部の屋上を利用し、2013年(H25)に開園した目黒区の区立公園です。所在:目黒区大橋1-9-2。
天空庭園は、高速道路のループ部を活かした周囲約400mのドーナツ状にデザインされ、地上11m〜35mで、斜度6%程の散策路で略一周出来ます。快晴であれば、四季の庭の展望台デッキから富士山が眺望出来ますよ。背後に在るクロスエアタワーのEVで降りると楽です。
目黒川に戻ります。氷川橋から120m上流に架かるのが『#61万代橋』で、此の橋も左岸の目黒区大橋1丁目と右岸の目黒区東山3丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:万代橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:7.2km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:7.2m
完成:1986年(S61)
万代橋から70m上流に架かるのが『#62常盤橋』で、此の橋も左岸の目黒区大橋1丁目と右岸の目黒区東山3丁目とを結び、一般道が通ります。江戸から明治時代まで周辺は稲作が盛んで、11箇所の水車利用による精米、製粉が行なわれていたそうです。
名称:常盤橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:7.3km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:6.7m
完成:1986年(S61)
常盤橋から80m上流に架かるのが『#63大橋』で、下流側に電工管が併設されています。目黒川最上流に架かる橋で、左岸の目黒区大橋1丁目・2丁目と右岸の目黒区東山3丁目・大橋2丁目とを結び、国道246号(玉川通り)が通ります。
名称:大橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:7.4km
橋の長さ:17.7m
有効幅員:40.7m
完成:1964年(S39)
大橋の上に高架で架かるのが『#64大橋高架橋』で、首都高速3号渋谷線が通ります。
名称:大橋高架橋
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:7.4km
橋の長さ:約60m
有効幅員:約30m
竣工:1971年(S46)推定
大橋から右岸方向120mに在る、東急田園都市線の池尻大橋駅から溝ノ口駅経由で帰宅します。郷さくら美術館からの継続散策歩数、11630歩でした。
>>>後書き<<<
次回は目黒川の纏めになります。
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次回アップ予定:Spot-139 渋谷『郷さくら美術館』他 (2023/05/08)
[Vol-08] 今回は田楽橋から継続遡上して、船入場橋、皀樹橋、宝来橋、日の出橋、東急東横線目黒川橋梁、別所橋、桜橋、桜橋ガス導管橋までの紹介です。では、田楽橋から140m上流に架かる『#42船入場橋』から紹介します。左岸の目黒区中目黒1丁目と右岸の同じく目黒区中目黒1丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:船入場橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:5.5km
橋の長さ:約22m
有効幅員:約3m
完成:2017年(H25)
船入場橋から田楽橋まで戻ります。田楽橋から右岸上流方向に船入場調節池の取水口が見えます。此の附近は密集市街地の為に用地買収が難しく、ふれあい広場の地下に4層式、貯水量55,000㎥の箱式調節池が設けられ、1991年(H3)から運用されています。
田楽橋を右岸側に渡り、西150m程に在る、日蓮宗寺院の正覚寺へ行きます。身延山久遠寺末で、法泉院日栄により開山、4代藩主伊達綱村の生母である三澤初子が開基となり、1619年(元和5)の創建と云われています。
正覚寺は、山号:実相山、本尊:三宝尊、所在:目黒区中目黒3-1-6。
