子供のコスト
 体調悪いのでサクサクと。
■子供のコスト
 子供を生むのにかかるコストとして、「子供が出来た!」と思ったその日以降の、通院費というものがある。
 1回5千円程度、月2回程を10ヶ月。アバウト10万円。ちなみにこれは保険が効かない。なぜなら妊娠は、健康体だから。

 女性は、妊娠初期から、激しい運動禁止。個人差はあるが、基本的に仕事は無理だろう。人によっては出産ギリギリまで働いていた武勇伝があったりするが、危なっかしいので避けるべきだと思う。

 そういうわけで、女性が働いていた場合その収入が停止する。もちろん保険加入している様な規模の職場であるなら補助がある。が、パート、バイトだと普通に収入停止。

 ちなみに出産時は、60万円ぐらいかかるが、これは、国民健康保険の補助が出る。

 ちなみに自分の住んでいる地域は、産婦人科の数が大変少ない。予約も大変。待ち時間も大変。
 子供が出来て直ぐの時、里帰り出産の旨を伝えると、今すぐにでも病院を手配しておけといわれた。んでヨメの実家で手配しようとしたら「当日でいいですよ」と言われたそうだ。なんだそりゃ。

 保育園だって、待機児童で大変だ。私立に入れると月7万ぐらい飛ぶ。これって必要経費にならんのか?入れなきゃ働けないんだし。
 ちなみに、自分の住んでる地域は、幼稚園も少ない。馬鹿でかい市の癖に、市立幼稚園が2コ。舐めてんのか。
 この前、市長選あったけど、全部の候補が教育、保育の充実を歌って、現職が当選した。
 現職、お前の所為でこのざまの癖に何が保育の充実だ。そして当然何も良くなってない。

 というわけで、お子様の育成コストというのは、馬鹿でかい。
 子供が出来てみると、そりゃ可愛いもんだから、仕方がねーなぁと思いながらどうにかなるけど、作ろうかどうか迷う人にとって、これは脅威だろう。
 この状況下で、少子化対策とか言ってる阿呆供は全員過燃焼すればいい。 

 自分は子供が出来る前から「子供は後の税収なんだからもーちょいケアしろよ」という発言をしているが、出来てみれば本当にそう思うし、これから生もうかどうか迷う人を見ると、なおさら思う。

 日本人一人当たりの借金額が800万円を超えたらしいが、これを今後、払わず死んで行く人の分も埋めていかざるを得ない子供たちには、それなりのケアがあってもバチがあたるまい。

 日本の官僚機構、政治家に、怒りが湧くのも仕方がないことだろう。


 世間というのは不公平感にあふれていて。
 たとえば、発展途上国で教育の少ない地域は、発展が出来ず常に厳しい生活を余儀なくされる。
 彼らは、教育が無いから、知識という武器を持たず社会で闘わなければならない。生きていく為に、本当の武器(銃)を持っちゃう場合もあって、それはもっと悲惨。

 しかし今、利権を行使してる奴らが、今でのパイの取り合いではなく、未来へツケを回し続けるのは、なんともやり切れない気分になる。
 文句言えない相手になら何しても良いのか。恥を知れよもう。



榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)
アフリカ 苦悩する大陸


追記:
 ちなみに収入が一定以下だと受けれる補助がもうちょっとある。
 しかし、俺程度の稼ぎですら、受けれなくなる。実質的に意味が無い。

 またこの辺は地域格差が大きい。東京都などは、税収が豊富なので子供関連の補助は充実している。都会に住むコストが払える人間には魅力的だろう。
 都会向けベッドタウンは逆に人口の割に税収が低いのでかなり微妙。

2010/02/16(火) 10:07:06| 固定リンク|生活| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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