ふり【振り/▽風】
読み方:ふり
[名]
1 振り動かすこと。また、振れ動くこと。「バットの—が足りない」
2 人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。「人の—見てわが—直せ」
4 料理屋・旅館などで、紹介や予約なしに客が来ること。また、その客。「—の客」
「材木屋から搾(しぼ)る—のものを…払いに当て」〈秋声・縮図〉
7 女性用の和服の袖付け止まりから袖下までの、縫い合わせない部分。
「その様を習ひて謡ひたれば、—はその—にて似ぬにや」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
13 褌(ふんどし)や腰巻をつけないこと。多く男子にいう。ふりちん。
1 振る動作の回数を表すのに用いる。「バットを一—二—する」
かざ【風】
かぜ【風】
読み方:かぜ
[名]
1 空気のほぼ水平方向の運動。風向と風速で動きを表す。山谷風・海陸風のような小規模のものから、中規模の季節風、大規模な偏西風・貿易風などがある。「—が吹く」「涼しい—に当たる」「テントが—をはらむ」
2 その身に感じられる人々のようす。また、世の中の動きやありさま。「浮世の—は冷たい」「娑婆(しゃば)の—」「野党に—が吹く」
4 (多く「風邪」と書く)鼻・のど・気管などのカタル性炎症。くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・のどの痛み・咳(せき)・痰(たん)や発熱・頭痛・倦怠感(けんたいかん)などの症状がみられ、かぜ症候群ともいう。感冒。ふうじゃ。「—をひく」《季 冬》「縁談や巷(ちまた)に—の猛(たけ)りつつ/草田男」
「久方の月の桂も折るばかり家の—をも吹かせてしかな」〈拾遺・雑上〉
[接尾]名詞に付いて、そぶり、ようす、わざとらしい態度などの意を表す。「先輩—を吹かす」「臆病—に吹かれる」
かぜ【風】
て【▽風】
ふ【風】
読み方:ふ
⇒ふう
ふう【風】
読み方:ふう
[音]フウ(漢) フ(呉) [訓]かぜ かざ ふり
〈フウ〉
1 大気の動き。かぜ。「風雨・風車・風速・風力/寒風・逆風・薫風・光風・疾風(しっぷう)・秋風・順風・旋風・台風・通風・東風(とうふう)・突風・熱風・爆風・微風(びふう)・防風・暴風・無風・涼風」
2 人々に影響を与えてなびかせること。感化力。また、習わしや様式。「風紀・風教・風習・風俗・風潮/悪風・遺風・淫風(いんぷう)・家風・画風・学風・気風・矯風・古風・校風・作風・淳風(じゅんぷう)・新風・美風・弊風・洋風」
4 (「諷(ふう)」と通用)遠回しに言う。「風刺・風喩(ふうゆ)」
5 姿やようす。「風格・風景・風光・風采(ふうさい)・風体(ふうてい)/威風・好風」
8 病気。「風疾・風邪(ふうじゃ)・風疹(ふうしん)/中風・痛風・破傷風」
9 さかりがつく。「風馬牛」
〈フ〉
[難読]追風(おいて)・風邪(かぜ)・東風(こち)・微風(そよかぜ)・手風(てぶり)・南風(はえ)・疾風(はやて)・風信子(ヒヤシンス)
ふう【風】
(南の)風
(南よりの)風
(東または南の)風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風―勝負の日々
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
風
姓 | 読み方 |
---|---|
風 | かぜ |
風
風 (ふう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 04:30 UTC 版)
※この「風 (ふう)」の解説は、「ふーすてっぷ」の解説の一部です。
「風 (ふう)」を含む「ふーすてっぷ」の記事については、「ふーすてっぷ」の概要を参照ください。
風
風
「風」の例文・使い方・用例・文例
- 風が弱まった
- 彼女は風邪で学校を休んだ
- 雨に激しい風が加わった
- 船はいかりを下ろして風の影響を受けないようにした
- 夜になって強い風が出てきた
- ひどい風邪
- 風でスカートが膨んだ
- 私は突風で体のバランスをくずした
- 風船をふくらませる
- 風船が破裂した
- さわやかなそよ風
- 戸が風でバタンと閉まった
- 風で雪が塀際に積み重なった
- カモメは微風に羽をばたつかせながら鳴いている
- もう少し風が出れば彼らより先にゴールできる
- 強風に木々はたわんだ
- 一陣の冷たい風
- 風が強く吹いた
- 風が南から吹いている
- 風が野原を吹き抜けた
品詞の分類
- >> 「風」を含む用語の索引
- 風のページへのリンク