目黒川に戻ります。船入場橋から180m上流に架かるのが『#43皀樹(さいかち)橋』で、左岸の目黒区中目黒1丁目・上目黒1丁目と右岸の同じく目黒区中目黒1丁目・上目黒1丁目とを結び、都道416号古川橋二子玉川線(駒沢通り)が通ります。
名称:皀樹橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.7km
橋の長さ:約16m
有効幅員:約26m
完成:1970年(S45)
皀樹橋から60m上流に架かるのが『#44宝来橋』で、下流側にガス導管が併設されています。左岸の目黒区上目黒1丁目と右岸の同じく目黒区上目黒1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:宝来橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.8km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:6.2m
完成:1984年(S59)
宝来橋の上流50m程、右岸側から流入している河川は、支流の蛇崩(じゃくずれ)川(流路延長 約3km)で、流路は殆どが暗渠となり、緑道化されています。
宝来橋から100m上流に架かるのが『#45日の出橋』で、此の橋も左岸の目黒区上目黒1丁目と右岸の同じく目黒区上目黒1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:日の出橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.9km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:10.3m
完成:1985年(S60)
日の出橋から20m上流高架で架かるのが『#46東急東横線目黒川橋梁』で、左岸方向の代官山駅と右岸方向の祐天寺駅との間に位置しており、東京メトロ日比谷線も乗り入れています。同線の東三谷橋が1961年(S36)に架かっているので同時期の架橋と推定します・
名称:東急東横線目黒川橋梁
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:5.9km
橋の長さ:約26m
軌道:複々線
完成:1961年(S36)推定
東急東横線目黒川橋梁から70m上流に架かるのが『#47別所橋』で、此の橋も左岸の目黒区上目黒1丁目と右岸の同じく目黒区上目黒1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:別所橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:5.9km
橋の長さ:14.6m
有効幅員:8.2m
完成:1985年(S60)
別所橋から90m上流に架かるのが『#48桜橋』で、下流側に水管が併設されています。此の橋も左岸の目黒区上目黒1丁目と右岸の同じく目黒区上目黒1丁目とを結び、一般道が通ります。
名称:桜橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:6km
橋の長さ:14.7m
有効幅員:6.2m
完成:1984年(S59)
桜橋の上流30mにガス導管が亘っています、隣の橋名から『#49桜橋ガス導管橋』としておきます。今回終着地点の橋となります。
名称:桜橋ガス導管橋
構造種別:1径間パイプビーム
河口からの距離:6.1km
橋の長さ:約14m
導管径:約φ400
完成:不明
桜橋から中目黒駅方向に戻り、山手通り西側に在る中目黒ゲートタウンに行きます。2002年(H14)にオープンした複合施設で、フランスのアーティスト、ジャン=フランソワ・ブラン氏と、建築家のナディム・カラム氏のパブリックアートが転がっていますので、紹介します。タワービル前に浮かぶ物体、■『浮遊する雲』作:ジャン=フランソワ・ブラン、中庭B1階に■『百の月の池』作:不明が在ります。
円筒形の建物の周囲に、古代文字風な模様が描かれた■『古代の行列』作:ナディム・カラムが在ります。此の古代文字風な模様を小分けしたパブリックアート(PA)が、彼方此方に置かれていますので、探して見て下さい。ビル壁の装飾もそうですね。
