This best shot
今回はSpot探索で、以前に紹介した町田薬師池公園の紅葉が見頃に成りましたので、町田駅界隈の寺社、美術館巡りと併せての紹介です。
スタート地点は小田急線町田駅、シェアサイクルを利用する予定でしたが、駅前のチャリは利用不可で南東700mに在るプライマル町田まで行って借ります。駅前の2Fまほろデッキに、オブジェ■「光の舞い」作:伊藤隆道が在ります。町田駅前通りに降りると前方にアーチが見えます■「シティ ゲート」作:黒川紀章です。先のレンブラントホテル東京町田の入口にもオブジェが在りました、■「肩車」作:工藤健です。
チャリポートから北110m程に、浄土宗寺院の勝楽寺が在ります。八王子市大横町の極楽寺末で、三橋新右衛門が開基となり、源蓮社光誉が1573年(天正1)に開山したと云われています。山号:三寶山、院号:紹隆院、本尊:阿弥陀如来像、所在:町田市原町田3-5-12。原町田七福神の寿老人です。
勝楽寺から東450m程に在る、熊野神社へ行きます。此の附近は丘陵地帯で、アップダウンが多くてパワーアシスト機能が大活躍です(笑)。高ヶ坂熊野神社の創建は不詳、高ヶ坂村内の鎮守社でした。祭神:伊邪那岐命、伊邪那美命、所在:町田市高ヶ坂2-38-1。狛犬は1940年(S15)の建立です。
熊野神社から北330m程、町田市立国際版画美術館脇のチャリポートに返却します。利用時間25m、130円でした。
町田市立国際版画美術館は1987年(S62)に開館した、版画を中心とした美術館で、現在約3万点の収蔵品を有しています。所在:田市原町田4-28-1。休館日:月曜日と年末年始、観覧料:企画展示毎に設定、常設展示:無料。何時もお世話になっている、トリケラさんブログ(https://torikera3.blog.fc2.com/blog-entry-3489.html)でも紹介された美術館で、”第4水曜日はシルバーデーで満65歳以上は無料”との耳寄り情報を見逃さず、11月22日(WED)に訪問、900円浮きましたヨ(笑)。
開催中の展示は、■楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師、2023年10月7日〜12月10日です。明治を代表する浮世絵師の楊洲周延(1838-1912)は、高田藩江戸詰藩士の家に生まれ、40歳頃から本格的に絵師としての活動を開始します。展示会では、周延の画業と其の魅力を、約300点で紹介していました。殆どの作品は📷撮影NGでしたので、一部撮影可能な作品だけ載せますね。
■二十四孝見立画合、■時代かゞみ 元和之頃 左甚五郎、■真美人 十四、■真美人 三十一
■今様けんし 宮しま船中遊:豊原国周の作品ですが、周延は国周の門下となり、背景を担当していました。
■高野師直・大星由良之介・大星力弥・寺岡平右衛門
■吹上御庭釣橋ノ遠景
■吾妻はし あつま楼 庭園の春景
■温故東の花 旧失火之際 奥方御立退之図
■東京名所江戸橋郵便局真景
■千代田大奥 御花見
■浅草公園遊覧之図
■欧洲管絃楽合奏之図
もう一つ、特集展示として■腐蝕の刻(とき)エッチングの世界 2023年9月27日〜12月17日が開催されています。此方は無料で、線描した版材を腐蝕する事により生まれるエッチングの魅力を紹介しています。16世紀から18世紀にかけて制作された西洋のエッチング作品40点が展示されています。此れも、撮影OKの作品だけ載せます。
■「ネロの墓」作:ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ、■「手の習作」作:ステファーノ・デッラ・ベッラ、■「壺のまえにすわる牧神」作:ジョヴァンニ・ベネデット・カスティリオーネ
■「キリストの埋葬」作:パルミジャニーノ、■「ディオゲネスとアレクサンドロス大王」作:サルヴァートル・ローザ、■「ヤン・ブリューゲルの(父)の肖像」作:アンソニー・ヴァン・ダイク、■「装飾文字によるキリストの頭文字」作:ダニエル・ホプファー
>>>後書き<<<
後半に、町田薬師池公園の紅葉などを繋げる予定で記事を書きましたが、全体のボリュームが大きくなり過ぎましたので此処で一旦、切ります。
と云う事で、次回はSpot探索の継続として、芹ヶ谷公園内のポケモン・デザインマンホール蓋、町田薬師池公園の紅葉などの紹介になります。
次回アップ予定:Spot-148 町田『薬師池公園の紅葉』 (2023/12/02)
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Author:mark60
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