能登半島地震で見えてきた 日本海沿岸の活断層リスク
能登半島地震で見えてきた 日本海沿岸の活断層リスク
能登半島地震は被害の全容がなお判明しない一方で、大地震を起こしたメカニズムが見えてきた。半島の北東から南西に延びる海底活断層が群発地震によって連動してマグニチュード(M)7.6の大地震となり、「主犯」の断層も絞り込めてきた。日本海沿岸は海底断層が集中し、群発の長期化に加え、他の地域でも地震の恐れがある。太平洋側に比べ備えが遅れていることも災害リスクを高めている。
海底活断層がずれて発生
「能登半…