中目黒ゲートタウンの南側に第六天社が在ります。境内の由緒案内によると、当初は蛇崩川に架かる石川橋付近に在り、田圃の水害や旱魃などから守る農村の守護・厄除け神として祀られていました。大正初期の神社合併政策により上目黒氷川神社に合祀されましたが、山手通りの拡張工事などによる移転を経て、現在地に2002年(H14)に遷座しています。祭神:面足尊、惶根尊、所在:目黒区上目黒2-1。鳥居は1955年(S30)の建立です。
中目黒ゲートタウンの北側に在る、東横線中目黒駅から帰宅します。目黒駅からの探索歩数、16,410歩でした。
>>>後書き<<<
次回は中目黒駅から北東180m程に目黒川沿いの名所が在ります。「郷さくら美術館」と「旧朝倉家住宅」で内容が盛沢山になりますので、別出しのSpot探索として紹介します。
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次回アップ予定:Scene-798 目黒川『船入場橋~桜橋ガス導管橋』 (2023/05/04)
[Vol-07] 今回は共同専用橋から遡上して、ふれあい橋、田道橋、中里橋、なかめ公園橋、田楽橋までの紹介です。では、JR南武線の武蔵小杉駅乗り換え、東横線の目黒駅で下車します。目黒駅前から都道312号(目黒通り)で西へ430m程進むと目黒川に架かる目黒新橋と共同専用橋で、此処からの遡上再開です。
右岸側の遊歩道を130m程進むと、左手に目黒区民センター公園が在るので縦断します。体育施設、消費生活センター、児童館、図書館、美術館など様々な施設で構成されている公園で、1974年(S49)の開園です。所在:目黒区目黒2-4-36。テニスコート脇にパブリックアートが在ります、■『風になびくモコモコ』作:安原 喜武です。通路脇の植え込みの中に、「平和の鐘」と「被爆2世のカキ」が在ります。柿は、長崎市若草町に植えられていて原爆の熱風で焼けて抉られた柿の木の種を育てた被爆2世の柿です。公園北端に在る図書館前に平和祈念の彫像『花の影』作:朝倉 文夫、設置1990年(H2)が在ります。1922年(T11)の帝展に出品した作品です。
区民センター脇を抜けて目黒川へ出ると、共同専用橋から290m上流に架かる『#37ふれあい橋』です。
左岸の目黒区目黒1丁目と右岸の目黒区目黒2丁目とを結ぶ人道専用橋で、左岸側の橋下隧道にお洒落な壁画が描かれています。都立芸高生徒による制作です。
名称:ふれあい橋
構造種別:1径間RC門形ラーメン
河口からの距離:4.6km
橋の長さ:40.8m
有効幅員:15m
竣工:1992年(H4)
ふれあい橋上の広場を左岸側に降りた田道広場公園脇に、”Dendo Hiroba Park”と刻まれたパブリックアートが在ります。銘板無しですが、地図上では『世界の石とふれあい』とあります。
ふれあい橋から110m上流に架かるのが『#38田道(でんどう)橋』で、左岸の目黒区目黒1丁目・三田2丁目と右岸の目黒区目黒2丁目とを結び、一般道が通ります。上流方向に見える煙突は目黒清掃工場の焼却塔(150m)です。
名称:田道橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:4.7km
橋の長さ:27.4m
有効幅員:10.8m
竣工:1990年(H2)
田道橋を右岸側に渡り、西400m程に在る現代彫刻美術館に行きます。現代作家による彫刻作品が収蔵・展示され、彫刻の素晴らしさに触れ楽しむ事が出来る様に、宗教法人長泉院の教化事業一環として、1978年(S53)に開館された美術館です。館内では常設展示や企画展示、会館前のオープンスペース、屋外展示場も4箇所在ります。定休日:月曜日、入館料:無料、当日は、メンテナンスの関係で館内はクローズでした。
では、野外展示場3から順次紹介しますが、数が多いので覚悟の上ご覧下さいね。■『和の目門(まど)』作:空 充秋、1995年(H7)、■『man on the rock』作:青野 正、1982年(S57)
■『作品-64』作:小林 泰彦、1986年(S61)、■『CURRENT(気流)』作:小林 泰彦、1986年(S61)、■『作品-47』作:小林 泰彦、1983年(S58)、■『存在-揺』作:中嶋 一雄、1987年(S62)、■『廃墟の塔』作:菊地 伸治、1985年(S60)、■『歴層』作:赤荻 賢司、1986年(S61)
■『巣城』作:中嶋 一雄、1983年(S58)、■『LANDSCAPE-NIL』作:菅原 二郎、1980年(S55)、■『風景-YON』作:菅原 二郎、1987年(S62)、■『幻の分水嶺』作:菊地 伸治、1986年(S61)
■『ウス』作:前田 耕成、1985年(S60)、■『標』作:前田 耕成、1990年(H2)、■『九つの孔』作:山口 牧生、1979年(S54)、■『石の中(D)』作:山口 牧生、1985年(S60)、■『たてかけたかたちC』作:山口 牧生、1984年(S59)、■『平行四辺形の石』作:山口 牧生、1984年(S59)
野外展示場3の右手に野外展示場4が在ります。■『Brief Moment』作:青野 セクウォイア、2005年(H17)、■『U字溝』作:鈴木 悟、2007年(H19)、■『輝きを抱いて』作:佐善 圭、2004年(H16)、■『内側のかたち 06-1』作:菅原 二郎、2006年(H18)、■『切り込まれた形’94』作:渡辺 隆根、1994年(H6)
野外展示場3に戻り、北側出口から現代彫刻美術館前へ抜けます。途中の駐車場の仕切り上にブロンズの行列が在ります。此れ、帷子川脇の横浜ビジネスパークに在った、「行列-1989」と同じ作者ですね。■『行道衆-'85』作:三木 俊治、本館前にも沢山並んでいますよ。■『風・道』作:峯田 義郎、1981年(S56)、■『AWAITING GREEN WIND』作:三木 俊治、1972年(S47)、■『雲に乗れ』作:田中 毅、1989年(S64)、■『波に乗れ』作:田中 毅、1989年(S64)
■『トルソー』作:堀口 泰造、1981年(S56)、■『冬将軍』作:鈴木 徹、1985年(S60)、■『朝の海』作:峯田 敏郎、1980年(S55)、■『凝念(星空)』作:鈴木 徹、1986年(S61)
■『遠雷 No1』作:鈴木 武右衛門(徹)、■『遠雷 No2』作:鈴木 武右衛門(徹)、■『THE WAY』作:峯田 義郎、1983年(S58)、■『蜃気楼2010』作:鈴木 武右衛門(徹)
階段を降りると野外展示場1が在り、ブロンズ像系が展示されています。■『陽』作:川崎 普照、1974年(S49)、■『華泉』作:川崎 普照、1977年(S52)、■『まなざし』作:阿部 昌義、1996年(H8)、■『想』作:川崎 普照、1975年(S50)
■『女』作:山田 良定、1961年(S36)、■『布と女』作:山田 良定、1985年(S60)、■『妖精(Ⅰ)』作:北村 治禧、1969年(S44)、■『L第1防波堤』作:峯田 敏郎、1983年(S58)
■『二つの友情』作:佐藤 助雄、1974年(S49)、■『光』作:川崎 普照、1974年(S49)、■『倚る(よる)』作:大須賀 力、1972年(S47)、■『足を組む』作:大須賀 力、1974年(S49)
一番下の屋外展示場2です。■『人海』作:堀 進二、1960年(S35)、■『風の日島を出た女-磯-』作:峯田 義郎、1974年(S49)、■『午後の川辺』作:峯田 義郎、1978年(S53)、■『少女と鳥』作:峯田 義郎、1979年(S54)、■『老人と子供』作:堀 進二、1958年(S33)、■『祈り』作:堀 進二、1956年(S31)
■『髪』作:堀 進二、1953年(S28)、■『女』作:堀 進二、1963年(S38)、■『受・夏』作:鈴木 徹、1976年(S51)
階段を戻り長泉院玄関へ移動します。途中に、■『行道衆-'84』作:三木 俊治、1984年(S59)、■『アタマニキタ 平成之大馬鹿門』作:空 充秋、1998年(H10)、長泉院は浄土宗寺院として、1761年(宝暦11)に増上寺45世の大玄和尚による開山と云われています。所在:目黒区中目黒4-12-19。
長泉院から目黒川に戻ります。田道橋から210m上流に架かるのが『#39中里橋』で、左岸の目黒区三田2丁目・中目黒2丁目と右岸の目黒区目黒2丁目・中目黒2丁目とを結び、新茶屋坂通りが通ります。
名称:中里橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:4.9km
橋の長さ:27.4m
有効幅員:18.8m
完成:1989年(S64)
中里橋から300m上流に架かるのが『#40なかめ公園橋』で、左岸の目黒区中目黒2丁目と右岸の同じく目黒区中目黒2丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:なかめ公園橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:5.2km
橋の長さ:34.2m
有効幅員:8.3m
完成:2008年(H20)
なかめ公園橋を左岸側に渡った先に、中目黒公園が在ります。かつて旧海軍技術研究所が在った場所で、区が1999年(H11)に取得し、2002年(H14)に「いきもの池・みんなの花壇・花とみどりの学習館」等を整備した区立公園としてオープンしています。所在:目黒区中目黒2-3-14。
公園の外れにパブリックアートが在りましたが、銘板が判らないので??です。帰宅後にGoogleで確認すると、多摩美術大学講師の松井雅世さんの作品『雨をつかむ』、設置2016年(H28)でした。
なかめ公園橋を右岸側に渡り、西350m程に在る中目黒八幡神社へ行きます。創建は不詳、古くより中目黒村の総鎮守でした。往古より十二座の神楽を奏する事で有名で、現在も例大祭には神楽が奏されているそうです。祭神:誉田別命、所在:目黒区中目黒3-10-5。鳥居と狛犬は1936年(S11)、脇鳥居は1895年(M28)の建立です。
目黒川に戻ります。なかめ公園橋から170m上流に架かるのが『#41田楽橋』で、左岸の目黒区中目黒2丁目と右岸の目黒区中目黒1丁目・2丁目とを結び、一般道が通ります。今回終着地点となる橋です。
名称:田楽橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:5.4km
橋の長さ:28m
有効幅員:12.8m
完成:1996年(H8)
>>>後書き<<<
次回は田楽橋から継続遡上して、船入場橋、皀樹橋、宝来橋、日の出橋、東急東横線目黒川橋梁、別所橋、桜橋、桜橋ガス導管橋までの紹介になります。
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次回アップ予定:Scene-797 目黒川『ふれあい橋~田楽橋』 (2023/04/30)
[Vol-06] 今回は桐ケ谷氷川神社から目黒川に戻り、市場橋、亀の甲橋、東急目黒川橋梁、太鼓橋、目黒新橋、共同専用橋までを継続遡上した紹介です。では谷山橋から250m上流に架かる『#31市場橋』からの紹介です。左岸の品川区西五反田3丁目と右岸の同じく品川区西五反田3丁目とを結び、一般道が通ります。左岸下流側に荏原調節池の取水口が見えます。地下4層構造で20万㎥が貯水可能です。
名称:市場橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:3.4km
橋の長さ:27.2m
有効幅員:11.8m
完成:1989年(S64)
市場橋から20m上流に架かるのが『#32亀の甲橋』です。此の橋も左岸の品川区西五反田3丁目と右岸の同じく品川区西五反田3丁目とを結び、通常時は人道専用橋で、此処まで橋が品川区管理になります。
名称:亀の甲橋
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:3.5km
橋の長さ:27.2m
有効幅員:7.9m
竣工:1986年(S61)
亀の甲橋の上流高架に見えるのが『#33東急目黒川橋梁』で、左岸方向の目黒駅と右岸方向の不動前駅との間に位置しており、東急目黒線が通ります。1999年(H11)に不動前駅付近が高架化されており、同時期の架橋と推定します。
名称:東急目黒川橋梁
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:3.5km
橋の長さ:約49m
軌道:複線
完成:1999年(H11)推定
東急目黒川橋梁から570m上流に架かるのが『#34太鼓橋』で、左岸の目黒区下目黒1丁目と右岸の目黒区下目黒2丁目とを結び、一般道が通ります。橋の下流側は河床勾配が無く、流れが滞留する為にヘドロからの悪臭が発生しています。対策として、高濃度酸素溶解水を供給して水質改善を行なう施設が整備中です。
名称:太鼓橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:4.1km
橋の長さ:27.2m
有効幅員:12.8m
完成:1991年(H3)
太鼓橋を左岸側に渡り、急な坂行人坂を110m程上がると右手に天台宗寺院の大円寺山門が見えます。大黒寺とも呼ばれ、1624年(寛永1)出羽湯殿山の修験僧大海法印が道場を開いたのが始まりと云われています。
石仏群は江戸三大火事の一つ、1772年(明和9)の「行人坂火事」による犠牲者供養として造られたものです。山号:松林山、本尊:大日如来像、所在:目黒区下目黒1-8-5。山手七福神の大黒天です。山門脇の行人坂に「目黒川架橋供養勢至菩薩像」が在ります。1704年(宝永1)に僧西運が目黒不動と浅草観音に毎日参詣、途中で人々から受けた報謝により目黒川に太鼓橋を架けたそうです。
大円寺から太鼓橋に戻り、今度は右岸側から西330m程に在る浄土宗寺院の蟠龍寺へ行きます。1648年(慶安1)に開創された称明院を、増上寺の霊雲上人により1709年(宝永)に霊雲山称明院蟠龍寺として改名再建されました。山号:霊雲山、院号:称明院、本尊:木像阿弥陀如来像、所在:目黒区下目黒3-4-4。山手七福神の弁財天です。
蟠龍寺から北150m程に天台宗寺院の大聖院が在ります。目黒不動瀧泉寺末で、1557年(弘治3)に良順僧正による開創と云われています。境内には、隠れ切支丹が礼拝物とした切支丹燈籠が在ります。元は千代ヶ崎の旧島原藩主松平主殿頭の下屋敷に在り、1926年(T15)に大聖院に移されました。中央の棹石には変形T字クルスとキリスト像と思われる形状が見られます。山号:松輝山、本尊:阿弥陀如来像、所在:目黒区下目黒3-1-3。
大聖院の北隣に在るのが大鳥神社です。806年(大同1)に創建された区内最古の神社と云われ、古江戸九社の一社に数えられ、目黒村の総鎮守社で、目黒のお酉様で有名ですね。祭神:日本武尊、所在:目黒区下目黒3-1-2。鳥居は1929年(S4)の建立です。
大鳥神社から北東260m程、目黒川に戻ります。太鼓橋から220m上流に架かるのが『#35目黒新橋』で、左岸の目黒区下目黒1丁目・目黒1丁目と右岸の目黒区下目黒2丁目・目黒2丁目とを結び、都道312号白金台町等々力線(目黒通り)が通ります。
名称:目黒新橋
構造種別:1径間PCアーチ
河口からの距離:4.3km
橋の長さ:25.7m
有効幅員:22m
完成:1933年(S8)
目黒新橋の上流隣に架かるのが『#36共同専用橋』で、NTTと東電のケーブル類が亘り、今回終着地点の橋になります。
名称:NTT&東電共同専用橋
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:4.3km
橋の長さ:約27m
有効幅員:約4m
完成:1967年(S42)
共同専用橋が帰宅設定ポイントで、東430m程に在る目黒駅から新宿経由で帰宅します。大崎駅からの遡上歩数、15240歩でした。
>>>後書き<<<
次回は共同専用橋から継続遡上して、ふれあい橋、田道橋、中里橋、なかめ公園橋、田楽橋までの紹介になります。
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次回アップ予定:Spot-138 町田『ぼたん園』 (2023/04/22)
[Vol-05] 今回は山本橋からの遡上で、上目黒川橋梁、ふれあいK字橋、東急池上線目黒川橋梁、大崎橋、五反田大橋、本村橋、谷山橋、高速2号目黒線谷山高架橋までの紹介です。では、南武線武蔵小杉駅から湘南新宿ライン経由、JR大崎駅東口からスタートします。
東口から北西440m、山本橋から160m上流に架かるのが『#23上目黒川橋梁』です。左岸方向の五反田駅と右岸方向の大崎駅との間に位置しており、山手線、貨物線、埼京線、湘南新宿ラインなどが通ります。側道のガード内壁に区立日野学園美術部の作品が描かれています。右岸下流の大崎光の滝公園内にもパブリックアートが一つ在ります。■『光の滝』作:三澤 憲司 2007年(H19)です。
名称:上目黒川橋梁
構造種別:1径間箱桁
河口からの距離:2.5km
橋の長さ:約46m
軌道:複々線
竣工:1989年(H1)
上目黒川橋梁から50m上流に架かるのが『#24ふれあいK字橋』で、下流側に水管が併設されています。上流側に円弧の亘りが連結されていて、上から見るとKの文字に見えることが橋名由来ですね。左岸の品川区西五反田1丁目と右岸の同じく品川区西五反田1丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:ふれあいK字橋
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.6km
橋の長さ:28.4m
有効幅員:3.2m
完成:1994年(H6)
ふれあいK字橋から60m上流に架かるのが『#25東急池上線目黒川橋梁』で、左岸方向の五反田駅と右岸方向の大崎広小路駅との間に位置しています。
名称:東急池上線目黒川橋梁
構造種別:1径間鈑桁
河口からの距離:2.7km
橋の長さ:約30m
軌道:複線
完成:不明
東急池上線目黒川橋梁から50m上流に架かるのが『#26大崎橋』で、此の橋も左岸の品川区西五反田1丁目と右岸の同じく品川区西五反田1丁目とを結び、都道317号環状六号線(山手通り)が通ります。左岸下流側が公園広場になっており、1930年(S5)竣工の大崎橋の親柱が残っています。
名称:大崎橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.7km
橋の長さ:約29m
有効幅員:約22m
完成:2000年(H12)
大崎橋から160m上流に架かるのが『#27五反田大橋』で、上流側にケーブルが亘っています。左岸の品川区西五反田1丁目・2丁目と右岸の同じく品川区西五反田1丁目・2丁目とを結び、国道1号(桜田通り)が通ります。左岸下流脇から定期的な放水があります、地下鉄浅草線の地下湧水(約1700㎥/日)です。
名称:五反田大橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.9km
橋の長さ:26.9m
有効幅員:40.8m
完成:1958年(S33)
五反田大橋から20m程上流に見えるのが『28本村橋』で、左岸の品川区西五反田2丁目と右岸の同じく品川区西五反田2丁目とを結ぶ、人道専用橋です。
名称:本村橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:2.9km
橋の長さ:27.2m
有効幅員:3.8m
完成:1984年(S59)
本村橋から290m上流に架かるのが『#29谷山(ややま)橋』で、上流側にケーブルが亘っています。左岸の品川区西五反田2丁目・3丁目と右岸の同じく品川区西五反田2丁目・3丁目とを結び、都道418号北品川四谷線が通ります。
名称:谷山橋
構造種別:1径間PC桁
河口からの距離:3.2km
橋の長さ:27.4m
有効幅員:40m
完成:1966年(S41)
谷山橋の真ん中に高架で架かるのが『#30高速2号目黒線谷山高架橋』で、今回終着地点の橋になります。1967年(S42)に一ノ橋JCT~戸越出入口が開通しています。
名称:首都高速2号目黒線谷山高架橋
構造種別:3径間箱桁
河口からの距離:3.2km
橋の長さ:約112m
有効幅員:約14m
竣工:1967年(S42)
谷山橋の上流右岸側に寺社が在りますので、其方を紹介してから終わりにします。先ずは南西280m程に在る、天台宗寺院の安楽寺へ行きます。竪者法印良珊による開山と伝えられています。
安楽寺は比叡山延暦寺の直末で、山号:松園山、院号:宝林院、本尊:阿弥陀如来像、所在:品川区西五反田5-6-8。
安楽寺から西120m程に桐ケ谷氷川神社が在ります。桐ケ谷村が開拓された江戸期に創建された鎮守と推定され、明治時代に村内の八幡神社、諏訪神社、第六天神神社を合祀しています。祭神:素盞嗚命、所在:品川区西五反田5-6-3。鳥居は1941年(S16)、狛犬は1859年(安政6)の建立です。
>>>後書き<<<
次回はSpot探索として、時季の花「牡丹」の紹介で、場所は町田「ぼたん園」になります。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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